見出し画像

【twitterスペース連動】インド観光VISAの選び方

インドの観光ヴィザを取っちゃおう

こんばんナマステ🧡🤍💚Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

今夜22時からtwitterスペースでインドの観光ヴィザについて話すので、それに連動してこちらでも記事を上げとくよ🌟

twitterスペースの話は、オンライン旅行会社のステマ記事のレヴェルをイメージして書いてるので、知ってる人からすれば何を今更感もあるのだけど、

最近インドへ行く人が増え始めてきていて、それに伴いヴィザのことで悩んでるtweetなんかも見るのでそれならね、ってとこ。

さて、インド観光ヴィザには3種類の取り方があり、アライヴァルヴィザ、eヴィザ、通常ヴィザとなっている。

この順番で取る時の手続きは楽だけれど、反面確度の低さ、制約の多さ、実費の高さがある。

それを解説して、年末年始や春休みのインド旅行に役立ててもらえたらということで。

アライヴァルヴィザ Visa On Arrival

文字通り入国時に申請をして、その場で発給されるヴィザ。

よくヴィザのいる国、いらない国なんて言い方があるけども、いらない国であっても通常はこのアライヴァルヴィザを発給することが多い。

インドの場合、このヴィザは日本・韓国・UAEの3ヶ国の国籍保持者にしか発給しない。

日本とUAEはインドと関係が深いのでわかるけど、なぜ韓国❓って思うよね。文前大統領が相当頑張ったんだよ。いや、ホント。日本では日韓関係を極限までぶっ壊した最低最悪の韓国大統領という印象しかないだろうけど、その一方でこれまで日米中露プラス欧州しか見てこなかった韓国外交に新たな機軸を齎した人でもある。

これがあるおかげで、我々は

そうだ、インド行こう。

が、可能になる。

だったら少なくとも観光目的においてはこれでええやんけ、って思うかもだけど、そーでもない。それなりの制約があるんだな。

まず、デリー、ムンバイ、ベンガルール、チェンナイ、コルカタ、ハイデラバードの6空港でしか発給されない。

バンコク経由でいきなりヴァラナシとか行きたい人には無理だし、一番これに引っかかるのは仏跡巡り。ネパールからの陸路入国に対応していないのだ。

あと帰国時の航空券の提示も必要なので、バックパッカーには向かないかも。

有効期間は60日以内かつダブルエントリー。

つまり、発給時の入国を除いてあと1回しか入国できないし、ヴィザの延長も不可。

そして1年間に2回しか発給されない。だから、1年間に5回以上インドに入国する用のある人には向かない。

実費は他のヴィザより高い2,000ルピー。クレジットカード・デビットカードや外貨でも払える。

そもそも2回目を発給するつもりが最初からあるのなら、これを2回払うのは馬鹿らしい。

テクニックをひとつ紹介すると、1万円札で払うといい。

日本円は万券しか受け取ってくれないようだけど、それを払うと3,000ルピーちょいを返してくれる。

つまり、両替の手間が省けるわけさ。

インドルピーは事前に外国で手に入らないので、これはとても助かる。

申請書類は簡易的だし、写真もその場で撮ってくれるのはいいけど、発給まで時間がかかることがあるうえに、発給されないリスクだってある。

それと突然休止したりもする。

デリーの空港には日本語で説明してくれるおじさんがいるのは有名だけど、他は多分いない。特に直行便のないコルカタやハイデラバードではまずいない。英語での交渉力も問われる。

個人的には制約もあるし、リスクも含めてできればあんまりオススメはしない。

もうeヴィザや通常ヴィザの申請が間に合わない人か、それらのヴィザが不備などで発給されなかった人が最後の手段として、という感じかな。

eヴィザ e-VISA

これが今や一番多いんじゃないかな。

オンライン申請をして、クレジットカードで支払って発給されるもの。発給は申請から72時間以内とされていて早かったら1日、遅いとホントに70時間後とかに来る。

昔は滞在日数や入国回数の制限が多くて、あんまり勧めてなかったんだけど、今や日本人なら5年間のマルチプルエントリー(入国し放題)が可能なので、ほとんど制約がない。

ただし気を付けなきゃいけないことがある。それは発給されるのはヴィザそのものではなく、それと引き換えるためのETAと呼ばれる書類。

したがってETAを持って行っても入国審査の段階で発給されないリスクはゼロじゃない。

ETAを忘れてったらもちろんアウト。

紙を忘れた場合電子データで大丈夫っぽいけど、eヴィザの画面ってスマホから入れないんだよね。だから最低でもダウンロードはしていく必要がある。

ETAはヴィザではなく引換券ということを思い出してほしい。発給地の制限もある。29の国際空港と5つの国際港のみになる。空港でこれに引っかかることはほとんどないけど、ネパールなどからの陸路入国ができないので仏跡巡りを中心にやはり引っかかる。

