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2022.2.20 曇りのち晴れのち雨。冬のコートを着て歩くと暑かった。

私は1960年代に作られた古いマンションに住んでいる。本当に古くてお化けが今にも出てきそうと思ったのが初めて外観を見た時の感想だった。でも、旦那さんが長年住んでいる場所でこれから自分もそこに住み続けると思った時、出来るだけ笑い話になればいいなと思い〝ホーンテッドマンション〟とあだ名をつけた。

外観はその言葉にピッタリでそれを聞いて実際、我が家兼アトリエに訪れた人はギャップに喜んでくれることが多い。外観と異なり内装は古きよき昭和が存在し、中川ワニワールドに私のユーモアをプラスしている。さながら入口のドアはドラえもんのどこでもドアで開けた瞬間時間が止まった様な空間に迷い込んだ様なある種の懐かしさに包まれる。

居心地の良さを追求するということの一つに、いかに愛着を持って使いこなすことは欠かせないと思うのでホーンテッドマンションさながらのユーモアを大事にしている。特に、お風呂場は洗面台、浴槽、トイレと一緒になっており、本当に外国式なのでスリッパが欠かせない。

よってトイレのスリッパが我が家で一番ユニークなものにしようとトイレにスリッパに驚く金額をかけている。

定義は普段外出で履く靴より高価か同等で〝え、トイレに使うんですか?〟と購入際に言われることである。

毎日毎日使うものである。

お客様が来ればある種のおもてなし要素もふくまるのであーる。今、使っているものも、伊勢丹新宿のメンズ館でたまたま見つけたONとOFFと左右違う意味がプリントされている外国のメゾンのものなのだが長いこと使っていたのでもう時期壊れてしまう。

よって、目をアンテナにしてトイレのスリッパにピッタリなものはないかと探しているのだがとうとう今日見つけた。

YUME YUMEというブランドのとっても履きにくいサンダルなのだがトイレにあると面白いと思う。

https://www.farfetch.com/jp/shopping/women/yume-yume-tyre-item-16715794.aspx?storeid=11935

が、誰でも履ける大きなサイズがなくて小さなサイズでいいか悩む。
(伊勢丹新宿のリスタイルに置いてあります)オンラインで購入しようと思うとイタリアから輸入するか、イタリアから輸入されてくるかのどっちかである。よって当分、ネットと睨めっこする日が続くだろう。

そして、トイレのスリッパ同様に、今年の春から夏にかけて履き続ける外履きの靴がほしい。

今の職業柄(職業はワニ嫁でカジュアルが不可欠)スニーカーがメインになるが今年はスニーカー気分ではなく(この職業になって10年目にして初めてスニーカー以外にトライしようと悩む)赤がポイントになるカジュアルと想定するとマルニになってしまうのがだが、デッキシューズですら我が足(ジャンボ)に合うサイズがなく(内心ホッとしている)。

履けないなら諦めもつきやすいが、ネットを見るとピンクのルックに赤い足元は本当にキュートである。

トイレのスリッパより安価でピンクに似合う赤が見つかるといいな。

しかし、何も知らない人がワニ嫁という職業と聞くと何?と思うだろう。私が生み出した職業なのだが、ギリギリ職業か職業じゃないかのラインに立っているので、またいつか文章にしたいと思う。

知っている人は知っているし、知らない人は全く知らないまるで中川ワニ珈琲みたいじゃないかと思うと、一人笑ってしまう。

どうやったら、中川ワニ珈琲を飲んだことのない人に飲んでもらえるか考えるのも私の仕事の一つです。

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