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弘南鉄道はハリボテだったのか

こんばんなまらステ❤️Kyoskéこと厚沢部煮切(あっさぶにるぎり)だべさっ⭐️

ヤバいだろこれ😓

レールの異常が見つかり、全面補修するというのは安全第一だから仕方ないんだけれど。

かつ、異常のない区間は早期に復旧させるよう動いているのも素晴らしい。

だけど、すぐに代行輸送が始まらないってどゆこと。

調整云々言ってるけどさ、弘南鉄道はバス会社でもある。それを回さないというのはありえない。

沿線の高校とかどーしてんの❓休校❓

いまのご時世、人が足りないのは仕方がない。

限られたリソースのなかで何を犠牲にするかを考えれば、高速バスしかないだろうね。

何便かを運休にしてドライヴァーを代行バスに回す。

運休便を予約していたお客様には原則他の便への振り替えをお願いすることになるけど、拒否られた場合は新幹線や飛行機を手配するしかない。

酷だけどそれが公共交通としての責任。

実のことをいうと大鰐線はほぼ全駅が既存の路線バスやJRで代替可能。

これに対して弘南線は大鰐線より遥かに需要が多いのに、とくに弘前ー田舎館間には並行するバスがない。

幸いこの区間は先行して復旧するようだけど、そにしたってそれまでの間代行バスがないのは酷過ぎる。

高速バスを運休してでも何とかすべき区間だった。

弘南鉄道は県庁所在地でなければ、雪も降る中で非常に健闘している私鉄として知られ、弘南線は黒字になる年もある。

国鉄民営化の際、廃線が通告された黒石線と矢島線の運営に手を挙げ、矢島線の方は由利高原鉄道という第3セクターになったけれど、黒石線はこの時JRに引き継がれなかった特定地方交通線のなかで唯一私鉄に譲渡されたほど。

結局黒石線は廃止になったけど、弘南鉄道のおかげで10年以上寿命が延びたし、弘南バスに転換され、責任運営は続いている。

このようにどちらかといえばイメージのいい会社だったはずなのに、なんでコーナンのか。

今回のことで弘南鉄道のアンチに回った地域の人たくさんいると思う。

でも今回の対応がすべてなんだろう。

弘南線は兎も角、大鰐線は万年赤字で常に廃線論がついて回るけど、弘南鉄道は見捨てようとしない。

これ美談じゃなく、バスのドライヴァーがいないので例え赤字でも鉄道を残さざるをえないんじゃないのかな。

鉄道がダメならバスで何とかします、が一般的な対応だけど、弘南鉄道はそーじゃない。鉄道がダメならそれでおしまいなんだよ。

ということはバスの自動運転が固まれば、特に大鰐線は速攻で廃止になるんじゃなかろうか。

でも自動運転バスがあれば、むしろ積極的な代替バスの運転ができるということにもなる。

大鰐線の需要が少ないのはJRとほぼ並行していることもあるけれど、中央弘前という独立したターミナルが不便だからでもあり、上毛電鉄の中央前橋や北陸鉄道石川線の野町にも同じことがいえる。

これらの路線に共通するのは、市街地を走ってJRの駅まで繋がるLRTにすれば再生できるということ。

これによって中心市街地に集まるバスを整理して、大鰐線を軸にした交通網に切り替えればどうか。

代替バスを出せない今これをやってしまえば大鰐線が不通になると交通網がすべて壊死してしまうけれど、

バスの自動運転が可能ならば、容易に代替バスを出すことで交通網の崩壊を防げる。

バスの自動運転が本格的に始まれば、ローカル鉄道はひとたまりもない、普通はそー考えるけど、実は逆じゃないかって。  

自動運転バスにより今よりもきめ細かい輸送を行うにしても、軸は弘南鉄道をブラッシュアップさせたLRTに担わせる、というのは合理的。

これを機に弘前市をはじめとした沿線自治体は弘南鉄道と弘前都市圏の交通体系の未来について真剣に話し合わなければいけない。

弘南鉄道という私企業のみでこれ以上交通の公共性を担保するのは無理があることが露呈したのだから。

それじゃあバイバイなまらステ❤️厚沢部煮切でしたっ✨

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