第一独立小隊の、連隊~師団規模での運用法



一独立小隊と、国際非人間族合同旅団についての概説ー


国際非人間族合同旅団(INHJB)


国際非人間族旅団とは、連合緊急対応軍団隷下に編成されている部隊である。
文字通り、世界中からの非人間族部隊が志願し、集まった部隊だった。
これらは世界情勢の緊迫(モンゴル連邦帝国と、NATO、中華連邦、中東諸国である中央条約機構の対立の激化)によって新設された部隊であった。


通常、第一独立小隊は、単独で騎兵軍と戦うには人数が足りず、敵軍通常軍と戦うにも力不足である。
どんな大隊でもそうだが。

よって、通常は上級部隊に組み込まれて運用されることになるだろう。

部隊の所属はこうだ。


こういったシステムである。

第一中隊には、

第一独立小隊(儀礼用・外交用の部隊、儀じょう隊のようなものだったが、結果的には諸兵科連合部隊となっている)

槍騎兵小隊
歩兵小隊
弓兵小隊

が存在する。

第一大隊の戦闘部隊は、第一中隊のみである。
非人間族は速度が速いので、ある程度まとまって運用される。

小隊とはつくものの、実際には一つ一つが大隊レベルの範囲を担当する。

実際には、第一中隊は、通常軍の旅団規模だと思ってもらっていい。

その旅団規模の部隊に、工兵や航空輸送/航空支援や後方支援の大隊がつく。
主な旅団級火力支援や輸送は、輸送機に依存する。
パレットドラゴン巡航ミサイルは、輸送機に搭載されており、精密誘導クラスター超音速巡航ミサイルであり、非常に強力だ。
砲兵では速度についていけないので、航空支援がつく。

この部隊は新設されたばかりであり、部門も足りず、まだ上手く動かないだろう。
編成としては不思議なスタイルとなる。


第一独立小隊は、もともとは外交楊の部隊であった。
そのため、世界各地に簡単に派遣される。
つまり、ほかの中隊内部隊より、さらにスピーディーに対応することになるだろう。


連合緊急対応軍団(ARRC)

とは、

北大西洋条約機構における軍事機構分野の欧州連合軍内に編成されている地上軍高即応部隊司令部と実働体たる緊急展開軍団のこと。命令一下、5日から30日以内に準備を整え部隊を世界各地に展開することが求められている。(wiki)

である。

  • 軍団司令部

  • 地上部隊司令部

  • 共同統合地上部隊司令部

  • NATO即応部隊地上部隊司令部

常設機関・部隊

  • 中枢参謀部(軍団長支援のための支援グループ)

  • 作戦部(計画、指揮支援)

  • 副支援司令部(軍団司令部機能の前進移動に責任を負う)

  • 戦闘後方支援部(戦闘後方支援)

  • G6部(情報技術(IT)支援)

  • 工兵部(工兵司令部門)

  • 英第1通信旅団(エルンプトラインダーレンに所在)


指定部隊

軍団はヨーロッパでの作戦では同時に4個師団まで指揮することができた。NATO加盟国からは10個師団が任意で軍団運用に組み込まれる。その指定部隊は以下のどおり。

  • 英第1機甲師団(ドイツ駐留、18,500人)

  • 英第3機械化師団(イギリス駐屯、18,500人)

  • 米第1機甲師団(ドイツ駐留、22,000人)

  • 英第3機械化師団(イギリス駐屯、18,500人)

  • 独第7装甲師団(ドイツ駐屯、19,000人。2006年に解隊され第1装甲師団に引き継がれる)

  • 西緊急対応師団(スペイン駐屯、10,000人)

  • 伊第3機械化師団(イタリア駐屯、18,000人)

  • 希第2機械化歩兵師団(ギリシャ駐屯)

  • 土第1機械化師団(トルコ駐屯、13,600人)

  • 北部多国籍師団、中央多国籍師団(英独蘭白の国際部隊で司令部はドイツ、1994年に編成され2002年に解隊)

  • 南部多国籍師団(伊希土の国際部隊でその後解隊されている)

  • -wiki

と、2024年当時ではなっている。

ここに、国際非人間族合同旅団が組み込まれる。

国際非人間族合同旅団は、アメリカに駐屯する。
同じく、命令を受ければ、5~30日以内に世界中に展開する。


NATO即応部隊(NRF)

