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こどもかいぎ🙋🏼‍♀️🌈4さい実践編


こどもたちが丸くなって椅子に座り、
顔を見合わせて…いざ!!

こども会議始めますっ🙋🏼‍♀️🎉

定員24名クラスで実践したこども会議の様子をまとめました(^_^)💞



第1回こどもかいぎ 4歳児20名

?順番争いでけんかした時ってどうする?

(人形2体ですべり台で順番を争うシーンを見た後に問いかけ)
保「こういう時ってどうしたらいいかな?」

「じゃんけんで決める」「話し合いがいいと思う」「にらめっこがいい」「宝さがしで決めると良い」
「一緒に滑ればけんかしない」
「膝に座っていっしょに滑る」

→色んな解決方法があって◎
お友だちとけんかした時に使えると良いね、
と話しをしました😊
それにしても、、にらめっこでどっちも笑っちゃうっていう解決方法、なんて平和なんだと感動🥹
でも子どもは本気で笑ったほうが負け、だけど
なんだかふっと笑えるって大切ですよね😌

第2回こどもかいぎ 4歳児23名

?わざとOOするってどう?

(前回の会議で、「鬼ごっこの時わざと足を出して転ばせるのも会議したい」という一言から)

「だめー」「謝った方がいい」

保「作戦で体を使うのはアりだよね…」
「痛いのはだめ」
「守ったり手を広げたりするのはいい」

保「わざとの時で痛い時は謝るとして…わざとじゃない時ってどう?」
「園庭で赤ちゃんたちいる時にぶつかっちゃったことある」「それでも謝る。」

保「すごいね、私だったら謝れないかも」
「じゃあ先生の中に鬼がいるってこと?」


→わざとでもわざとじゃなくても
謝る方が良い意見が多かった😊
正解を決めるのではなく、
一人ひとりが意見を言ったり聞いたりして
自分事で捉えてみることが大切なので、
なるほどね〜で終了の会議もある!

第3回こどもかいぎ 4歳児23名

?作品棚使い方、置き方について?

(数日前に多数決でみんなで決めたテーマ)

「自分が作った物が壊されたことがあって悲しい気持だった」
「(自分の作品とわかるように洗濯バサミにマークと名前を貼った物を普段から置いている)洗濯ばさみで僕の物ってわかるのに、お迎えが来たら友だちが触って使ってた。」
「3才が遊びに来た時触って壊れちゃったことある」

保「みんなはここが作品置き場って知ってるけど、
小さいクラスの子たちは知らないんじゃないかな?」
「紙を貼っておくと良いよ」
「わかるように棒を立てておこうよ」
「3才に教えてあげよう」
!わかりやすく棚にビニールテープで印をつける案に決定!

保「かっこいいものが作品棚にあって羨ましい〜
使いたい〜って思ったことある?」
「ある!」

保「そんな時はどうしたら良いかな?」
「使ってもいい?って聞くと良い」
「同じ物を作ったらいいよ」
「友だちのを見て、やりたい時はそうやって言う」


→みんなで作品棚の使い方や気になっていたことを共有したことで、曖昧だったことが明確になった会議😊
日頃の生活で疑問に思ったことや、感じていることを発表できる場があってみんなで対策を共有できる場…まさに会議の醍醐味です(^_^)


◎まとめ◎


前にnoteの記事にも書いた映画こどもかいぎを
実際に自分のクラスでやってみた所、
経験を積むにつれてみんながワクワクしたり
これもみんなと話したい!会議したい!と言ったり
主体的な姿がすごく増えてきたと感じました😌

最初は聞く参加に徹していた控えめな子も、
回を重ねるごとに手を挙げて、
自分の意見を主張していて、
それをみんなが「なるほどね〜」と
認めてくれるという安心感や存在感も感じていて、
改めて、取り入れてみて良かったなぁと😊

保育士はあくまでもファシリテーターとなって、
正解はこれ!という促しはせず、
こどもたちの意見を聴いて気持ちに寄り添って
「っあぁ!それってこういうこと?」
「そういうのも面白いね〜なるほど〜」
と場をまわしていく感じ(^_^)

大人の会議も負けてられないくらい
アイディア出しをしていかなければ!
と教えてもらうことも沢山でした☺️🌈

これは昨年の取り組み!
この後も様々なテーマでこども会議を開催していて
年長に持ち上がらせて頂いたので
今年度も継続しています🙋🏼‍♀️

それもまたまとめて更新しようと思います🌻

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