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Vol.11 反射区位置は、みんな一緒ではない

よく、反射区図表があって、
大体ここが「心臓」の反射区、「腎臓」の反射区、「胃」の反射区っていう感じで、大体のゾーンが展開されています。

残念ながら、足ツボっていうものは「ゾーン」で分けているものであり
だいたいの世界ではあるので、その部位をとりあえず全体的に揉んでいくというものになります。

一方で、ピンポイントに存在している「ツボ」や「経穴」というものや、
狭い範囲、細い形状で織りなされている反射区に関しては
「うまく触れているか?」「捉えられているか?」ということが要求されます。

(考えたら、鍼灸の世界で「なんとなくここ」なんてありえないもんね)


人によって反射区位置が違うという意味には、
各連携する臓器・器官の反射区の場所が違うという意味ではなく。
人のカラダというのは「個体差」があるということを伝えたいのです。

まず骨格の違い。
長年のカラダの使い方の違いで、筋肉の使い方、そして骨格が歪んでしまって例えばO脚で歩く場合、X脚で歩く場合でも足の裏の着地点、足首の可動範囲が異なっていきます。

そのため、押し方を変えて行かないと、触る方の意識を変えて行かないと万人にしっくりとくる足の反射区はつかむことができません。


足つぼ屋さんや、リラクゼーションサロンで、
なんとなく「もう少し上なんだけどな、、、」とか「もう少し横なんだけどな・・・」とか「ちょっと反射区ずれてるな・・・・」と思うこともあるかと思いますが、それは一律みんな反射区が同じ場所で、同じ押し方流し方をするから起こる「不一致」になっていきます。



たになかちよ/足の記録帳 足つぼマニア、あしの研究家、足つぼ二スト、バイヤー 足の不調がきっかけで、コンプレックスの解消と美脚研究に余念がない。趣味は海外旅行とコーヒー。