おさわりドラゴン。【ライナーノーツ】

毎週何かは1こ動画上げる自己ノルマ、今週は私の人生でやったRPGでも最高峰のPCE版エメラルドドラゴンより、ボス前によく流れる曲「激闘へのいざない」のおさわり版を公開してみた(ФωФ)

2年前の初公開時からドラム動画を上げる時は、まず部屋に大爆音で音源を流し、イヤホンでモニタリングしながらその曲にドラムを合わせ、更に映像にする時にもともとの音源と組み合わせているというやり方を取っている。
0コンマ何秒のズレは最初こそあったものの、2年もやり続けているとだんだんこれが合ってくる。
もちろんドラムは人間がやっている上に私は全然上手くないのでズレはあるのだろうが、2年もやっているのだからその誤差は大体縮まっているはずと自負したい。
これがまた何より楽しいし、ドラムの正確さのいい練習になるのだ。
なおかつジッと叩くのは見ている方も楽しくないのでなるべく派手にやりつつ、それでいて笑いも出来れば生めるような顔芸や編集、分かる人はわかるニッチな解説や隠しネタも時々やってみたり笑

ドラム動画は僕がやりたいものを叩いているが、実は中にもそういう努力というか色々心掛けている事があって本当にやってもやってもキリがなく楽しめているわけである。
正直編集が面倒な時も多々あるが我ながらよく続いている。
コロナがこの先いつ落ち着くのか、落ち着いたとしてサポート現場、私の出番がどれだけあるのかはわからないが、いつでも人前でライブするための牙は2年間磨いてきたわけだ。
ライブは何より聞かせるものではなく見て楽しんでもらうものだしね。
やはり楽器をやる人間は人前でやってこそなんぼの話だ。
ただコロナで幸か不幸かそれって価値をなくしてきてるというか形を変えてるのもわかる。
生のライブはやはりその場でこそその迫力が分かるが、音楽にそこまで入れ込まない大勢の人にとっては家やネットや配信で、好きな時に見れるからである。会場に行く交通費や体力だって浮く、コロナの接触危険性も減る、その人自身の時間も生まれ、その人の好きな時間に見ていただける。
こちらやり手側も練る時間や修正の時間が多大に増えて精度が高い物をお送りする事もできる。
映像なぶんそれこそ視覚的な何かも可能性が増えるだろう。
それでも生がやっぱり一番だけどね、食べ物だってセックスだって同じことだ笑

ただ以前と同じように生だよ、やっぱりライブだよという事ばかり考えていると、結局いつ観客は集まってくれるんだという問題にも直面し、この2年楽器を置いた人間が身の回りにも沢山いた。
音楽は生が一番だ、生でするべきなんだという信念ももちろん大事だがそれだけだと生きにくい業界にもなってきた、コロナのせいで。
その点僕なんかは最初の緊急宣言あたりからいち早く今のような動画を作る生活とかに切り替えたのでモチベーションを維持できたし腐らないで良かった。
もちろん僕にそういうものが見えていたわけじゃない、半年もすればコロナなんか終わるでしょって思ってたし。
僕はただコロナで歩みを止めず自分が音楽を続けるために今何が出来るかを考えただけだ。考えるというよりただやるんだという本能だったかもしれない。

余談ながらあの忌々しい去年の夏、PCがぶっ壊れたせいで映像編集ソフトもずっと使って慣れてきたフリーソフト(違法ではない)に終止符を打ち、新しい物を有料で買うはめになった。
本当は新PCでも使おうとしたのだがwin7⇒10になったので使えなくなった笑
が、その新しく買った映像ソフトは以前の物よりとても使いやすく編集もだいぶ楽になったのは怪我の功名か笑
そういう意味では去年PCが壊れてくれて本当に良かった、カメラも増えたしね。
大げさな言い方にはなるが人は誰だって躓けば失敗もする。
大事なのはそこからの修正やどうプラスに変えていく事かと思っている。
もちろん僕だって立ち直れない時とかあるけどね、まあ僕の場合は根が単純なので笑
そういえばこのエメラルドドラゴンにも途中で出てくるカルシュワルというキャラが

終わってしまったことを悔やんでもしょうがない

というセリフがある。
やはりこういう一言一言は僕という人間を形作るのにだいぶ影響を与えているんだろう。
まさにゲームあっての僕なのだ。
※画像はSFC版

さて、動画説明文にもあるけど今回から増えた再生リスト、
おさわり版ドラム叩いてみたリスト

ドラム映像は上記でも説明した通り2年前からそういう形を取っているが、その録音時の音だけを生で流したのがこのおさわり版、言わば体験版である。
ドラムはまだ完璧ではないけど、まあ公開してもいいかなというテイクだったり何らかの予定が僕にあって編集の時間があまりない時、単純に動画の数を増やしたい時、カギドラ曲の練習公開など色々使えそうかなと思って思いついたのは先週なのだが公開してみた。
カギドラなんかに至っては映像と組み合わせるのはかなり時間かかるから曲だけにしとけば単純に編集の時間が減るので公開が気軽になるし、これ完成してほしいっていうリクエストがあればやるきっかけにもなる。
逆にこの曲これ以上やりようないかなと判断したらおさわりだけで終わってしまうかもしれないが笑
僕自身思い出したり練習や修正の参考にするかもしれないし。

のはずだが意外とこの動画も作るんだったらしょぼくしたくはないなと思って視覚エフェクトを色々散らしてみた、そのおかげでやっぱり映像編集に時間がかかった笑
ぶっちゃけここから正規版に持ってくのはそう苦労しないくらいまでの編集段階まで行ってしまったのである(ー∀ー;)
本当は正規版ではゲーム映像を色々合わせたいからまあこれはこれでいいんだけど…やっぱりあんまり手抜きって出来ないなあ音楽は。

それ以外は本当ズボラなんだけどね僕笑

今回もお読みいただきありがとうございました♪

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