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京急の昭和化とその脱構築

こんばんナマステ❤️Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

今日から京急の改正ダイヤが始まるけど、

羽田関連を中心に細部は異なるものの、原則的に23年前のダイヤを引っ張ってきただけ。

この発表があってすぐに自分も記事書いたんだけど、

価値観というのは揺れ動くもの。

それこそ京急が23年前にダイヤを改正した頃、女性の眉毛は細く描かれていたものだけど、今や濃く描く方に戻っている。

だけどそれは嗜好の問題であって、利便性とは違う話だよね。

京急のそれは平成の繁栄を否定するものだとすら思う。

確かに平成ダイヤには問題もあった。それは特急や急行が停車していて快特が通過する駅が軒並み不便になったこと。エアポート急行が出てきてある程度改善されたけどね。

かといって昭和ダイヤに戻せばいいのかといえば、それはまた違うのかなと。

今回昭和ダイヤに戻した最大の理由は、コロナ禍で利用が減り、そしてそれは戻らないという仮定に基づくもの。

だからといって、時代を退行させるのが本当にいいことなのか。

それを是認したとき、この先人口減少が本格化すれば今度は久里浜以南を廃止とか言い出しかねない。

京急に限らずこの先に求められるのは、ある程度減便をしたとしても乗車機会が守られることじゃないだろうか。

そういう観点から令和ダイヤというのをこの前も考えたんだけど、今回は都営浅草線や京成グループも含めて考えてみたいと思う。

京急

まず、都内から羽田空港へのアクセスは現在モノレールと熾烈な争いをしており、かつ今後はJRも参入してくる。また、リムジンバスがどんどん増えている。ここの手を緩めるわけにはいかない。

一方で、品川ー横浜間をいくら速くしてもJRや東横線に乗り換える人の流れを止めることが現状できていない。というより快特を京急蒲田に停め出した時点で捨て気味になっている。

そう考えたとき、品川ー羽田空港第3ターミナル間ノンストップのエアポート快特が40分に1本では弱く、モノレールの空港快速を上回る10分に1本がいい。

三浦半島方面の輸送では快特や特急だと停車駅が少な過ぎるし、エアポート急行だと多過ぎる。両方を10分に1本ずつ走らせられるのならいいけど、それができないのなら足して2で割るようなものにするしかない。

今の快特停車駅に、京急基準では利用の多い平和島、新幹線などとのアクセスを考えて京急東神奈川、横浜と横須賀の市街地活性化の観点から日ノ出町と汐入を加えたものをメインに据えたらいいと考えている。

この電車を急行とし、前述の空港ノンストップを快速急行とする。

空港線内の輸送に関しては京急蒲田で折り返すピストン運行ができないため、一番近い折り返し駅である京急川崎までの運転にせざるをえない。

京急川崎の引き上げ線は4両編成までしか入らないけれども、昔の快特に連結されていた羽田空港行き(エアポート急行の前身的存在)も4両編成だったのでこれでひとまずは。

雑色と六郷土手は通過して空港線内各駅停車、これもとりあえず急行としておく。

品川から大鳥居などに行く場合は、蒲田で3階と4階を行き来することになるけれども昨日まで似たようなものだったのでやむなき。あちらを立てればこちらが立たずかなぁ。

普通は品川ー逗子・葉山系統が6両、金沢文庫ー浦賀系統が4両とする。

都営浅草線方面ー羽田空港間の快速急行、泉岳寺ー三崎口間の急行、羽田空港ー京急川崎間の急行、品川ー逗子・葉山間の普通、金沢文庫ー浦賀間の普通をすべて10分に1本という布陣で、品川ー京急川崎間と金沢文庫ー金沢八景間は10分間に3本、残りは1〜2本と減量したけれども乗車機会はある程度確保できた。

都営浅草線・京成押上線

本当は今のエアポート快特/アクセス特急のようなスキップ=サーヴィスをしたいけれど、都心での運転間隔が開きすぎるのも考えもの。

もっと本数を増やせればいいけど、そうでないのなら都営浅草線内では利用の少ない本所吾妻橋のみ快速急行を通過させる。押上ー青砥間はノンストップ。

西馬込ー泉岳寺間が現状10分間隔なのはいくらなんでも酷い。高輪台と戸越は利用が少ないけれども5分間隔にしてもらいたい。

10分間に羽田空港ースカイアクセス線方面(半数は京成高砂折り返し)の快速急行、西馬込ー青砥間と西馬込ー泉岳寺間の普通を1本ずつにして、西馬込ー浅草間では5分に1回利用できるようにしてもらいたい。

北総線・スカイアクセス線

現在のアクセス特急を京急・都営と共通の快速急行に改称、印旛日本医大も通過させる。40分に1本はあんまりな話で20分に1本にしてもらいたい。

代わりに普通を成田湯川まで乗り入れさせることになるけど、成田湯川は北総じゃないとかあまりにみみっちい。

普通が20分に1本というのも不便。印西牧の原までは10分に1本にしてほしい。

8両編成での10分間隔が過剰なら4両編成がいい。

京成上野始発で4両編成を2つ繋げ、高砂で成田湯川or印西牧の原行きと京成金町行きに分轄したらいい。

ということで20分間にスカイライナー、羽田空港ー成田空港間の快速急行、京成上野ー成田湯川間と京成上野ー印西牧の原間の普通を各1本としたい。スカイライナーの新鎌ヶ谷停車は快速急行の増発に伴い廃止。

京成線

まずスカイライナーは都内で細かく利用を拾うために青砥だけでなく町屋にも停めたい。

現在の特急に代わるメインの電車として、町屋・船橋競馬場・京成臼井・京成酒々井・公津の杜にも停まる急行、臼井から各駅停車になる区間急行を設定、合わせて10分間隔にする。急行は成田空港、区間急行は芝山千代田行き。

京成津田沼までは4両編成を2本繋げて走らせて、成田方面と千葉方面に分割。千葉方面は京成幕張本郷と京成千葉から各駅に停車。

普通は京成上野発が4両編成2ユニットで京成高砂にて京成金町行きと北総線方面。京成高砂ー京成臼井間の普通は6両編成。

千葉方面の普通は松戸ー千葉中央間の系統に新京成と1本化する。上野方面からは急行に乗れば京成幕張本郷であとから来る普通に乗り換えられる。

以上で、利用の少ない大佐倉・宗吾参道・東成田・芝山千代田のみ20分に1回、あとは10分に1回以上の乗車機会が生まれる。

京成は元々利用が少ないので、津田沼以東で4両編成が走ってもそんなに問題がないはず。

といったところで、

といったところで、いたずらに本数を増やすことなく、乗車機会を維持発展させることを心掛けた結果、全体的に停車駅を増やすところが多かったけれど、

重心を下げるなどで少しでも速度を上げて、所要時間の増加を抑える努力は求められる。阪急電車はこれをやって沿線満足を上げている。

また利用が増えて、本数を増やせれば速い電車、中くらいの電車、普通の3本立てにできるんだけどねー。

世の中は完全には戻らない、というのが鉄道各社の見方である以上はね。京急的には平成はもう戻ってこない。

だからといって昭和に戻るのではなく令和ならではの新しい価値を生み出してほしい。

それじゃあバイバイナマステ❤️暑寒煮切でしたっ✨







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