北大西洋条約機構即応部隊(きたたいせいようじょうやくきこう そくおうぶたい、英語NATO Response Force略称NRF)とは、北大西洋条約機構の下で「先進技術的で、柔軟に、配備され、協同運用かつ持続可能」な「整合が取れ、高即応、統合された、多国籍軍パッケージ」から成ると定義された約25,000人規模の緊急展開部隊のこと(wiki)

現在四万だが、30万に拡充するつもりらしい。

即応部隊の創設について、主に二つの目標が掲げられている。

  • 非常に効率的な緊急展開戦力を5日から30日以内に出動可能とする。このため実働運用の前、すなわち世界的に展開し早期に危機を抑止する能力をもって新たな危機を抑制させる。NATO即応部隊の出動可能な分野についてはNATOの全活動領域を含み、人道援助、避難活動、禁輸措置活動、対テロリズム活動などのために投入される「初動戦力」とされる。

  • NATO即応部隊はNATO内の変革事業の枠組、特に欧州連合軍の分担の一部として運用される。特に、前面展開する戦力の再配置戦略および相互運用性の改善、合同部隊および多国籍任務を実行させる。これは一般演習を通じて共通化した標準を修得・達成させる。

基本的運用

即応部隊の運用については原則としてNATO加盟国で構成される北大西洋理事会de:Nordatlantikrat)での満場一致で出動が決定される。運用についての議題が開催されれば作戦計画の枠組内にて必要な能力が確認される。所要量統合共同命令文で明示された各種能力の運用を可能とされた加盟国は、当局の承認を受けて派遣部隊の解散または解除が可能となる。この統制解除についてはドイツの場合は議会承認の従属を受ける。

即応部隊の初動部隊は発令から5日以内に展開を開始し、後続する部隊は30日間継続して活動することができ、以下の任務を遂行する。

  • 非戦闘員の避難活動。

  • 対テロリズム活動。

  • 制裁活動。

  • 必要に応じた外交支援のための緊急展開活動。

以上の任務を遂行するため、即応部隊は各自が特定任務に応じて統連合部隊パッケージを編成する。

即応部隊の戦力構成

即応部隊は約25,000人規模の将兵で構成される統連合部隊パッケージで具体的には以下のような編成を基本としている。


これは、つまりこういうことである。

  • 指揮統制要素:展開可能な統合任務部隊司令部に基づく。

  • Very High Readiness Joint Task Force(VJTF):急な通告で必要な場所に展開できる即応性の高い「先鋒部隊」。

  • 初期追従部隊群(IFFG):危機対応のためにVJTFに続いて展開できる即応性の高い部隊。

  • 即応部隊プール(RFP):NATO加盟国および非加盟国の国軍から引き出された、指揮統制、戦闘部隊、支援部隊を含む幅広い軍事能力。

運用前に、即応部隊の戦力はいかなる活動にも最適化されるように能力や任務に合わせて部隊編成は調整される。

NRFを通じて部隊を交代させるには、各国が集団防衛と遠征作戦に必要な厳しい基準を満たす必要がある。NRFへの参加は非常に高いため、NRFへの参加に先立って、さまざまな国の派遣団を統合し標準化するための6か月のNATO演習プログラムが実施されます。一般的に、各国はNATOの演習に備えて6〜18か月の事前訓練期間を実施します。起動すると、偵察チームは5日以内に出撃します。これは、30日以内に司令部統合任務部隊と即時対応部隊全体を展開することにつながる多くの展開段階の最初のものです。

NRFは、次のようなさまざまなタスクのトレーニングを行います。

運用管理についてはそれぞれ12カ月間毎に交代でNATO指揮系統(ブルンスム統合軍司令部ナポリ連合統合軍司令部リスボン連合統合司令部)を通じて執行される。

(以上wiki)

となっている。

つまり、NRF陸上部隊こそがこの連合緊急対応軍団である。

国際非人間族合同旅団は、通常このVery High Readiness Joint Task Force(VJTF):急な通告で必要な場所に展開できる即応性の高い「先鋒部隊」。
である。

一般的に、各国はNATOの演習に備えて6〜18か月の事前訓練期間を実施します。>
のはずなのだが、合同旅団は新設まもなく中国に投入されることとなった。
モンゴル軍が侵攻を始めたからであった。

