春と言えばのシュパーゲル
「春と言えば」の味覚はタケノコだったり山菜だったり、とにかくフレッシュで美味しいものがたくさん出回る季節。
白アスパラも春の味覚の一つで、毎年この季節になると「あぁシュパーゲル〜、シュパーゲルが食べたい〜」と訴える友人の影響もあり、数年前から4月になるとシュパーゲルを食べる習慣が身についてきた。
実際、フランスやドイツで食べたシュパーゲルのポタージュやリゾットは悶絶する美味しさだったけれど、最近は日本でも手に入れたり食べられるようになってきて嬉しい。
ドイツに住んでいたことのある友人達に連れられて都内のドイツ料理店に行ってみると、そこはビールもお料理も本格的だった。お目当てのシュパーゲルは一皿に三本盛られていて、一人一皿ずつ食べるという贅沢ぶり。もっさりしたオランデーズソースがたまらない。私はアルコールを飲む時は必ずフライドポテトを頼むので「お子様か」と突っ込まれるのだけれど、この店はジャガイモの美味しい揚げ方を熟知していて素晴らしいと、友人が絶賛していた。だって、野菜と言えばジャガイモとキャベツしかないんだもの、ポテトはとびきり美味しくなければ!
ドイツビールとドイツワインを飲み、ポテトやソーセージ、そしてシュパーゲルを食べて大満足のお腹を抱えた我々は、勢いですぐ近くのイタリアンへ移動。そこでもピエモンテの美味しい赤ワインを飲み、フォアグラのパスタなどを食べて、ドイツ料理とはまた違った美食を満喫。
あー、美味しくて楽しくて最高の夜だった。
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