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夫の成功体験を否定するな!

15秒で分かる今日のポイント
●夫にたまたま起こる家事育児に関する「成功体験」を否定しない
●夫に起こる成功体験を肯定し、「あなたはそれが得意なんだよ」と伝えることで、ますますしたい気持ちになってもらうことが大事
●家事も育児も結局は「数稽古」や「慣れ」でしかないので、「成功体験」を肯定することで、夫に数稽古を重ねてもらい、本当に「得意」になってもらうことが重要

ラジオで反響の大きかったある事例

先日、Maman KYOTOさんのラジオにゲストとして出演させていただき、私のブログについてお話させていただきました!

とても楽しいMCさんたちで、つい話しすぎてしまい、あっという間の30分でした!

その中で特に皆さんの頷きが大きかったのが…
夫の成功体験を否定しないという話。

夫に家事育児を任せていくためには、なるべく多くの成功体験を夫に積んでもらうことが重要です。

でも、結構多くの人がしてしまう失敗…それが、夫の成功体験を否定すること

例えば、私に起こった先日の事例。
うちの息子は、風邪をひいてから離乳食が食べづらくなったようで、ちょっとしたおかゆの粒にむせて、すぐ吐いてしまいます。それに、少食であまり食べません。

そんな中、先日、夫に任せて美容院に行った私。

「11時に離乳食だから、おかゆあげてね! すぐに吐いちゃうから、なるべく少しずつあげてね あんまり食べないと思うけど、嫌がったらやめていいから」

そう言って出かけたのですが、帰ってくると、夫が得意げに…「すごくよく食べたよ!ほら、キューピーの離乳食1瓶食べた!それに、パクパク食べて全く吐かなかったよ」

え?!そんなことある?私毎日あげてるんですけど。すごく苦戦してるんですけど。色々工夫してきたんですけど。でも、なかなか食べれなかったんですけど。

なぜだなぜだなぜだなぜだーーーーーー!とかなるわけです。

ぱっと出のお前に何が分かる的な…

それでつい、「でも普段はそんなんじゃないんだからねっ」とか言ってしまう。

そんな経験ないでしょうか。

例えば、
・たまたま珍しく夫に子供を預けて出かけたら…いつもはぐずって大変な子供が長時間寝ていた、とか。
・お絵かきに集中して、静かに過ごしていた、とか。
・自分でお着替えをした、とか。お手伝いをしてくれた、とか。

で、夫が「思ったより楽だったよ」と余裕な顔で言う悔しさ…

誰もが一度は経験したことあるのでは?

こういうとき、つい夫の成功体験を否定したくなりますよね。

「それがいつもだと思ったら大間違いなんだから!!ビギナーズラックだねっ!!ふんっ!たまたまさ!」とか色々…

夫の成功体験はチャンス!!

こういう夫の成功体験、決してつぶさないでください。

これは夫が育児にますます関わるようになるために、神様がくれたチャンス!
・あなたがすると何か違うのかもね!
・子供も安心感が違うのかもね!
・それすごい!すごく上手なんじゃない?

そんな言葉で、夫の成功体験を肯定して印象付ける、これが大事かなと思います。

人は得意なことしかしたくない生き物なので、成功体験を「得意なこと」として印象付けることで、ますますしたくなるからです。

結局家事も育児も、実は慣れでしかありませんよね。

私は家事も育児も苦手ですが、なんとかこなせる様になっているのは、数稽古であり、慣れです。

夫は、圧倒的に妻に比べて家事や育児に関して圧倒的に数稽古が足りないので、「苦手」だと思い込んでしまう傾向があります。

だから、たった1度の成功でも、「得意なこと」として認識してもらうことで、数を重ねることに抵抗がなくなる。

そして数を重ねれば、絶対に上手になる!

それが家事であり育児であります。

特に子供については、数多く関わることで、子供も夫に慣れる。夫も子供に慣れる。それが、「俺、得意かも?」を本当の「得意」に変えていきます。

なので、夫の成功体験をどんどん肯定して、数稽古にもって行きましょう!

夫にまず「得意かも」と思ってもらう。これが、夫が家事育児に喜んで関わってくれるコツじゃないかと思います。


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