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きらきら★ぴかぴか★でイメージがわく

日本語は、擬態語や擬声語がとても多いと言われています。
タイトルのきらきら、ぴかぴかなど、日常よく使うものを思い出してみても、次から次へと浮かんでくるのではないでしょうか。
そのくらい、よく使われているおなじみの言葉です。
子どもにとっても身近ですから、作文の中に入れるのは比較的簡単。
低学年で学ぶ項目になっていますが、ほかの項目に比べても、楽しく取り組むことができる項目のひとつです。

擬態語、擬音語の使い方によっては、読み手のイメージがふくらむ文を簡単に書くことができます。


では、具体的にみてみましょうか。

例として、マンガ、ドラゴンボールから食事シーンをあげてみました。

「ご飯を食べる」という行為にも、いろいろな擬態語擬音語がつかわれます。
一般的には、
もぐもぐ
ぱくぱく
あたりですね。
大食漢の食事シーンだと、
ガツガツ
バクバク
むしゃむしゃ
あたりがぴったり来ます。
まさにこのドラゴンボールの食事シーンに登場していますが(笑)


一般的な「ぱくぱく」「もぐもぐ」をつかうよりもずっと、雰囲気が出ることがわかりますよね。


同様に、おいしい、まずいも自由自在。

食べ物のおいしさを表現する場合はどうでしょう?

ぷるぷるのフルーチェ
もちもちのうどん
さくさくのミルフィーユ
ぱりぱりのおせんべい
かりかりと焼けたトースト
肉汁がじゅわっとしみでるハンバーグ
などなど、想像しただけでよだれが出そうになりませんか?

もし、まずかったお話の場合は、
べちょっとした唐揚げ
かちかちのハンバーグ
などの擬態語をつけたすだけで、おいしくないということが伝わってきますよね。

このように擬態語擬音語をつかうことで、伝えたいことをより鮮明に伝えることができます。

私は、マンガも読書のうちだと思っている派です。
もちろん、「目指すところはどこか」によっては、マンガ反対という声にも理解できます。
たとえば、東大合格を目指す人に、マンガも読書のうちですよとすすめることは当然ありません。


少しでも語彙力を増やしたい
現状では、まったく本を読まない


そのような方には、マンガだっていいじゃない? 断然そう言います。
なんといってもマンガは、擬態語擬音語の宝庫なのです。
ありきたりの擬態語擬音語に頼ってしまう子は、新しいネタをマンガで仕入れるのもありです!

学校教育の現場では、擬音語はカタカナ、擬態語はひらがなで書くという指導がされているようです。
テストでも、カタカナで書くのはどちらか?という問題などで、確認させているようです。
しかし、作文に書く場合は、それほど厳密でなくてもよいでしょう。
私の個人的な見解ではありますが、きらきらをキラキラと表現したいときもありますし、ワンワンをわんわんと表現したいときもあります。それが表現するおもしろさだと考えるからです。
テストでは、もちろん学校で習ったとおりに答えなくてはいけませんが、作文に関しては、それもその子の表現だと思っています。
頭の片隅に知識として置いておくだけで、あまりこだわらなくてもよいのではないでしょうか。


擬態語擬音語について、いかがでしたか?
さっそく使ってみたくなったでしょうか?
ぜひ、実際に作文に書き入れてみてください。
使えば使うほど、自分のものになりますよ。

また、日頃から親子の会話でもたくさん使ってみてください。何よりの学びになります。

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