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いのちのストーリーが生まれる場所

コミュニティガーデンを大学ではじめて、半年がたった。
最近感じていることは、「たくさんのいのちのストーリーが生まれる」場所にしていきたいな、ということ。

きれいに種がついたフェンネルやレタス、アップルミント、オレガノ、チャイブを新聞紙で作った袋につめて「花束」にする。

フェンネルはバングラデシュでは乾燥した状態で売っていてそれを料理の香辛料として使う、と教えてくれた。

夏野菜が順調に育ってきて、実がつき始めた。
今のところ、テデトール(手で取る)と、お酢と唐辛子で作ったオリジナルの
ムシバイバイ(虫さんバイバイ)を使いながら、時々、味見をされながらも成長している。

そして、ある日にガーデンに行ったら蝉が羽化していた。 フェンネルに捕まっていた。

ガーデンで知らない間に、野菜や花だけじゃない「いのち」が生まれているんだなと感じた瞬間だった。

そんな風に、食べ物だけじゃない、人や虫や、もっといろいろな「いのちのストーリー」が生まれる、そんな場所をこれからも耕していきたい。

土の声を聴ける人になりたい。

新しい景色を訪ねたいと思っています。そして、そこで感じた、音や風、空気、人の温かさをnoteに。