手触りのあるもの、ないもの。

さて、今回はどうしても今の内に書きたい事があって、でもそれがなかなかまとまらなかったのだがやっと今日まとまってきた感じがするので執筆してみる事にする。文章を書く事も読む事も大好きな僕がマジで書くガチブログだ。


それだけに今回は僕と違う考えや嗜好の人はちょっとイラつくかもしれない攻撃的でしかも長い内容なのでそれを前提によろしくお願いしたい。
僕と仲良くしてくださったり読んでくださる方ですら、あまり気持ちのいい内容ではないと思う。
それでもあえて書いておきたいのだ。今の内に。





まず前置きの話になるが


最初に僕は食べる事が大好きである。
お酒も大好きだが、お酒もより美味しく食べるためにあるような気がする。
お酒だけ飲むというのが無理なくらいだ、おつまみなしでは飲めないくらい。


そして時間があれば美味しい所をネットで探している。
どうしても食べたい所があればそこまで行く。
グルメ気取りではない、純粋に美味しい物を探して調べるという事が食べる事よりももっと好きなのである。
去年からツイッターのフォロワー様とも初めて飲みに行ったりお会いする機会などが出来ているが自分が行った事もない店を調べて予約する、そんな時間や行動が好きなのだ。
営業時間はもちろん、タバコは吸えるか(これ個人的に特に重要笑)味は、接客は、値段は、店のイキフンは、駅からの距離は、服に臭いなどはつくか、ビールは何の銘柄を出しているか、卓上調味料はなんだ、鉄板やお好み焼きならどこのソースを使っているかなんて事まで結構調べる。
そこでよく使っているのが食べログというサイトである。


そこには百名店というマークがある。
詳しくはこちらに載っているのでご存じない方はぱっとでも目を通していただければこれから僕の言う事が多少は伝わりやすくなっていただけるかと思う。

以前からわりとよく通る場所に、開店前などいつも人が並んでいる老舗の洋食屋があった。ラーメンならまだしも定食やセットで行列?
当然興味がわく。
食べログでも素晴らしい点数が付いている百名店。
創業は1968年。
それこそ一個前のルパンの記事とリンクしてくるが、僕の親がまだ付き合ってもないような時代からあるお店である。
「美味しんぼ」に出て来るような昔懐かしい木のカウンターでレトロ感もあって非常にイキフンもいい。


ちょっとググッてみても沢山の人が美味しい美味しいと言っている。



ちょうど新年も明けた事だし今年もそんな「調べて訪店するごはん」を楽しみに期待して先日訪店した。



さてその結果であるが、料理は本当に美味しくなかった。
とにかく味が薄い。それも昭和的な話で現代の僕らがうま味調味料に犯されているだけなのかもしれないが。
しかしこれは好みもあるし昔ながらのやり方を大事にしているのかもしれない。素材の味を僕が分からないだけなのかもしれない。


問題なのは何より壁から、カウンターの下から、紙ナプキン置きの裏の方まで見え隠れ、いやこちらに向かってくるゴキブリの数々。
さすがに僕は耐えきれなくなって何匹かのゴキブリをナプキンで潰すと、お金を払った後にお店の人にきついクレームをつけて早々に退店した。
これは衛生面で管理出来ていないという事で僕の中でもはや二度と来店しない最低最悪の部類だ。
なんでお金を払ってまで害虫を見せつけられないといけないのだろうか。
しかも病気になるかもしれない可能性まで生まれる。


飲食店だから害虫いてもしょうがないよ。
人間だし間違いもあるよ。
そういう人もいるしそれは間違いではないと思うが、僕の場合はそういう部分は完璧主義的なとこがあって一匹でも出たらアウトだ。
実際そう言う人の子供や家族、恋人などをそこへ連れて行ってゴキブリの卵が付いているかもしれない食器を使いそんな料理を食べさせられるのか?
ちゃんと仕事をしていないという事が腹が立ってしょうがないのだ。
音楽で言うならライブがあるのに練習もしていない、人に見せれるレベルでもない演者が出て来ると腹が立ってしょうがないのと同じように。

