見出し画像

書く

 最近は「大学三年にもなって」という枕詞が一日中頭の中を支配している。

 大学三年にもなって恋愛経験なし、金なし、特技なし、就活なし、英語力なし、蓄積なし、リーダーシップなし、自信なし、こんなカスなのにアホすぎて人生の疑義まで繋がらず、希死念慮なし。ここで恋愛経験をアタマにもってきてる時点で全ては自己承認欲求以外の何物でもないということを感じ取ってほしいという、筆者の意図を汲み取ってもらえると大変助かります。

 そんなのすぐ考えればわかることなのに、レールは敷かれていたからなんとなく走り続けることは可能だったわけで、今になるまで自分の軽石みたいなスカスカ具合を自覚せずに生きてきました。大学三年にもなって普通に終わってます。マジで暇なので、かすかに希望のある「書くこと」、こう言っていいのかどうかわかりませんが執筆、をしようと思います。Macユーザーなので、ダッシュの打ち方が分かりません。

 執筆と言っても、別に人より本をたくさん読んできたとか、そういうことはないので、アウトプットも大変カスだと思います。書くことが得意というのも、結局自分の他の部分と比べると相対的に、ということです。ただのカタルシスに過ぎず、初めは特に構成も推敲もしないまま、書き散らしていこうと思います。アイデア帳みたいなものです。

 俺はヘラヘラしてます。ヘラヘラすることで自分や世の中にきちんと向き合わなかったなという自覚(こういうこと書くと読者はスノビズムを感じてウザとなるので「認識」で良い)があるので、今後はヘラヘラするまいと言いつつも、普通にヘラヘラしていくんでしょうね。パズドラか。

 もう時効なのでいいと思いますが、中二くらいの時に無課金のガチャでヘラが出したという法螺を吹いている友達がいました。周りにも「とっても不憫なやつだけど全然俺友達だよ」みたいな顔して付き合ってましたが、全然低評価ボタンを押していたように思われます。

 今考えると、そいつが抱えてたものに比べると、マジでガキだったんだなと思います。ガキとしか形容できない。きちんと表現しようと思えばできる気がしますが、今はアイデアを書き散らしていくのがメインです。軸をしっかりしないといけない。

 軸といえば、俺は軸がない。周りからは変人だと言われているけれど、全然そんなことはないと思う。他人と違うことをやるだけの度胸はないけど、他人に合わせるだけの能力もなかっただけなんだとつくづく思います。

 自分の弱点というか、内省ができるのはまるでいいことであるかのように言っている人もいるかと思いますが、自意識過剰で自信がない証拠なんだと自分は思います。ちなみに今自分が書いているモノを見て、表現の幅が狭く普通にオタクの深夜のツイートレベルでキショいなと思っています。「パズドラか」とかいうセルフツッコミ、マジでキショいよ。キショいオタクに落ちぶれたくないというわがままが、俺にはあります。

 しっかりと纏めて、創作やら研究やら勉強やらスポーツへの活力に転換できればいいんですが、僕は感傷の海に溺れるだけです。世界は人間なしに終わるのなら、きっと感傷の海に立ち消えていくだけでしょう。

 その海は、大体天山山脈くらいにあると思います。ダライです。五色の旗がはためく聖なる地。晴れ渡る青空?とか儚きものを一瞬で吹き飛ばしてしまう強風?とか?ということは、儚いものしか持ってない人はそもそも行けないのか。

 全然書いてなく、喋ってるだけですが、一日一回絶対書こうと思います。喋りますよ〜喋る喋る

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?