着るもののはなし

バカなので最近気づいたのだが、冬、街中の大学生は皆、灰色とか狐色の同じようなコートを着ている。
おれはというと、大体UNIQLOのウルトラライトダウン、ノースフェイスの黒いウィンドブレーカー、キャッチが良く着てるNBのベンチコートを回している。(回している?)

俺にはよくわからん、暖かくて着やすいものを着ればいいじゃないか主義なので、重くて肩が疲れるコート、特にダッフルコートとか嫌いっす。なんで、めちゃくちゃ寒い時はベンチコート、身軽に動きたい時はウィンドブレーカー、その他はダウンみたいな基準である。

そもそも俺は、大学に入るまで着るものなど気にしたことがなかった(今ですら気にしてない)。平日+土曜は学ランか校章入り白ワイシャツを着てれば良いわけだし、日曜は、日曜は何してたんだっけ?予備校とかもいかなかったし。

大学入ってすぐ、お前はマジでファッションイカれてるから治してやるよつって高校同期に渋谷のUNIQLOとか連れてってもらったけど、結局あれ以降服買ってない。ごめん。(流石に足りなくなるので実家の父親のやつとかパクってる)

まあかといって、全く服に興味ないわけではない。ブータンの人間が来てるアレとかは憧れるし、下北の古着屋とかはたまに見に行く。
でも、結局たけーなーと思って買わないし、着たって仕方ないと思っている。(身長的に袖の長さが基本合わないというのもある)

しかし1番堪える(堪える?)のは「お前着てる服おかしいよ」という他人の言葉である。これはまあまあ気にする。
初めて呑みに行く人と会う時とか、取り敢えず派手なもの着ようと思って青黄のアウターにオレンジのバッシューとか履く。が、これが良くない。普段気にしないのにいざという時まともな格好出来るはずがないのだ。これはヤバい。

これはヤバい。

まあでも何とかなるだろ。

おわり



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?