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死の海か、死の船か

こんばんナマステ💙Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

今日は観光についてのニュースを調べても #知床観光船 のことで持ちきり。

ツーリストの安全確保は我々ツーリズムの世界にいる人全員の責務なので、船のこととか何にも詳しいわけではないけど、とても心が痛む。

ましてもう間もなく、悪夢の関越道ツアーバス事故から10周年。

その当日には記事を書く予定でいたので、それとも繋がりそうな今回の事故に対しての悔しさがある。

船の専門家でもなんでもないので続報を待たないと書けないことも多いけど現時点でわかることだけで所感をひとまず。

ひとまず船というのは簡単に傾くということは覚えておきたい。自分は過去にヨットに乗った経験があるので体感としてわかるけども、頭で理解できても体感したことない人は結構いそうなので。

この事故で気になるのは、そもそも知床の海が危ないのか、それとも事故を起こした船に問題があるのか

前者であれば、知床でクルーズをすること自体取りやめないし一定の制限がかかることになる。

後者ならば関越道ツアーバス事故や軽井沢スキーバス事故同様、国による監視体制の見直しとともにユーザー側の自衛策も考えなきゃいけない。

軽井沢の事故をもとに自衛策についての考え方を過去に書いた。

で、近年知床の観光船事故は多発している。

このうちの1件は今回の船だけども、それでも知床自体が多い。

貴重な観光コンテンツを失うようなことは考えたくないけれど、この海がまともな船のみで運航されさえすれば本当に安全なのかはきちんと調査される必要がある。

そして後者、今回の船自体の問題。

これはもうここまで出ている報道だけでも十分にヤバいとわかる。

ある程度まとまった情報が確定したらまた書くし、タイミング的には関越道ツアーバス事故と絡めてのものになるかもしれないけど、ひとまず保険業界などでよく知られている #ハインリッヒの法則 を引いておきたい。

「1件の重大事故の裏には29件の軽微な事故と300件の怪我に至らない事故がある」

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これを念頭に少しでもリスクのある事業者を早めに見つけ、未然に防ぐ体制が求められるんだけどね。

なんにせよ旅行屋として非常に悔しい。

せめてユーザー側の自衛策だけでも世に出していけるようまずは報道を注視していくとともにひとりでも多くの人の命が助かることを祈るのみ。

それじゃあバイバイナマステ💙暑寒煮切でしたっ✨


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