子どもの思いを予測する、読み取る〜実践から学んだこと🙆🏼‍♀️


私の保育園は、乳児は複数担任でクラス全体を保育し、
生活面を【担当制】として少人数で援助しています。
乳児期は、特定の大人との愛着を育むことが必要とされていて、より深く丁寧に排泄や着脱、食事などの状態を把握して援助していくねらいがあります😊

保育士と子どもの相性やグループの子どもたち同士の関係性や段階があり、時折担当替えをするのですが…
その中で、食事位置が変わった次の日のこと。

1歳クラス、2歳児の男の子Aくんが
食事の時間で手を洗い席に連れて行くと頑なに座らないので、「???」となっていました。

隣のテーブルの先生は「テーブルが変わったからかな?」「大丈夫だよ〜」と声をかけてくれていましたが、
私〝昨日座っていたもんなぁ…なんだろう…〟と思い、
「食べたくないの?」と聞くと返事なし。
「Aくんのマークここにあるよ、座ろう」にも返答なし。
「膝に座る?」と言っても、遠くを見ていたので
「食べる気になったら教えてね」と声をかけ、
ひとまず、他の子たちの食事の介助をしていました。

少しするとテーブルに両手をついたので
はっとして、「うんちしたい…?」
と聞くと目が合い頷く彼。
「そっかぁぁぁああ、そうだったかぁ😭
気付かなくてごめんよ〜😭」と言いましたが
まだ出てない状態だったので、
場所を移してトイレで踏ん張ると無事に排泄でき、
(トイレで初めてできた🚽)
食べられる物だけ食べて、お昼寝をしました。


以前にも記事に書いたことがありましたが、
まだ言葉にならない乳児の子たちも、必死に自分の思いを泣いたり頷かなかったりして表現していて、
保育者はどれだけ予測して声をかけられるか、
受け止められるかが大切だと感じます。

その中で「こうなのかな?」「それともこっちかな?」と
予測の幅は、色んな背景や段階や気持ちの理解をできるかで違ってくるなぁと思ったのと、一人一人の子どもたちと丁寧に対話して(時には言葉でなく目線や仕草や表情)いきたいと改めて自分を律しました。

わかってくれた〜という時の子どもの表情や雰囲気は、本当に穏やかで、こういうやりとりを積み重ねて、信頼関係が深まっていくのだと思います😌🌈

実践から学んだエピソードでした😊🍃

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