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アンディーとギラン

コピランプン物語は私の心の中にあって今もなおゆっくりと色褪せることなく進んでいる。ただ、今物語を進める時期ではなくて、再会できる日まで大切にとっておくほうがいい気がした。

インドネシアのランプン村では微粉にしたコーヒーのお湯を注いで沈澱してから飲む。村でお砂糖なしで飲むのはアンディーだけ。みんなはたっぷりと砂糖を入れる。

アンディーの作ってくれるランプン式コーヒーは砂糖を入れなくてもほのかに甘くて心地い。まるで子供の頃飲んだミロのような感覚である。それには秘密があるのだけれど、内緒にしておく約束をしているので今はただ、ただ思い出を一人楽しむ。

またいつか、会える日まで。アンディーとギランの活躍は温めます。

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