手汗治療体験記④術後5日目までの経過

こんにちは、きょうこと申します。

手汗(手掌多汗症)の手術を受け、今日で術後5日目になります。

経過は順調ですが、日常生活に多少の影響があったので、体験記を書いてみました。

手術を検討されている方の参考になれば幸いです。

術後1日目(手術の翌日)

【体調】
朝起きると背中が痛い(手術中に肺をしぼませた影響)。まあまあ咳が出る。咳をすると胸郭全体が痛む。処方されたロキソニンを飲むと少し楽になった。
疲労感がある。動くと息切れする。
熱は37.1℃くらい。

【創部】
出血はなく、痛みもそれほど強くない。絆創膏を貼っている。
左わきの下の傷は内出血し、あざになっている。
お風呂の時、絆創膏の上からシャワーで流した。湯船は禁止。

【日常生活】
テレワーク6時間を何とか乗り切る。途中で疲れてしまい、しばらく布団に入って資料を読んでいた。
食事はいつも通り。お酒は無し。
動くと咳が出たり背中が痛くなったりするので運動はあまりできない。
メンタルは安定。

【手汗と代償性発汗】
手汗は止まっていて快適。
その他の発汗は特に感じない。

術後2日目

【体調】
朝起きた時から疲労感が強い。テレワークはかろうじてできそうだが、出社は無理。
背中の痛み、咳は昨日より良くなった。動くと少し息切れする。
熱は37.3℃くらい。

【創部】
出血はなく、痛みは昨日より更に軽くなった。
左わきの下の内出血は変わらず。
絆創膏がかゆくてストレス。
今日から湯船に入っていいことになっているが、創部が浸からないように正座して入った。

【日常生活】
テレワークを開始したが、元気がなく頭の回転が鈍い。
夕方、座っていられないほど疲労感が強くなり、頭も全く働かないので早退した。
食事はいつも通り。お酒は無し。
運動はあまりできない。
メンタルが不安定で一日中イライラしがち。夜になると重度のうつ状態になり、急に泣き出したり、人生終わりだと思ったりした(精神疾患持ちなので珍しいことではない)。
とにかく疲れ過ぎている。

【手汗と代償性発汗】
手汗は止まっていて快適。
太ももから膝下にかけて少し汗が増えたと思う。

術後3日目

【体調】
昨日ほどではないが疲れている。
背中の痛みや咳はだいぶ治まって、気にならなくなった。
熱は37.1℃くらい。

【創部】
出血はなく、痛みも気にならない。
絆創膏があまりにかゆいので全部剥がして、傷がふさがっていることを確認し、肌に優しいボディソープの泡で洗った。出血や痛みなどのトラブルはなかった。
新しい絆創膏は貼らず、綿100%の肌着を着た。

【日常生活】
休日。基本的に家でゆっくりしていたが、安静にし過ぎるのも良くないので近所を散歩した。
食事はいつも通り。お酒が飲みたくなり、チューハイを300mlくらい飲んだが問題なかった。
メンタルは安定。

【手汗と代償性発汗】
手汗は止まっていて快適。
やはり脚の汗が増えている。

術後4日目

【体調】
まだ疲労感があるが、痛みや咳はほぼ無くなった。挿管の影響で声がかすれていたのも治ってきた。
熱は36.7℃くらい。

【創部】
きれいにふさがっている。かゆみもマシになった。
絆創膏は貼らず、綿100%の肌着を着用。

【日常生活】
休日。家でゆっくりしたり、近所で買い物したりして過ごした。
食事はいつも通り。お酒は無し。
夜、少し体操をした(腕はなるべく動かさない)。
メンタルは安定。

【手汗と代償性発汗】
手汗は止まっていて快適。
脚の汗が増えているが、特に不自由はない。

術後5日目(本日)

【体調】
疲労感があるが、痛みや咳はほぼない。
熱は平熱に戻った。

【創部】
きれいにふさがっていて痛みはない。左わきの下の内出血も薄くなってきた。
綿のタンクトップの上からブラジャーを着用。
極端に重い物を持ったり腕を激しく振ったりしない限り、普通に生活できるようになった。

【日常生活】
術後初めて出社した。電車の中で立っていると疲れる。
仕事中、頭がボーッとする時があったが、何とか定時まで働いた。
食事はいつも通り。お酒は無し。
夕食後、10分くらい軽い体操をした。
やや不安を感じやすいが、メンタルは概ね安定。

【手汗と代償性発汗】
手汗は止まっていて快適。
脚のほか、上腹部の汗も増えたと思うが特に不自由はない。
術後1ヶ月くらいは汗の状態が安定しないらしいので様子を見る。

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