実費は25USドルプラスアルファでおよそ26USドルと思えば問題はない。アライヴァルヴィザよりは安いけど、通常ヴィザよりはだいぶ高い。

でも大使館・領事館に行く手間を思えばね。

陸路入国を予定している人以外は、ほぼこれがいいと思う。

といっても申請フォームへの入力は結構面倒くさくてコツがいる。2時間くらいかかったという声もある。

パスポートコピーのアップロードの仕方がわからなく色んなブラウザ試してるってつぶやいてる人がいて、単純にオレンジのボタンを押せばいいと教えてあげたこともあった。

というか、この時にもしかしてこの話需要あるのかな、って思ったの。

写真はテキトーに撮らず、ちゃんとフォーマット守んないとホントにリジェクトされるから気を付けてね。

ウチらも含めて申請代行屋はたくさんいる。相場的には実費プラス1万円前後かな。

もっと安くてもいいと個人的には思っているし、多分業界の人みんなそう思ってるけれど、価格破壊をしてしまうと一時の殺到と、その後の誰も得しない不毛な価格競争に入っていくので、相場より少し安いくらいで収めてるのが実情。

通常ヴィザ Regular VISA

大使館や領事館で取得するヴィザ。別に日本で取得する必要もなく、他国の大使館や領事館でも取得できるし、逆に東京の大使館や大阪の領事館で外国人のヴィザを取得することもできる。

とりあえず日本国籍の人が日本で取得する場合を見てみると、東京の大使館と大阪の総領事館で管轄が分かれていて、

中部地方以東と沖縄県在住の人が東京の大使館、沖縄県を除く近畿地方以西在住の人が大阪の総領事館の管轄になっている。

名古屋の旅行会社や団体などから依頼をもらうと、愛知県・岐阜県・静岡県が東京、三重県が大阪という感じで割れるので注意を要する。

大阪の審査はやたら厳しく、ヘタなこと書くと申請者が面接に呼ばれることもある😱

どちらにせよパスポート原本と顔写真、それに予めオンラインで作成した申請書類、航空券のコピー、以前のヴィザのコピーが必要になる。

その昔は大使館や領事館行ってその場で書類を書いたものだけど、今はそれができずオンラインでの申請書類作成が必要。

申請場所を入力する際、東京申請は「Japan Tokyo」、大阪申請は「Japan Kobe」を選ばないと受け付けてもらえない。

なぜ大阪申請がKobeなのかというと、元々は神戸に領事館があって、阪神大震災の時に大阪へ移転したから。今でも神戸はインド人が多い。

その入力内容はeヴィザとほぼ変わんないから、わざわざ大使館や領事館に行くメリットはほとんどない。

というか、大使館や領事館としてもあんまり来てもらいたくなく、eヴィザに誘導したくてeヴィザの効力を引き上げている。

eヴィザが始まるまでは大使館で手に負えず、わざわざヴィザセンターを民間委託で別に設置していた時代がある。

その頃は書類に不備があると、有料でノートパソコンを借りて打ち直すようなこともできたけどね。流石民間委託。

ヴィザの実費は1,200円とアライヴァルヴィザやeヴィザより遥かに安いので、大使館や領事館に交通費をかけずに行ける人にはメリットはある。

ちなみに東京の大使館は九段下駅から九段坂を上り、千鳥ヶ淵に行くために曲がったところ、大阪の総領事館は堺筋本町駅すぐのところにある。

申請の受付は平日午前のみ、受け取りは2営業日後、つまり月曜日に出せば水曜日、金曜日に出せば火曜日の午後のみ。

インドの㊗️日などには休むので注意を要する。

今年は日曜なので関係ないけど、クリスマスに休むのでインド🟰ヒンドゥー教だと思ってる人は面食らうとこ。

eヴィザと比較してのメリットは実費のほか、交渉次第で10年有効の観光ヴィザが出ること、そして何よりも事前にヴィザが手に入ること。

もちろん、ヴィザがあるからといって絶対に入国できるわけじゃないけど、確度は圧倒的だし、何よりもインドで外国人に開放している国境ならすべてに通用する。陸路入国ができるのは通常ヴィザだけなのだ。

つまり観光で通常ヴィザを取る人はイマドキほぼ陸路入国者に限られる。

申請代行の相場はeヴィザと変わんないか少し高いくらい。こちらが元からの相場であって、eヴィザの方が通常ヴィザの相場に引っ張られて高止まりしてるわけね。

通常ヴィザの申請は人がわざわざ大使館・総領事館へ行くんだから、そりゃあお金は動くよね。

昔は週2〜3は大使館行ってたし、いっつも同じ顔ぶればかり見かけてた。要するに同業者。

まとめ

どの手段で観光ヴィザを取ればいいのかは条件による。

日数がなければアライヴァルヴィザ一択、陸路入国であれば通常ヴィザ一択、そーでなければeヴィザ推奨ってとこ。

まずeヴィザを基準に考えてみて、当てはまらないようなら他を選ぶというのがいいと思う。

それじゃあバイバイナマステ🧡🤍💚暑寒煮切でしたっ✨

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?