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町、時の流れ、人。

まず最初に今回の記事のタイトルは昨日4/28が生誕日であったCLANNADのある曲タイトルより拝借している。


が、この記事自体はCLANNADと何の関係もないのでもしタイトルでピンと来て「おっCLANNADの話か?」と思われた方は申し訳ない事を最初にお詫びしておこう笑
ただ今回の記事はなんとなくそのタイトルが一番合っている気がしたのだ。



さてその前に。


毎週何かしら動画を上げている自己ノルマ
今回の動画はグラディウスよりこれ。


中途半端な感じにはなっているのだが先日あるフォロワー様よりグラディウスを叩いてほしいと言われていた。
実はこの曲は4年前にも上げているのだが


先日ふと叩いたテイクがあって、これでリクエストにお応えしたというわけでもないのだが今このタイミングで上げたくなったのでお送りする事にする。
今年年始の機材がまだ揃っていない時のテイクなのでお蔵入りする予定だったのだがだからこそという所だろうか。
なので今回はおさわり版の再生リストとして笑
いずれこの曲か、そうでないかは分からないがキチンとした形でグラディウスサウンドをまた叩かせてもらえれば。
そのリクエストももう半年くらいは前なのでこの辺で一度何か上げておきたかったのもあるかな、僕忘れてませんよ的な笑



二つ目はこちら。
相変わらず遺書代わりの機材紹介である。




まあこちらは今まで通りにドラムプレイヤーや本当に僕のツールにまで興味を持っている方(いるのかそんな人?)のための動画なのでまた深夜にコッソリと上げさせてもらった。






さて今回の記事の本題はここから始まる。



さて先日長野より僕の8年来の友人が東京に来たので久々に、現場案件も含めて音楽事以外で外に出た気もするのでそちらに関して記しておく事にする。今回は昔話をクドクドといった感じではないのでそんなに長くならないと思う。
長くならないんじゃないかな。
まあちょっと覚悟はしておけ。
(さだまさしさんのアレ)




まず待ち合わせは上野駅であった。
上野駅も以前は立ち寄る事が多かったのだが最後に来たのはコロナ前。
ああ去年の11月に親が来た時にフラッと寄る事は寄ったがそう滞在はしていない。

一昨年の末からフォロワー様のおかげで知ったイノセントグレイのゲームには上野近くを舞台としたシーンも多く、そのシーンや曲を思い出しながら待っている時間ですら楽しかった。


改札前で友人を待って立つ僕に海外の白髪がたっぷりのおばあさん二人が道を尋ねて来た時は少し慌てた笑
幸い行先は浅草だったので僕でも知っている地名。しかも上野からは銀座線で数駅と近くだったので案内する事が出来た。


が、なぜ僕!?笑

こんな刺青を入れてグラサンをかけているやつよりもっと聞きやすそうな人がそこら辺にいるではないか!笑
むしろ改札前なので駅員さんがそこにいるではないか!
そういや日本のおばさんやおばあさんからもよく聞かれるんだよなあ…。



まあただなかなかある機会ではなかったし、お役にも多分立ってとてもフレンドリーに手を振って別れる事も出来たので良かった。
元々僕は海外ぽいと言うか、ノリが日本人らしくないとはよく言われるのだもう学生の頃から笑
ただ英語は学生時代にもっと勉強しておけば良かったとは思った。
それ以外はおばあさんも人を見る目があるよと言っておこうか笑
なんだろ、僕マダムから見て声をかけやすいんだろうか。



合流し次は上野の隣の稲荷町にて、創業80年の町中華へ。
ここの回鍋肉が日本一美味いと評判で、友人の友達が大好物であり友人も僕も初訪店となった。



となれば、覚えていてもらっているだろうか。

いつかのラーメン屋や老舗のお店の時も書いたが僕はリサーチ大好き人間で、そこの店のメニューはもちろん外観内観、喫煙の可能不可能、何のビールを出してくるかまで徹底的に口コミを見るのが趣味なのだ笑



そしてそういう口コミは得てして何かしら悪いものが書かれている。
あれが汚い、ここに埃がたまっている、接客がぶっきらぼう、狭い、味が濃いなど…



接客も味も人それぞれ感じ方は違うので、未経験のお店であればそれで行くのをやめるという事はないのだが、話はもちろん半信半疑。
ただそのお店に関しては悪い噂がほとんどないのが意外で期待していた。
平日でも行列ができるというが、この日はたまたま朝からずっと雨で6人ほどの行列で5分くらいで入れた。



肉は大きく野菜はキャベツだけのシンプルな物。
日本一かはわからないが確かに美味かった。


老舗になると確かに接客がぶっきらぼうになったりする部分もある。
逆に老舗だから味は昔から進化していなくGまで出るというのが一度今年経験したので、創業80年というのも少し警戒していたのだが。




お店は少し狭いが綺麗で、お水の残り具合をよく見ては定期的に声がけをしてくれる女将さんのニコニコ笑顔。
味付けが濃いのでどうしても水を飲む機会が多くありがたかった。
最後に会計をする時にも「財布の中全部くれてもいいのよ~フフフ」という冗談までもらってしまった。
こういうノリが嫌な方もおられるだろうが僕は大歓迎である。



むしろ考えてみればこのお店が日本一でもそうでなくともどちらでもいい気がする。
美味いという店を聞き、調べ、実際に友人と行って体験する。
これだけで楽しいのだ。例えまずくてもそれはそれで面白い話になるのだから。
本当に日本一美味しければそれはもうオプションというかボーナスでね。

