【反射区の謎】前頭洞?前頭葉?
流派によって、反射区図表の微妙の誤差があります。
▶ある一つの反射区の微妙な位置の誤差
▶そもそもの対照反射区の名称誤差
▶対照反射区の有無
私自身はあくまで「白黒」つけるわけでもなく、
なぜその解釈に各々が至ったのか?を冷静に見て、自分事として施術や
講座内で反映するようにしています。
そう至った理由は必ずあるはずですから。
---------------------------------------------
花粉症で今、ズルズルの方も多いかと思いますが、
「鼻」に関連する反射区として、
いくつかお伝えする箇所があります。
前頭洞?前頭葉?似ているけれど、違うことご存じですか?
私は普段、「前頭洞」とお伝えしているのが
「眉間のところ、花粉症やら、鼻の調子が悪いときに現れる」ココ。
これと同じ反射区を、「前頭葉」と表現している流派もあります。
どちらが正しいのでしょうか?
という質問を良く頂くので、今日はその件に関する私の見解を。
前頭葉って?
前頭葉は、脳の一部です。(ザクっとしすぎw)
「思考」や「判断」し、「行動」する機能をつかさどる役割を果します。
よく、おでこが前に出ている人は「未来志向」「頭がいい!」と
いわれるかと思いますけれど、そこですね。
場所は、こちら。
(赤で示す部分が左半球の前頭葉。右半球は透明にしてあります)
前頭洞とは
そういえば、副鼻腔と言われることも多いですが、
前頭洞は、副鼻腔の一部です。
「洞」とある通り、鼻腔とつながった「空洞」になっています。
「前頭洞」「蝶形骨洞」「篩骨洞(しこつどう)」「上顎洞」
この4つをまとめて「副鼻腔」と称します。
そのため、
「前頭洞」と「副鼻腔」はほぼ同じ解釈だと私は思っています。
一方の、「前頭葉」
私が元々習得した手技には、「前頭葉」という反射区は存在していません。
ただ、前頭葉は大脳の一部です。
普通の人間が、日常生活内で
「鼻がツライ」「鼻が詰まる」「鼻が止まらない」といったような症状を
感じることはあっても、
「意思決定ができない!」「行動ができない!」と悩むことはまた別問題なのかな(苦笑)と思っています。
どちらかというと、心の問題というか、
なぜそう思って「思考」ができず、「決定」ができず、「行動」が起こせないのか?
ただ、大脳という反射区が足つぼ技術には存在していて、
そこを押すことでこの「前頭葉」も包括的に刺激を与えていることにはなります。
実際に私個人的に足つぼが好きな理由の一つに、
「思考が整理されてい感覚がある」というものがあります。
間違いなく、この大脳に働きかけ、
「思考」するというよりも、「思考の整理」を促し、その中で「取捨選択」という「判断」をし、よし!やるぞ!と「行動」を起こすキッカケになっています。
信じるか信じないかはあなた次第
信じるか信じないかはあなた次第ですが、
思考ばかりが先行して、行動を起こせない方などで足つぼを試してみて
「行動に移せるようになった!」という未来を思い描きたい方は、
ぜひこの「前頭葉」に当たる「大脳」の反射区を揉んでみてはいかがでしょうか?
①番の、親指真ん中あたりになりますね
たになかちよ/足の記録帳 足つぼマニア、あしの研究家、足つぼ二スト、バイヤー 足の不調がきっかけで、コンプレックスの解消と美脚研究に余念がない。趣味は海外旅行とコーヒー。