というのも、非人間族というのは、多くの場合訓練をある程度免除されているからである。彼らは数百歳異常が基本であり、当然NATOの演習も何度も受けたことがあるからであった。

独立小隊は通常、非戦闘任務にのみ従事し、

平和支援
災害救援
重要インフラの保護
に加え、
外交支援(著者の創作である。この世界では、各国を訪問し、外交プレゼンスを見せつけるものであった。主に、国際会議などで首脳などの保護を行ったりする。彼ら自身も外交使節団のようなものであり、訪問には大きな意味がある。中国、中東などを定期的に訪問する)
を担当するはずであった。

ちょうど如月優が加入したあたりで、NATO関連の法案が欧州での会議で変わり、第一独立小隊も戦闘に投入できるようになった。悲しい世界である。
現実的には、そういったタイミングにはならないだろう。

これにて部隊の概説は終了する。

NATO軍事機構(総体)の一番上から数えると、
政治戦略レベル:北大西洋評議会(NAC)
NATO事務総長(SGN)

軍事戦略レベル
NATO軍事委員会委員長 (CMC):非アメリカ人
国際軍事参謀本部(IMS)

戦略コマンド
欧州連合軍最高司令官:SACEUR(SHAPE:ヨーロッパ連合国最高司令部、ACO:連合軍司令部) アメリカ人

作戦コマンド
NRF

ACCR:イギリス人が軍団長

国際非人間族合同旅団
となる。


気が狂いそうになってきた。

つまり、独立小隊の、軍事的運用とは、
・国際合同非人間族旅団に組み込まれての運用。
・通常軍大隊との連携による連隊/旅団編成。
・旅団/師団規模での、切り札での大隊。

・軍団規模での、浸透工作など特殊任務。
・NATO軍規模での、空挺や上陸戦、特殊任務などでの旅団投入。

この5つが多い可能性がある。

ここでは、上記三つを取り扱う。
長すぎだろ…




通常軍大隊との連携による連隊/旅団編成での攻防


通常この運用をされる場合、もっとも切り札としての運用がなされるだろう。
以下の図では、もっとも大きく動く矢印に注目する。
それか、戦車部隊をこれに置き換えて運用する。
戦車部隊は縦につぶれた楕円形の〇がついた部隊である。

予備兵力として、仕上げで投入される場合もある。

攻撃時

通常、片翼ないし両翼包囲の、機動部隊。
浸透からターニングを行い敵の司令部を急襲。
貫通/正面攻撃での先鋒部隊。
ブリーチング(敵の地雷原を切り開いて正面攻撃)での先鋒部隊。
搾取(敵の敗北を最大化する)では、突撃部隊。
追撃でも先鋒を行う。

行進時では、司令部の防御を行う。騎兵隊の奇襲を防ぐのだ。

防御時

通常は司令部の付近で、予備兵力として待機する。最後の切り札というやつだ。
打撃部隊か予備兵力として用いられる。
反撃や逆襲を行い、敵軍を撃破する。
特に、起死回生の一撃となるだろう。

機動防御では、打撃部隊として控える。敵軍が罠にかかったら、フックを打ち込む。
遅滞防御でも、最後に敵軍を遅らせる。
エリア防御では、通常は予備兵力か、最後の逆襲部隊として用いられる。



例外

ブロッキング(作者の創作)

狭い場所などでは、小隊が前に出て、敵の通行を妨げる。
騎兵は高速で、後方に逃れられては困るときだ。
特に、橋や渓谷などではブロックを行うだろう。
ストロングポイントという図があるが、そんな感じ。

弓兵は砲兵チームを編成して、砲兵として参加してもよい。
特に対車両では役に立つ。

その際の隊形

第一独立小隊 攻防陣形/戦法|りりり・りり (note.com)
これを参考にする。
たいていは攻撃でしか用いられないだろう。

遅滞防御とブロッキングの際は、防御を参照。



米軍の現実でのBCT(旅団)運用法



中露北の連隊~旅団レベルの攻防図


中国軍重型合成大隊は、歩兵中隊2、戦車中隊2、迫撃砲1、工兵1である。
重型合成旅団は、これを四つ集める。
合成大隊4、砲兵大隊(榴弾、ロケットで36門)、対戦車中隊(9門)、対空、航空、偵察などである。

