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質問: 動物の食べる餌を変えたら、人間が食料とするその動物の産出物にも影響はありますか?

はい、もちろん。

農家ではないので、詳しくは知りませんが、ブランド牛やブランド豚はみな育成環境がすばらしいですが、飼料で与える餌によって、肉のやわらかさや臭みのなさ、こくなどが違うらしいです。

有名ところでは

松阪牛・・・ビールか、酒を飲ませるので有名

ホエー豚・・・ホエーを飲ませるので有名。

鶏卵・・・ニンジンやパプリカを与えるときれいな黄色みがでるなど。(日本では、ちょっと赤みがある卵の黄身が人気です。海外ではそうでもないですが。)

他に、環境のためCO2を出しにくくするように、何か海藻とか、ミネラルをあげるとか、特別な工夫をしている農家もあるらしいです。

あと、はちみつは、アカシアの花、レンゲの花など、花の種類によって、甘さ、香り、粘性などが違うようです。こだわりのあるお客様は、アカシアのはちみつにしたいなど、選ぶようですね。

それ以外では、マグロの養殖なども近畿大学で研究されていますが、与える餌で、油の乗り具合や生存確率なども違うんだと思います。

これらは、養殖業者、養蜂家、酪農家などの、大変な努力でして、通常機密保持されるべきノウハウだと思います。

和牛のPRなどもあるので、ご覧になるといいかなと思います。どれほどの苦労をされているか、わかるでしょう。これで、ノウハウを盗もうとは、おこがましいことです。


日本の食が今、世界で大人気です。
健康で長寿、バランスが取れていて、おいしいです。
この日本の食は、単純に料理人の腕だけではなくて、農家の方や漁業の方、物流業の方、冷蔵技術メーカー、飼料メーカー、品種改良の専門家などなど、多くの専門家のおかげで成り立っているのです。



ちなみに、アメリカでは食紅を使ったケーキが大量に食べられます。
他にもけっこう「あれれ?」と思うような肥料や化学薬品を使って、大量に豚を育てたりしています。
その結果、実は発達障害児、自閉症の子供が増えているのです。
食べたものが、あなたの体になるということなので、安全なものを食べるのがいいと思います。
(自然由来だからといって、たくさん食べていいかどうかは別です。)


AI,脳科学、生物学、心理学など幅広く研究しております。 貴重なサポートは、文献の購入などにあてさせていただきます。 これからも、科学的事実を皆様に役立つようにシェアしていきたいと思います。 ありがとうございます!!