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コロナショックによる経済動向

皆さんこんばんは、KyoNです。

新型コロナにおける経済状況の悪化がとても気になる、もうそれどころでもない人も多くいらっしゃいます。今回は日本経済に焦点を置いて記事を公開します。少しでも参考になれば幸いです。

*個人の見解であり主観も入っていることをご承知ください

日本のGDPはコロナが流行る前から、実はマイナスだった

コロナが流行する前から日本のGDPはマイナス6.3%だったのです。

政府は2月20日に発表した月例経済報告で景気を「緩やかに回復している」と公表したものの、景気動向指数は軒並下落。当時そこまで流行していなかったことから1月にもし回復していたとしてもそれは判断を下すに適さない材料だったかもしれない。感染源の中国では日系企業の生産ラインが停止したままであり、中国から仕入れる部品は未だにラインが動いてないため日本の経済にダメージを与えている。

中国経済は10年ぶりにマイナス成長となった。

中国の景況感を表すPMIは50を基準でみるのだが、2月時点で製造業35.7、非製造業で29.6と大きく割ってしまった。

リーマンショックを上手く乗り切ったこの偉大な経済大国がこの状況だと、世界に与える影響は計り知れないと考える。


中国の経済成長がマイナスになると・・・

中国の経済がマイナスになることで中国にある日系企業、そして部品などの輸入の大部分を占めている日本は大きな打撃を受けることは避けられません。

中国1単位の付加価値増加額が日本において0.06単位の増加をもたらしていると考えて、2007年から中国の経済が4倍にも膨れ上がっていると考えると中国が2%減速することで日本はマイナス0.48ポイント減速すると考えられている。

これはとてもすごい数値であり、日本の潜在経済成長鵜率は0.6%であるといわれているとインパクトが大きいのは言うまでもないことであろう。

日経平均株価の大幅下落幅を見てみるとそのことだけでは済まされない

ただ事ではない経済悪化が見込まれているだろう。

日本の経済を支えるインバウンド消費

近年外国客らの観光客が増えつつあった日本ではかなりインバウンドに力を入れていたであろうが、航空路がふさがれたことにより入国がそれぞれの国で許されなくなった。実質もう大きく落ち込んでいると考えられる。

中国人観光客に関しては2003年のSARSが流行したときは45万人だったものの、2019年までには20倍以上に膨れ上がる959万人と、考えられない数値をたたき出していた。今では3月の下旬からほぼすべての国における渡航が制限されたためインバウンド消費における日本の企業への打撃はとてつもないと考えられそうだ。

今まで積み上げてきたものが数ヶ月で失われてしまうのではないかと考えた。


東京オリンピックの延期における影響

日本はオリンピック延期における損失額は6408億円とされている。
仮に中止だった場合は4兆円を超える。

すでに開催に向けて施設の整備であったり、設備投資において開発が進められていたことから、国内総生産には計上されている。

オリンピックは日本に長期的な経済影響を持っているといえるだろう。

例えば観光、首都開発、そして国内支出などの項目から2000億円を超える収益が見込まれていた。オリンピック準備において支出した額から損失額を引くと約3500億円の損失だ。

企業において、スポーツメディア・放送局・スポンサー等様ざまな機関に影響を及ぼすことが見込まれる。

現にスポーツでは開幕の延期、イベントではすべて中止されていて多大なダメージを受けていることは誰もが考えてしまうことであろう。

長い目で見ていくことが重要であるが、アメリカ経済も崩壊することを余儀なくされている状況だ。

兎にも角にも今は感染拡大を止めることが最重要課題であると考える。


ひとまず自分の身を守ることから実行しよう

未だにコロナに対する特効薬が見つかっていません。

そのため各都市ではロックダウンという都市閉鎖を実行したり外出自粛令を出しています。徹底的に感染者を減らすことによって長期的に見た感染者数を激減させることが目的です。全世界では今特効薬の開発に力を注いでいます。経済の動向は国民一人一人の行動が少しでより良い方向へつなげていけると思うのです。自分は大丈夫と思わず、自宅でできるお仕事であったりやることはたくさんあります。今は生活が厳しいと思いますがあなただけではありません。たくさんの人々がこの状況に向き合いながら生活していることでしょう。不安になることでデマなどに流されそうになってしまってはいけません。皆さんで乗り越えていく課題なのです。

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