戦車中隊は4×3+2で14両
歩兵中隊は3個歩兵小隊+火力小隊(主攻に1個グレネードマシンガン(3門)+助攻に2個重機関銃 2門×2)
歩兵小隊は3個歩兵分隊+2~3人
一個分隊は9人(分隊長+副分隊長+ライフルマン6+ランチャー2+機関銃2)+1両。

つまり、
大隊は 戦車28、歩兵200人程度、20両程度のIFVを持つ。
旅団は戦車112、歩兵800人、80両程度のIFVだ。

ちなみに、米軍ABCT(重旅団)隷下の諸兵科連合大隊も、歩兵中隊2、戦車中隊2、支援中隊2である。
戦車中隊は同じく14両。
歩兵中隊は14両のIFVで132人
小隊は4両のIFVに乗る40人。
分隊は
1×分隊長(3)、軍曹、M4A1カービン銃1丁で武装

  • 1×チームリーダー(3B)、軍曹、M4A1カービン銃1丁で武装

  • 1× 自動小銃兵(3B)、スペシャリスト、M249軽機関銃1丁で武装

  • 1×擲弾兵(3B)、上等兵、M4A1カービン銃1丁、M320A1グレネードランチャー1発で武装

  • 1×ライフルマン(3B)、M4A1カービン銃1丁で武装したプライベートファーストクラス

  • 1×チームリーダー(3A)、軍曹、M4A1カービン銃1丁で武装

  • 1×自動小銃兵(

のようだ。

つまり、大隊は戦車28、歩兵264人、IFV28。

ロシア軍BTGは戦車10、歩兵200程度、IFV40、火砲10、迫撃砲6、対空など詰め合わせパックである。
中国軍重大隊は 戦車28、歩兵200人程度、20~30両程度のIFVを持つ。
米軍重大隊は戦車28,歩兵264、IFV28。
大隊は多くの場合800~1200人程度。

ちなみに自衛隊の歩兵連隊=普通科連隊は歩兵中隊4~6個(4が多い)+重迫撃砲+対戦車。
歩兵中隊は小隊3~4個と迫撃、対戦車
小隊は30人程度。
歩兵360人程度に相当する。歩兵多すぎ&車両なさ過ぎ!
連隊人数1100人程度。

東独の戦車連隊は戦車連隊は戦車90程度、歩兵連隊でも40程度。
西独旅団も歩兵旅団は55両や戦車旅団は戦車110両である。

各国の戦車大隊は通常31~42両程度である。
戦車連隊だと70~90両。

北朝鮮軍歩兵師団は、歩兵連隊3、軽歩兵大隊1、戦車大隊1、通信連隊、工兵大隊、偵察中隊、砲兵連隊、対空と対戦車大隊、化学戦中隊。
人員1.28万
ライフル9085、RPK370、RPG630、B-10が54、AT-3が27、ZIS3が48、T55が31、37ミリ対空砲が12、60迫が12、82ミリが99、120ミリが54、107ミリロケットが27、
155ミリが36、122ミリが36、ZPUが87、57ミリ対空砲が6。

北朝鮮軍歩兵連隊は3個歩兵大隊、対空砲と対戦車中隊、迫撃砲中隊、重迫、など。
2436人。ライフル1718、RPK84、RPG174、B-10無反動砲9門、ZIS3が6門。82ミリ迫撃砲が27、120ミリnが18、107ミリロケット砲9、AT-3対戦車ミサイル12、対空砲87

歩兵大隊は525人

戦車旅団は、戦車大隊3~4、歩兵大隊1、砲兵大隊2、対空砲大隊1。
戦車大隊は33両のようだ。

細かい部分は最後の画像が後述する。

イラン軍機械化師団(1987年編成)は、3個旅団で構成。
旅団は3個機甲大隊と、6個歩兵大隊。
一個大隊はせいぜい30~40両の戦車なので、旅団には120両程度だろう。

トルコ軍は戦車旅団は3個戦車大隊。一個大隊41両で、合計123両。
中隊には13両。

サウジ軍機甲旅団は35両×3個大隊、歩兵大隊、砲兵大隊18門
歩兵旅団は40両の戦車大隊、3個歩兵大隊、18門の砲兵、24の対戦車ミサイル、8門の迫撃砲。

独立小隊は24人。
騎兵が最大6人。
砲兵と同レンジの弓兵が最大9人。
投げ槍は2km。前進する正面から投げれば、戦車は前に進めない。
弓の射程は30km。
騎兵の速度は38kmを2分。
歩兵の速度は20~25%で7~9kmを2分。
白兵になれば、通常軍は混乱するだろう。