そもそも日本中の回鍋肉を食べれるわけはないのだから日本一などとわかるわけもないし笑
ま、ただ老舗とか日本一と聞いて「ならばここは美味しいだろう」バイアスがかかってしまわない事も要注意だ。


という事でこれを見てくださる皆さんも良かったら一度いかがだろうか。
上野駅からも歩いて行ける、隣の稲荷町駅から徒歩240メートル。福来軒だ。

もし機会があれば自分もまた行ってみたい。
ああ、土日祝はほぼやってないみたいのでそこは要注意だ。



さて食事をとった後は秋葉原である。
この日はその友人と野球を神宮球場に見に行く予定だったので、なるべくそこら辺で時間を潰したかった。
アキバの目的は二つある。


一つは

すみません先日機材探しの旅は終わったとか言ってまた気になるもの出てきました笑


ただその機材は20万オーバーであまりそこら辺で取り扱われていない。
通販で簡単に買えるがまさかハズレかもしれないものに20万もかけるわけにはいかず。
で、アキバには昔から行きつけのドラム専門店があり、新品を試せる事も知っていたのでそこに行く事にした。

結局は現物はなく取り寄せる事しか出来ずに、雨の中をえっちらおっちら歩いて何も試せず店を出る事になったのだが。
これほどの専門店でも取り寄せるしかないという事は分かった。
取り寄せたらしかし買わなければならない。
だがそれならば20万円のハズレくじを引くかもしれない通販でいきなり買うのとなんら変わりはないので結局どうにもならないという事だ。
中古とかオークションに安く出たら手を出してみようかな。
まあ理想の物は揃っているので現状に何も不満はないんだけどね。
試してないものがあると気になるのは人のサガじゃん?笑


余談だがこの近くには上京して初めて雇ってもらったバイトの会社があったり、上京して初めて入ったリハーサルスタジオ兼ライブハウス(コロナで一度潰れたが復活した。このハウスが潰れる時はゲーセンミカドのイケダ店長も残念がっておられた)が雨の中静かに、でも生きていた。
会社の方は建物はあっても中はあるのか分かんないけど笑


さてその次は2年ほど前から行ってみたかったゲームセンターHey。
ビデオゲーム、レトロゲームがある都内では珍しいゲーセンだ。


僕は時々ゲーセンの夢を見る。
そのフロアにはありとあらゆるビデオゲームが置いてあって、僕は夢が覚めるまで色々なものをプレイしまくるのだ。
このHeyは初訪店だったがまさにその夢と一緒の作りだった。
既視感がある。ずっと出たくない店だった。


ただよくよく考えれば夢に似ているのではなく、その夢が今まで行ったゲーセンの記憶の集合体なのであろう。
なぜならこのHeyだっていい意味でどこかで見たようなゲーム機の配置やロケーションだったからである。
いい意味でこんなものは20年くらい前にはどこにもあった。


また上野もアキバもそうだが久々に外に出てみると平日なのにまあ外人さんが多かった。
現在は円安で日本人はヒィヒィだが外国の方によっては歩きやすいのであろう。
極東アイセキ計画。の名を背負って活動している僕は、日本の害にならない外人さんならたくさん来てもらってお金を落としていってもらいたいがやはりまず第一は日本人がもっと住みやすく豊かになってもらいたいものであると考える。確実に今は迷走の一途をたどっていると思うし。

郷に従えない外人さんが駅の真ん中を多くの荷物を抱えて我が物顔の集団で歩き、色々なお店や交通機関で叫び、わめき、自分の権利を押し通そうとする。
観光地はマナーが壊されゴミがばらまかれ、入ってはいけない所に侵入し浸食を繰り返す。
インバウンド大変結構だが日本の昔からある美しさなどを踏みにじられていくようで我慢がならない部分も多々あるのだ。
こーゆーのは普段ツイッターでは言わないようにしているが、毎日死ぬほどムカついているのである僕は。


まあでも本当に外人さんが多いのだなという事が分かったのは良かったと思おうか。一応毎日外に出てタイムカードを打っているような会社勤めではない立場なので笑



さて神宮球場。

友人が来るとなって天気アプリは一週間前からチェックしていた。
試合開始前にも10分単位でアプリは開いていたのだが、実際球場の最寄り駅についてコンビニの前でビールを飲み始め開門を待っていると雨で中止が発表された。


もう30分Heyで遊べば良かった苦笑

まあただこういうトラブルも友人との記憶に残っていくものである。
僕は嫌いじゃない。


実はこの日僕がよくアジトにしているお店のマネージャーなども偶然球場に行く予定だったらしく、それならばという事で急遽アジト飲みに切り替えた。
この長野の友人もコロナで実家に戻ったが、その前までは東京に居てよくカープを応援していたのだ。


まずは系列店。

そして下に降りた時に面白かったのはまた別の友人のエイサクのお母様がいた事だ笑笑
本当あそこは変わった家庭だ笑
※エイサク
2018年にライブハウスで偶然出会った廣島人の友人。
帰広する時は大体お母様やおばあさまにお世話になっている。


エイサクはこの日自分のライブがあって、もし野球が雨で中止だった場合落ち合う事になっていた。

酒は進み、気が付けば閉店。


昼から雨の中を歩きに歩き回っていたのもあって最寄り駅に帰ってきた瞬間に全部吐いてしまうほど疲れ、深酒をしてしまったが、久々に人と会い付き合いの長い友人と語らい、かつて働いていたような街を歩き、幸せな一日だった。


まさにこの記事のタイトル、

町、時の流れ、人。


であったのだった。







今回もお読みくださりありがとうございました。



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