最低限の事も出来ずに人から金をとろうというのは甘えであり、客をナメているという事である。



ちなみに僕がよく行くお店でも一度そういう事があって、マジで怒った事がある。
そこは普段からサービスやお世話になっている事が沢山あるお店なので何とか許したが、2.3度とあったらもう行っていない。


その洋食屋は確かに人気店で人は沢山いる。
だから僕はわめきちらさないようにしたり、写真を出して晒さないようにしたりの気は使っているのだ笑
現にツイッターでもこの件は書いたが店名すら僕は出していない。
(もし気になる方がいればDMください、読者様がうっかり訪店しないように裏でこっそり教えます笑)


それで後からもっと口コミや食べログを隅々まで見るとまあ何年も前から確かにそういう噂もあったようだ。
この真冬の1月にあんなに人がいるうるさい場所で明るい所の下に堂々とはいずり出てくるくらいだ、絶対普段の管理などしていないのである。


人生で初めて保健所に訴えてやろうかというくらい腹が立ったが別にこの店がこの先どうなろうがどうでもいいし、例え改善されてももう行く事はないし、ストレスになった店にいつまでも関わる時間はない。


ここで僕が言いたい事は、

実際行列が出来ていようがテレビで紹介されようが、口コミに百名店みたいな名店マークがついていようがやはり自分で実際に食うまでは分からないものだし判断してはいけないなという事だ。




さて、これが前置きでここからがこの記事の本題である。




年が明ける前から今日本を大きく騒がせているニュースがある。
と言われるとすぐにピンとくるかもしれないがダウンタウンのまっちゃんのニュースである。


先に言っておこう。

僕はまっちゃんの著書は全て持っていて読みつくしたくらい、笑いの神だと思っている。というかダウンタウン自体が。子供の頃から好きで崇拝すらしている。


昨今はこういう話をするとすぐに擁護だの信者だのと括られるがまあ信者でもいい、実際信者だ。
まっちゃんの芸や仕事に関する考え方も昔から好きなのだ。


なのでこのニュースも誰がどんな事を言っているかどんな報道をされているかをわりと見ているのだが、連日思ったのはよくもまあこんな大勢の人が自分で見聞きしたわけでもない(食ったわけでもない)話をさも本当にあった事かのようにしているものだと思った。


まず記者会見するべき、謝罪するべき。という話もあるが何故したかもわかっていないのに、例えば写真や声が出たわけでもないのにそう断言できるのか心から不思議なのである。
コメントを出す芸能人も「本当にあった事かはわからないけど」なんて前置きしつつダサイとか、とりあえず認めようとか、謝ろうとか、記者会見しようとか「いつの間にか本当にあった事になっている」前提で話が進んでいる。
そしてそれを見た人たちが「そうだそうだ、**さんはやはり正しい!」「まっちゃんとは違う!」
救いようのない者は「**さんの優しい言葉に感動してちょっと涙まで出てきた、やはり認めて謝るべき」なんて勝手に感動までしている。
完全に誰かからふっと聞いた話だけで自分の中で作り上げている予想や妄想でしかない事実を現実世界の出来事と勘違いしているのだ、感覚が気持ち悪すぎて救いようがない。


それともその芸能人とやらは本当はまっちゃんが何かしている事を知っているから「とりあえず認めようとか記者会見しよう」なんて言っているのだろうか?だとすれば「本当にあった事かはわからないけど」という前提は酷い嘘になるし、知っていて今までまっちゃんに何もしてこなかったのだろうか?という事になる。


やめろ、テレビから消えろという連呼している人もいる。


まあ本当に証拠もない事に関してよくもそこまで正義ぶれるのかと思う。
けど結局人はそいつの事が好きか嫌いかだけでこういう事になっているんだろうなとも思う。
僕は信者笑なので、まっちゃんが人様に恥じるような、まして謝罪するような事は何もしていないと思っている。でもそれは僕がまっちゃんを好きだからだ。嫌いな人にとっては「あいつがそういう事をしていたという事にしたい」バイアスが働いているのだろう。


