見出し画像

日本で年収1000万円超えはとても難しいですか?


こちらは、某サイトに質問があったので、私が回答したものを少し修正してお届けします。1.9万ビューで高評価は200以上でした。まあまあ、人気かなあと思います。

さて、ご回答です。
うーん、31歳くらいのときに、年収1100万円もらってました。

自営になって、1600万円くらいになりました。
(今は年なので、そこまでがんばれません。前は12時近くまで働くことが多かったです。)

27歳くらいのときに、ぼーっと「もし年収1000万円になったら、うれしいなー」と思っていました。

それで、計画を立てました。

IT業界で、1000万円以上はわりと難しくなくて、4つの技術を獲得するように、セミナーにいったり、本を読んだり、資格を取りました。ちなみに、私は参謀タイプまたは芸術家タイプか技術者タイプであって、あきんどタイプではないです。金に目がくらむこともありません(笑)。コミュ障害はありませんが、外交的ではまったくないです。お嬢様育ちでまあおっとりしています。たまに一番乗りは目指しますが、面白いからやるのであって、金目当てではないです。

結果としては似たようなスキルを持っている人は、35-45歳くらいの間に1000万円以上超えています。ちなみに、私が直接知っている人で、雇われ者で(オーナー経営者でないという意味)最高収入の人は、1億円を超えていました。こんなの日本でも当たり前です。かなり努力はいりますが、そういう人は平日すごくがんばるけど、土日はヨットに乗って友達と遊んだり、海外旅行に10日以上いったりしています。ビルを持っている人もいます。別荘は人の好みによります。

(1) マネジメント 要は管理職になれる技能。IT業界では、プロジェクトマネジメントができるのが必須です。資格もあります。「人・もの・金・時間・情報」を管理できれば、とりあえずOKです。

(2) IT技術そのもの これは別にAIでも、Oracle、SAP、ネットワーク、セキュリティなどどれでもいいですが、安くない技術分野をマスターすることです。資格も取ります。「安くない」がミソです。Javaはインド人のほうがはるかに安いので、やっても無駄かなと思いますが、仕事をなくすことはないかなと思います。

(3) 英語 IT業界はIT用語だらけなので、英語が苦手でも、TOEIC 700点台でも、ビジネス英語になります。うまい人はもちろん800点以上いきますが。短期留学で、英国とアメリカに行きました。英語文化圏の文化になれるために、欧米留学をおすすめします。大人になってからいくほうがいいと思います。

(4) 経理。要するに金勘定できるってことです。簿記2級を、大学のうちに、Wスクールで取りました。3級でもまあ、いいです。BS,PL読めればそれでいいです。

土日や夜の勉強会にいったり、本もたくさん読みました。資格については、技術士(情報工学)を取ったので、もういいかなと思いました。実際はプロジェクトマネージャの資格も取ればよかったです。記憶力が必要な資格は、できるだけ、30代のうちに取ることをお勧めします。

一部上場企業で、850万円ほどもらっていまして、大手外資系企業にマネージャで転職したら、1年で、1100万円をぽんと払ってくれました。ちょっとびっくりしました。

(ちなみに、すごい友達は年収1億円の人もいます。営業マネージャレベルの人と、営業でない場合は、外資系の役員クラスです。あ、CEOとかで10億円とかもらっている人いました!(笑)

まあ、35歳くらいまでは、真夜中まで働きました。でも、有給休暇はかなり高い消化率でした。「こんなに働いてるんだから、とらせて」といえば、たいがいはくれます。いわないから、とれないだけではないでしょうか?

皆さんも、同じことをすれば、1000万円なんてちょろいです。

あれ? 「年収1000万円超えが、いかに難易度が高いか」でしたっけ?

