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歩く速度が遅くなったと感じたら?

先日、とあるお客様が大幅に遅刻をしてきた。
聞くと「思ったよりもそこからここに来るのに時間を要してしまった」
ご自身でも少し驚かれていた様子で、通常であれば10分で歩けるところからの移動にも関わらず30分くらい要した計算になるとのこと。


なぜこんなことが起こったのか、解明していきましょう。

0.歩く速度の低下が起こる

私も二十歳を越したころ経験したことがある。
歩く速度が速いと思っていたのに、どうも遅いのだ。
30分で到着予定が、50分もかかったあの日。自分にがっかりしたことは昨日のことのように思い出すことができす。現に今も人より歩く速度が遅く、すぐに抜かされてしまうという現象はそれ以来ずっと続いている。

最近になるまでこのことにあまり着目してこなかったが、このお客様のこともあるので少しフォーカスしてみようと思う。

1.その原因①<筋肉量>

低下するのである。
加齢とともに、ある程度低下していくという残酷な現実。
私の場合は高校時代までの部活で培った筋肉が2年で落ちた計算になる。
確かにこの頃くらいから「脚のだるさ」「むくみ」のようなものが気になるようになってきた。

2.その原因②<筋肉の硬直>

もう一つの大きな要因として、筋肉量の低下にプラスして「硬直」がある。
長時間の同じ姿勢、運動不足、ストレスによる神経過敏など「硬直」する条件を整えすぎないようにうまく生活を見直していくこと。
特に歩く際に使う筋肉軍を効果的に意識して使っていくことで改善していく。
この二つが、歩く速度に左右します。


ところで歩くときに使う筋肉をご存じでしょうか?

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私が、サロンからお帰りになるお客様の後ろ姿を見送っているとき、
密かに見ているポイントがあります。
どちらの足により長く体重がかかっているか?そんなことを眺めています。
重心は強い方に長く置く傾向があると思うので、どちらの脚が鍛わっていないのか?というのを漠然と見ています。


上記のイラストを見てもわかる通り、「歩く」ということは、ひざ下だけで行っているわけではなく、太もも、、、でもなく、大腰筋と呼ばれる股関節横、骨盤内に収まる筋肉も重要な要素であることは一目瞭然です。

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またもう少し上級編になると、そもそも「脚」は股関節付近ではないということ。実はみぞおちの辺りから脚が生えていると考えてみる。妄想してみる。不思議とその意識だけで重心が上へと上がり、疲れにくいからだを生み出すことができるようになっていきます。


簡単にはできないことかもしれませんが、意識レベルから、または形から入っていきましょう(笑)


たになかちよ/足の記録帳 足つぼマニア、あしの研究家、足つぼ二スト、バイヤー 足の不調がきっかけで、コンプレックスの解消と美脚研究に余念がない。趣味は海外旅行とコーヒー。