開腹手術記~子宮腺筋症・子宮全摘出(術後2日後)

丸二日間、絶食&寝たきりで、体に管が3つ残った状態。

本来なら、昨日、点滴と尿の管は外せるはずだったが歩行できないため延期となり、もうどうにでもなれと思っていたが、朝を迎えるとムカムカも、もわ~んとした何とも言えない感覚もすっかり無くなり

お!?なんだか私、回復してきてる?と実感してきた(嬉)

しかもお腹空いてる!と入院日以来、初めて食欲が出てきた事でますます気分が上がってきた。

「朝ごはん食べれて、歩行できたら今日こそおしっこの管取れますからね~」

こんな看護士さんの言葉を聞いて俄然食べる気満々な私が挑んだ朝食。

軟菜食

結局、食べられたのは3割でした。
うん、無理は禁物。

担当医の回診で「お腹の傷も良いし、歩行が出来たら、全部の管取りましょう。」

この後、今か今かと看護士さんが来るのを待つ、そして…。

トイレまでの歩行確認(といってもベットから3m程度だが)を辛うじてクリア!ヨチヨチ歩きとはまさにこういうのを言うのだろう。おばあさん並みの腰の曲げ具合と短すぎる一歩一歩。それでも合格はもらえたので、おしっこの管を取ってもらえた。

これからの展開は素早い。

手の甲に刺さっていた点滴も外れ、残るひとつ、背中についていた硬膜外麻酔の管も主治医が来て外してくれた。(硬膜外はさすがに看護士は抜けないようだ)

か、解放感!最高~!


喜びに浸っていると間もなく、

「大部屋に移動しますので、荷物全部ベットの上に置いてくださいね~。ベットごと動かしますから」

という事で、再び、入院時とは別の大部屋へ舞い戻る。

昼食は5割ほど食べれたかな。ごはんこそお粥だが、おかずは普通食になっている。

全ての管から解放された事、食事ができた事、大部屋へ移った事を家族やら友人やらにLINEしまくる。

いろんな方のブログで読んではいたが、術後3日後からは嘘みたいに元気になってくるというのは本当だ。というくだりのブログもいくつも読んでいたが、本当にホントなのである。

ビバ!人間の回復力!


調子に乗っていたが、実は、大部屋に移って初日の夜は全然寝られなかった。手術当日も昨日もあまり寝ていないので眠れる薬をもらったのにである。

私の睡眠を阻む要因がまだ潜んでいた。


同室のおばあさんだ。独り言が多いのが気にはなっていたが、夜はそんなもんではなかった。
・イビキ
・寝言
・極めつけの叫び!?(これも寝言だが)

これには参った…。

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