対戦車兵器レベルや集中的な砲爆撃などの攻撃力で仕留められる。
通常軍側の命中率は近未来技術で工夫。(歩兵にも射撃管制装置がついている、戦車も間接射撃可能)

一人一人を戦車と同等と計算すると、通常24両の戦車と9門の砲兵を持つこととなる。
これは強いBTGのようなものだ。

BTGのような部隊が欲しかったので、このような編成となったが、BTGの欠点を大幅に解消し、なおかつ性格としては比較的BTGに近い部隊だと考える。

BTG,重型合成大隊、ABCT大隊から考えるに、やはり正面からなおかつ静的な戦争で言えば、大隊~連隊程度が力負けしないレベルだと思われる。
旅団はたぶん力負けする。

中国軍大隊や、ABCT大隊、普通科連隊などは砲兵を持っていないので、遠距離火力で上を行けるだろう。

機動力を用いて、敵の側面を突くのがいいかもしれないし、2~3個空挺大隊に匹敵するレベルの戦力として、後方に投入してもよい。



北朝鮮戦車旅団機動防御。
SOFやRESの字に注目。だいたいこのような任務になるだろう。
反撃の拳。


中国軍旅団機動防御。
同じく〇4のあたりの戦車大隊のマークが見えると思う。それ。

ロシア軍マニューバー防御。たぶんこの方式を西側が使うことはないかもしれない。戦車のマークに注目。



旅団~師団級での運用


これは師団司令部がこの小隊をどう扱うだろうか?という考え。



ちなみにこれは東西ドイツ軍の師団編成。戦車がめっちゃ多い。
東ドイツでは連隊ー師団だが、西ドイツでは旅団ー師団となっている。
一個戦車連隊で99両なの気が狂いそうになってきた

東ドイツ陸軍の師団と師団編成

東独第九装甲師団は平時8750、戦時12369人である。


師団は通常4個連隊で、戦3歩1と戦1歩3の編制。

連隊内訳 戦車大隊3つである。

アメリカ重旅団は、戦車87、IFV152、りゅう弾砲18、45のAPC
アメリカ将来重師団は、これを3個集めて、さらになんか4個大隊ぐらい砲兵を加えたはず
よって、推定戦車261、IFV456、りゅう弾砲126、140のAPC。加えてロケット砲や攻撃ヘリが配備されると考える。

このように、24人である独立小隊は、それのみで師団レベルの戦闘部隊として扱うには力不足である(機動力が高すぎるのでそうじゃないかもしれない)
なので、師団直属の特殊部隊や攻撃ヘリのような枠で扱うのがいいかもしれない。

後方への攻撃。

特に、これは師団レベル以上だと強いだろう。
小隊を全員、後方攻撃に利用する。
これは1個中隊~一個大隊レベルの戦力が無いと停止できないと思われる。

合成旅団(4個大隊)タイプであれば、予備兵力を完全に拘束できる。
通常、師団は連隊か旅団に攻撃をかけることとなる。
非常にタフな戦いを相手に与えられるかもしれない。


米軍の師団レベル運用


師団レベル攻撃。軍団は5個師団、師団は3~6個旅団と書かれている。
旅団に組み込まれれば、旅団の中の秘蔵っ子だろう。
たぶん、現実ではこの独立小隊はヘリボーン運用され、敵後方に降下する可能性がある(戦線からたいていは数十キロ以内に降下する)
特に、重要目標の確保、後方攻撃などに役立つだろう。
打撃部隊の先陣を切るの可能性もある。
後は、速度を生かして、航空支援の代わりを行う可能性がある。
弓兵隊は分割されて、砲兵隊や対戦車中隊(規模は気にしない)として用いられる可能性がある。
特殊任務に当てるのがいいかもしれない。




