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ちょっと思い出しただけ

2022.2.15 晴れでも寒いからカイロ

池袋ルミネを歩いていたら心揺さぶられるキャッチコピーが目に飛び込んだ。少し前のことである。映画は日比谷か池袋のシネリーブでしか観ないと決めているのだが、そのキャッチコピーとちょっと切ない感じのポスターは
ハッピーエンドじゃ無い話だと感じさせた。

誰にでも思い出したく無いけど、でも忘れてしまうには寂しい思い出がある様な気がした。楽しかった分、来るべくしてくる別れ。

さて今日は朝からワニさんが講習に行き、私はハンドピックをする予定だったが、豆が届くのが遅かったのと気分がノラなかったので逃亡した。

家を飛び出してバスに乗るとちょうど10分後に池袋のシネリーブでそれが始まると知る。ギリギリピッタリ間に合うと観に行くことにした。

変に近代化されていない館内は妙に懐かしかった。映画の宣伝も古い映画の4K化されたもので、「古いままで良いんじゃ無い?」と思うのは私一人かな?と思ったら映画が始まった。

ちょっと思い出しただけ

と、聞いて何を思い浮かべる?私はちょっと思い出して泣ける映画だと思ったんだけど、さっぱり意味がわからなかった。50歳手前の中期高齢者には若者の恋愛事情は謎なのだろうか?それとも、旦那に内緒で昔付き合った思い出のあの人を、ちょっと思い出すことがノスタルジックなのだろうか?どっちにしても難しい映画だった。でも東京という景色は美しかった。

号泣したくて行ったので、拍子抜けしてしまったが、あれはあれでキュンとくる人もいるのだろう…多分、おそらく。

その足で西荻窪に行きお気に入りのソーセージを買い、噂の豆大福を覗きに行くと休みだった。ちょっと思い出しただけだから休みでも平気。

明日は3釜焙煎。ハンドピックの嵐だ。
今日しなかった分。

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