だし、もっと言ってしまうと別にどうでもいいのだ笑
僕は自分が手の届きもしない他人にはあまり興味がない。
芸能人やアイドルも全く興味がない。
バンドマンに影響を受けたり憧れは抱いても結局は自分や自分の周りや自分と仲良くしてくれる人の事の方が大事である。
それはツイッターのフォロワー様やわざわざこんなとこの長ったらしい文章を見てくれる方もだ。大事である。
だからウチにテレビはないし、何かのファンクラブやYou Tubeのメンバーシップに入った事も一度もない。
仮にまっちゃんが何かをしていたとしても別に悲しくも怒りもしないし、そんなに残念でもない。僕の生活が変わるわけでもないし。
そんな事よりもっと地震の事とかニュースにするべき事がわが国には多数あるのではないかとすら思っている。
思春期の頃によくあった「芸能人なら誰がタイプ?」という質問もよくわからない。なんでその人の内面も知らない話した事もないのにタイプだの好きだの言えるのだろうかと思って、友人とのそんな会話は僕はいつも浮いていた。
純粋に顔や体型だけの話なのだろう。
でもそれならなおさら自分が触るわけでもないのに話しても意味がないし手の届かないものにはやはりそこまで興味がない。


だからみんなそんな最初に語ったようなお店に行きもしない、食った事もないのに(自分で掘り下げないで、挙句の果て自分が不快だと感じても)随分執着するんだなあと思っているわけである。なぜ最初に洋食店の話をしたかと言うとそういうわけだ。



これを読んでくださった方はヨリトも随分知りもしない大勢の人間に拘っているなと思われるかもしれない。
まあ僕も好きな人好きなものには拘りたいっていうのもあるけど、どうでもいいと言っておきながらなぜここまで長く文章を書いてまでアピールしたかと言うと。


もしまっちゃんが今回の件で勝って帰って来たら、やったぜと僕が叫ぶためである笑笑
でも今の内に言っておかないと後で「実は信じてた」なんて言っても後出しじゃんけんになるでしょ?
だから今の内にここで宣言してアーカイブを残しておこうと思って、という事がしたかった話なのだ笑


ツイッターでは文章長すぎるし後から検索するのも大変なのでね。
というわけでもう一度言っておくが僕はまっちゃんが好きだし笑いの神様だしダウンタウン信者であるし、今回世間に恥じるような事はないと思っている。


もし恥じるような事があれば…
うーんこの記事消すか笑笑笑
その時はヨリトもバカだなーと笑ってやってください。


まあ吐いた唾は飲み込めないから消さないけど、その時はまっちゃんもにぶったなヤキが回ったなと思う事にしよう。
過去の著書を読んでる限り、恥じるような事はしてないだろうと思える根拠があるのでね。


ああもしまっちゃんが勝ったらツイッターかnoteでその根拠を言うのも悪くないかもね。
それも後出しじゃんけんか笑



いずれにせよどうでもいいっちゃどうでもいい話だけど。
とにかく自分で調べてみたり見聞きしてみよう、まずフラットに考えて情報が正しいか咀嚼してみる事は大事だなと思っている。


最後に僕が一番好きな漫画家先生の言葉を(このまっちゃんの件とは全く関係ない20年くらい前の言葉)引用してこの記事を〆たい。
例えば僕がなぜ色々なフォロワー様とわりとぽんぽん会ったりするのか、会いたいと思うのか今回僕もこういう意識が20年くらい前から深層にあるのではないかと思った。


本当の所は本人に聞かないと分からないものですよ。

昔自分の勝手な思い込みで辛かった時期があるので今は自分でなるべく確かめるようにしているんです。

本人にだって分かってない場合もあるんですから、人からのまた聞きなんてもっと当てになりませんよ。

だから私は手触りがないものはあまり信じません。




今回もお読みくださりありがとうございました。



リンクプロフィール
https://lit.link/KyokutoAiseki

ツイッター
https://twitter.com/AKissfrom4610

極東アイセキ計画店。(ショップ)
https://suzuri.jp/kyokutou_aiseki

ニコニコ(youtubeでは権利関係的に上げられないもの。こちらも滅多には新規生まれない)
https://www.nicovideo.jp/user/23099444/mylist/70343677




こんなつたない文章を読んでくださるだけで何よりのサポートです(ФωФ)