カルペディエム 本 小学校時代

本を読むことについて その1
いつから本を読むようになったのだろう。小学校高学年あたりからのメモは残っている。
電車通学をしていた小学校時代。上級生が電車の中で読んでいたのが世界文学全集の一冊。真剣に本を読む彼女の姿は今も思い起こせる。その姿にあこがれを抱いて読み始めたのだったかもしれない。
その頃はまだまだ父の選んだものを読んでいたのだと思う。くだんの上級生が読んでいた本を読みたいと父に告げたら、それはだめだと言われた時のショックをまだ覚えているからだ。
題名がいかがわしいと父には感じられたのだと思うが、中味は全く子供向けの内容だったので、後には買ってもらえたのだった。
邦訳のタイトルの難しさということかもしれない。
ずっとずっと後、親に本を薦めるようになった時、このエピソードを思い出し、逆転したのだなと感じたものだ。


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