見出し画像

オレンジのサンダル欲しいね

2022.2.17 晴れ、昨日に続き寒い

朝から生豆のハンドピックをする。今日はペルーとニューギニア。ニューギニアは焼けてから貝殻まめに変化する豆なので焼き上がった時のことを予測して掃除するのがコツである。

仕込みが終わると春のストールを首に巻いて(後は冬衣装)家を飛び出て青山へ向かう。焙煎が終わった頃に食べるランチを買いに行くという名目で。

本当は今日は3回目のワクチン接種だったのだがギリギリのところでまだヶ月経っていない予約日と発覚してキャンセルとなった。(残念やら行く前に気がついてよかったやら)

副都心線に乗って、千代田線に乗り換えて、表参道から歩いて青山へ今日は向かう。いつもは明治神宮から歩くのだが今日はラララと電車気分だった。確かこのあたりだったはずとうる覚えの道を歩き遠回りして目的地に着き、無事ランチBOXをゲットして、帰り道はウインウドショッピング。

今年の春、いの一番にカッコいいと思ったルックの実物を見てワニさんの声を思い出す。

「いったい、日本のどこに来ていくの?」

おっしゃり通りなのだが、なんとも言えないブルーのスカートにオレンジのサンダルは2022年の春ビタミンカラーに間違いないと目の保養をする。店の中に入ってオレンジではなく目も覚める様なグリーンの靴下を買って私の2022年ビタミンカラーを補充した。

その足で伊勢丹に行きプチトマトと、どこで買っても同じ値段の野菜をチョイスしてからギャルリーヴィーに行き、お目当ての白いコートを覗きに行くと、ネットと全然印象が異なってなんだかおばさんルックだった。そして購入するか悩んでいた生成りのカシミヤ混のジャケットは完売していた。

あれば買うのを悩むし、なければしまったとこれまた悩む。こういうものは縁がなかったとさっさと違うアンテナを巡らせる方がいいのだが、今年はショートジャケットで身幅はボリュームがあるが丈は短いコンパクトな上着を買うと長い間重宝すると予感がするのであちこち歩いてはため息をつく。

50代になった時一体どんなファッションが1番自分にしっくりくるかと悩むのは私だけでなく、この年頃の女性の課題の様に思える。

おしゃれすぎてもダメ、おばちゃんすぎてもダメ、なにより可愛すぎるのは1番ダメと今の所思ってる。

家に帰るとまだ焙煎は終わってなかった。
困ったもんですが、終わるのを見守って遅いランチを二人で食べた。
今一番おいしいと感じるキッシュに舌鼓。

明日はどんなヒッピーしようかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?