日記19 (水球・組織の中で・大きな物語・Hanada・伝えること)

早起きして、H大学に水球をしに行く。先週したとはいえ、かなりハードである。キーパー、ライバル同士でも、1番仲良くなれる。

後輩K2と同期Hと参って、そんで練習後にご飯。

唐突だが、組織の中での我慢というものについて、自分の中で思っていることを書こうと思う。
組織の中では、よっぽど上手くいってる組織でない限り、不満は必ず生まれる。性格の違いや、あるいは貢献度、もしかしたらもっと俗な理由で互いに不満を溜め込む。そしてそれは、自分こそが性格が良い、貢献しているといった自信と表裏一体である。自分は我慢しているのに、〜なのに、という不満である。
こうした不満は、自発的に処理しようとして処理できるものではない。では、どうしたら不満を解消できるだろうか。
不満を持たれている側は、不満を持っている側の内面の自発的変化に期待するのではなく、自分もこういう考えがある、貢献している、そういった態度を見せる必要がある。
不満を持っている側は、とかく人に漏らしがちであり、これは世の常だ。でも、このこと自体をメタ認知できれば、つまり自分が不満を持っているその裏に、自信が隠れているなど自分の側の要因の客観的分析ができ、謙遜の心があれば、我慢することができるだろう。ある心理的現象に、一面的な理由づけではなく、多面的な分析を行うこと、それが大事だし、何より合理的だと思う。

話を戻そう。2人と別れたあと、M駅のスタバで睡眠。Mと共に、Kの公演を観に行く。観劇など初めてだから、結構ソワソワしている。

駅前のベンチで寝たりなどして、7時にMと合流し、会場へ。

劇のテーマとしては、「大きな物語の消滅」だと思う。初めて聞いたという人は、東浩紀の言説にあたってほしい。

この劇は、Mに大きな心理的変化を齎したらしい。ちょっと真面目な会話をしたり、新シーズンについて話したり。そんで、いつもと違って会話が紛糾することなく、「伝える」ことができた。快感だ。

そういや、中央線の車内で、月刊Hanadaを携えている人がいた。ほんとに読む人なんて存在したんだ。

おわり

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