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個室というか個人室だよね

こんばんなまらステ🧡Kyoskéこと厚沢部煮切(あっさぶにるぎり)だべさっ✨

東海道新幹線に個室が新設されるということで、

大昔にはあったので復活ということになるといえばなるのだけど。

Facebookで見かけたコメントなのでリンクは貼れないのだけど、「子どもが小さかった頃はいつも個室を予約してました、懐かしいです」というのに強烈な違和感を持った。

大昔にあったやつはいわゆるコンパートメントというやつで、家族なりグループ客向けのやつ。

昼行列車よりも夜行寝台列車では非常に良く見かけるやつだね。

今回東海道新幹線にできるという個室は1~2人利用で、専用のWi-Fiを用意してどーのこーのとか明らかにビジネスユースなのね。これ、レンタルオフィスとか、最近駅にあるビジネスブースとかそーゆーのの延長じゃないだろうか。

東海道新幹線の最新車両N700Sは7号車がS work車両として専用のWi-Fiが入るなど、仕事する人向けになっている。

7号車にあって喫煙ルームは他に先駆けて廃止され、ワークスペースになったし、1.5席使えるPシートというのも一部に導入されている。

このようなものが導入される背景としては、航空機への対抗という意味もあるだろうけど、家からオフィスへの通勤と出張という旧来の働き方から、テレワークによって動きながら働ける、というように変わってきているから。

JR東海自体が新幹線を使った遠距離通勤を社員に認めているわけで。そりゃあんたのところだから交通費ロハだよな、とかそーゆー問題じゃなくて。朝夕の満席の新幹線を社員に使わせたら、それってその席数の分だけ損失になるので交通費支給しているのと一緒だよ。

今回の個室はS workの一環だろうと思う。

個室は10号車の喫煙ルーム跡にできる、という予想があるけれど、

S workの一環だとしたら7号車のビジネスブースを置き換えるんじゃないかなぁと。

そして料金はもしかしたら1万円くらい取るんじゃないかという気がする。

というのも東京ー新大阪とほぼ同距離の東京ー盛岡でグランクラスが9,000円なのよ。

基本的にEX予約でしかやらないなら、空いてたら直前割でもすればいいのだから。

それとは別に10号車の旧喫煙ルームをグループ向けコンパートメントにしてもいいんじゃないかと思う。

これぞ個室の復活であって、できる限り多様な需要に応えるべき。

なお、まだJR西日本とはなんの話し合いもしていない様子で、初期は東海道新幹線のみで完結する東京発毎時0分のぞみにのみ充当されるのかもしれない。

これなら10編成程度用意しておけば、代車も含めて運用できるんじゃないかな。

でも、できることならN700Sの全編成で揃えた方がいい。

現在のN700Sでは車椅子席が2席のものと6席のものが混在している。国交省が1,000席以上の列車には6席以上の車椅子席を置くよう指示したからなのだけど、今のところ新造車は6席にしているけど、既存車は2席のまま存置している。

これは東海道新幹線が長らく続けてきた座席数の統一原則に反しているのよ。

何故座席数を統一させているのかというと、運用が非常に柔軟になるし、代車になっても座席の調整をしなくて済むから。

車内の改装工事なんて別に大した日数はかからず喫煙ルームの撤去だってあっという間だった。

それでも車椅子席数の統一を急いでこなかったのは、しょうがい者軽視ではなくその他の改変と一緒にやりたかったけど方針が決まらなかったからじゃないかという気がする。

ビジネスブースは座席じゃなくてブースだから、JR東海の車両だけ好きに置けるんだけども、座席っていうとそのための料金設定が必要になってくるので調整が面倒くさい。

そもそも山陽新幹線を運営しているJR西日本がS work的な個室を欲しがっているのかどうかすらわからない。

うまく話し合って、N700Sについては全車両で車椅子席6席と個室(7号車S work、10号車コンパートメント)に統一してもらえたらいいなと思う。

N700は遠くないうちに退役、N700Aも既に予備車扱いなので、N700Sだけで通常は回せる。

そうしたら無茶苦茶運用が楽になるからね。

東海道新幹線の座席統一って、多様性がなくてつまらないといえばつまらないことだけれど、少なくともリニアが全通するまではそうしないとやっていけないはず。

それじゃあバイバイなまらステ🧡厚沢部煮切でしたっ✨



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