日記23 (申し訳なさみ)

Uと抱き合って寝ながら、起きた。二日酔い。

だいたい初回の授業はガイダンスである。国際政治と文学研究のゼミ、トルコ語に行った。

国際政治は必修なので、ゼミのメンバーは学科の同期である。カチンコチンの自己紹介を終えたあと、学食で歓迎会みたいなのが開かれた。ありがとうございます。

その自己紹介のときに感じたのが、タイトルの申し訳なさみである。
というのも、大体の人は関心のある学問領域が決まっているのである。自分は、まだ国際関係と言っても、政治か経済か法か、はたまた地域研究か歴史系のことをやるのか理論系のことをやるのかもまだ決まってなく、まんべんなく興味があり、なんなら文学とか第三外国語にも興味があるから個性的な時間割となっている。卒業できねー。
全てに関心のある状態というのは、中途半端ということである。そんな自分が、はっきりと将来が見えている同学年に対して感じる感情は、申し訳なさみ、である。
TAは、まだそれでもいいと言ってくれたが、前期課程とは訳が違う。ちょっとずつでも、自分の道を作っていく必要がある。

おわり

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