呼吸を止めて一秒あなた真剣な目をしたから(リコドットコモさん)
5,6歳の頃、いつも路地で遊んでいたのだけど、
他にも子供たちの遊びスポットがあった。
それは、家の道を挟んで向かいにある材木置き場。
建物を解体した木材を、一時的に保管しておくのに使われていた
更地みたいなのがあった。
子供たちからすれば格好の遊び場になるのは当然で、
イツメンが集まり材木置き場で遊びだした。
積まれた材木によじ登ったり、棒を振り回したり。
その木材の中には、釘が刺さったままのものも普通にあって、
私は遊んでいたはずみでその釘に背中を強打した。
息が止