師団レベル防御。予備兵力としても用いても、反撃舞台として用いても、航空支援の代わりに用いてもよい。


米軍重師団の渡河作戦。
渡河作戦は最悪の作戦でもあり、非常に困難である。
米陸軍はこれを今最重要視して、備えている(ヨーロッパでロシア軍と戦う場合は渡河が必須なため。ロシアは砲兵が超強い)
この場合では、工兵の能力が制限され、あまり最初は川を渡れない。よって、最初に川を渡り、敵地を確保する可能性がある。
特に本隊が川を渡る際は、騎兵隊が突撃してくる可能性がある。
橋を守るため、防御陣地を築いていなければならない。

普通の場合では、師団の予備大隊として用いられるだろう。



通常は川から橋頭保までは19~30km。


中露北の師団レベル攻防


ソ連の師団レベル攻防

攻撃時師団第二梯団では、戦車大隊がある。
防御時は、連隊第二梯団の戦車大隊か、師団第二梯団予備の代替として用いられるだろう。



北朝鮮の師団レベル攻防。
特に、infitration(浸透)に注目。
敵後方で旅団司令部を襲撃したり、後方でアンブッシュを行っている。
防御時のC・ATK(反撃)フォースは、反撃をしてくれるだろう。二個中隊程度であり、これも独立小隊の戦力に近い。



方面軍/軍団級での運用

イギリスライン軍団では、前方2、中央1、後方1の四個師団を配置していた。
この場合、軍団司令部を守る部隊か、敵後方で破壊活動を行うべきである。

脅威戦術報告書:モンゴル連邦帝国軍(TRADOC ACE Threats Integration)|りりり・りり (note.com)
の、特殊作戦の項目を参照する。
これはソ連式だが、NATO軍として運用される場合でも、だいたいは似たようなスタイルとなる。
ヘリボーン/空挺/非正規戦の項目。


非人間族旅団での運用

通常、独立小隊はブロッキングか、浸透、特殊作戦、司令部の保護、分割して偵察部隊としてなどを行う。
ブリーチングでは地雷除去か,二番目の部隊として行く場合もある。
機動力/衝撃力では槍騎兵に叶わず、火力では弓兵に劣り、保持力でも歩兵に劣る。
前線で戦う場合、より狭い地域を担当するだろう。

歩兵小隊ー独立小隊
槍騎兵小隊
弓兵小隊

の2-1-1スタイルである場合もある。

そのため、そのように用いる。

非人間族旅団の運用

軍団級では、この旅団は、戦線の間を防御する場合に用いられることがある。
他は師団だらけであり、この部隊は機動力では勝っているが、火力では負けている。
場合によっては、第二ラインで用いられるだろう。

モンゴル騎兵隊は、部隊間間隙を縫って後方に潜り抜けようとする場合がある。
その場合に用いられる。
軍団司令部の防御や、偵察警戒などを行うだろう。

ただし、軍団級の反撃などでは、その機動力を生かして先鋒を務めることがある。
部隊を貫通されて、後方になだれ込まれた際、逆襲では部隊の10~30%程度の戦力を用いるため、
軍団=3個師団=9個旅団理論で逝くと、この旅団を用い、後方にもうひとつ師団を使うのがいいだろうか?

通常は貫通された地点から1km後方にポイントを設定する。

後は、浸透して敵司令部への襲撃、後方攻撃などを行うだろう。


騎兵軍に対しての旅団~軍団レベルでの運用

通常、騎兵軍は13万の騎兵で攻めてくる。(やりすぎ?)
対応する戦線幅は場合によって変わるが、
騎兵の30人隊が、一個大隊と同等の幅を対応することもある。

特にNATOの非人間族旅団は全員天然かつ、対人技術である白兵が最も生きる。練度差は圧倒的だ。

独立小隊一つが防御に入れば、百人隊以上を相手にできるだろう。

通常軍は騎兵の浸透を防げない場合もあるし、重要目標を突破される可能性がある。
よって、ブロッキング/ストロングポイント、カウンターアタック、偵察部隊、後方襲撃/ゲリラ戦、予備兵力に用いられる可能性がある

用法としては、上記とあまり変わらないだろう。

だが、戦闘がより中世的になる可能性がある。
そもそも敵が速すぎるため、二梯隊防御より、昔の会戦スタイルのがいいのかもしれない。
百年戦争英軍のように、してもよいかもしれない。





北朝鮮軍の大隊~師団編成と軍団配置図

出展:グローバルセキュリティ

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