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Vol.1 足もみの順序ってあるの?

足つぼセルフケアをする。
足裏には対照反射区があるということを知り、
硬いところや重ダルいところを揉み進めたり、
気になる症状によいとされる反射区を揉み進めることになります。

60数個の反射区がある中を網羅していくと
「揉む順番ってあるのかな?」

どれくらい揉むのがベストなのか?
揉みすぎると良くないのか?

そんな質問がわいてきます。
今日はその話について少し紹介していきたいと思います。

揉む順番

揉む順番には諸説あるようで、
これは私のこれまでの「顧客目線調査」によります。

その① 一般的なもの
▶排泄(基本)ゾーン
▶親指からかかとまで、上から下に向かって

その② 神経・ホルモンからまずはアプローチ系
▶親指(頭)から刺激を入れていく
▶親指からかかとまで、上から下に向かって

(※無意識領域の神経・ホルモンを最初に刺激を入れることで
最初にスイッチを入れると聞いたことがあります)

その③ 上記まぜこぜパターン
▶排泄(基本)ゾーン
▶親指(頭)から刺激を入れていく
▶親指からかかとまで、上から下に向かって

その④ 甲側から
▶甲側から全体のストレッチからスタート
▶排泄(基本ゾーン)
▶親指からかかとまで、上から下に向かって

(※リフレ・英国式に多いですが、最初に足全体をストレッチすることで足裏の柔軟性が高まること、リラックス効果が高いことがあると思われます)

といった感じだろうか?
各々、考え方としてはそれぞれの考え方に依存しています。

うちも長く足つぼ技術をする中で考え方は変わっていったり、
お客様の足の状況によって順序は変えています。

個人的な見解ですが、
流れに逆らうような動きや、繋がりのない動きをする以外は正解も不正解もないと考えています。

左右どちらから揉む?

一般的に台湾式は、左足から。
英国式は右足からとされているように思います。

左と右足の差を見比べると、
左には心臓・脾臓の反射区があり、
右には肝臓・胆のう

これの差だと思われます。
これらの違いやカラダの作りの非対称性さを確認し、
左から施術するメリット、デメリット
右から施術するメリット、デメリット

これを考えるようにしましょう。

ちなみに、個人的な考え方としては、
セルフケアは「調子が思わしくない」方からスタートするでいいのでは?と
考えています。

例えばルール通り、左足からスタートして
余力がなくなってしまうことで症状が思わしくない右足をおざなりにするくらいであれば、右からスタートしていいのではないか?とお伝えしています。

色々、試してみてくださいね。

揉む回数・時間数

揉む回数も、多いからといっていいものでもありません。
それよりも大切なのは
「継続していく」
ということになります。

点押しする箇所は、3押し。
塗りつぶしをする箇所は、3塗り程度。

もちろん、気になるところや硬いところは
重点ケアとしてもう少し足してあげてもいいですね。

数十年かけて溜めたものを、
一点集中して押し出そうとしても「無理」ということを念頭に、
程よい加減で付き合うことが大切です。

基本ゾーン、神経・ホルモン系など足には関連する反射区が存在し、
その部位をゾーンで揉むことで血流よくすることで体質改善を行っていく技術それが「足つぼ」「リフレクソロジー」と一般的に呼ばれています。



たになかちよ/足の記録帳 足つぼマニア、あしの研究家、足つぼ二スト、バイヤー 足の不調がきっかけで、コンプレックスの解消と美脚研究に余念がない。趣味は海外旅行とコーヒー。