いや、確かに、土曜とか勉強していたけど、海外旅行も国内旅行も遊びまくっていたし、副業もしていたし、漫画なんて描いてたり(プロフィールに書いたように、私は一時期プロ漫画家、プロイラストレータを副業でやっていました。理解ある上司がOKしてくれました。ありがたいことです、お芝居とかもいっぱい見に行っていたし、いっぱいいっぱい遊んでました。

疲れると、マッサージいったり、温泉いったりしました。まあ、マッサージ代が、3-5万円のときもありましたが。→たぶん、お金がなくなっていくのはこれのせいだと思います。集中すると肩がこるので、マッサージに毎月いかないと死にそうなのですが(たぶん、まじにうつ病になりそうかも?)、これがずっとだと100万円200万円とかかるのです。

要は「上限が600万円くらいまでしか、くれない会社や業界には、いくな」ってことだと思います。

無駄な努力はしないでいいと思います。「年収1千万円以上」狙うなら、1千万円を実際に30-40代の社員とかに払っている会社にいけばいいのです。

その会社で、どんな技能がいるのかを調べて、そのスキルを身に着ければいいのです。

いまのところ、英語話せると、ゲタをはかせることができます。ただ、10年後に、AIによる自動翻訳が常識的になったら、英語だろうとメジャーな外国語では、差がつきません。

経理、営業、IT技術は、できるだけマスターしておいたほうがいいです。

いまどきは、統計学、データ分析、BI関係も知っておくとスキルが長持ちすると思います。AIやDXも勉強しましょう。

コンサルタントなんかも、営業力なければ、お荷物です。

お客様の問題を解決する、より素晴らしいビジネスを提案する・・・などなど、お金を払ってくれる人に、利益を与えるスキルをあげればいいのです。

がんばってください。

ぐちぐち、言ってる暇があったら、伸びる業界とか、伸びる技術とかを早くみつけるといいと思います。

なお、「僕は古いのが好きだから」という場合は、残存者利益になるようなのを選んで、高い利益率で売れるようになればいいかなと思います。でも、営業センスとか、広報センスは持っていてください。「技能だけ」で食べていけるほど、甘くはないですし、たぶん、中抜きとかで、利益を取られすぎるかなと思います。

追記: 「年収の高い企業って具体的にどこやねん?」と思う人は、Googleで検索してみてください。転職サイトとかにある場合もありますし、こういうサイトもあります。

https://heikinnenshu.jp/ranking.html
ここには外資系が載っていないようです。比較的新しいIT系外資系で、マネージャ以上になれば、1000万円以上もらえると思います。ただ、米国系とかでないと難しい気がします。アジア系だとそこまでくれないと思いますので、「外資系」だからといって、本国の平均賃金が安すぎるようなところは、要注意です。
一部上場企業や二部上場企業クラスの国内企業は部長あたりなら、1千万円はだいたいもらえると思います。1200-3000万円くらいが相場だと思います。くれなければ、ケチだと私は思います。

ぬるーい、怠け者は、最初から無理だと思います。ある意味、外資系は、退職金がないかもしれないので、毎年先払いしてくれているようなケースも見られます。ただ、上場企業だとストックオプションという、おまけがついてきて、これが数千万円になる人もいますので、馬鹿にはなりません。

とにかく、高給な業界や会社、職種をきちんと調べるのが大切です。

もちろん、自分が社長になってしまえば、従業員には500万円しか払わなくても、自分は5千万円っていう給与でもいいです。

やはり、それなりに努力は必要なのです。

追記です。

転職サイトをみれば、「この仕事は、年収1000-1500万円」というのが、だんだんわかるはずです。リンクをはります。30代で、1000万円以上ってのは、案外と、ごろごろありますよ。

ヘッドハンターサイトには必ず登録すべきだと思います。



(IT業界でない場合は、全体に高めなのは、不動産、M&A、商社、コンサル、TV局、マスコミ あたりじゃないかなと思います。あいにく、そちらの業界はあまり知りませんので、実際の人に聞かれるといいでしょう。)

余談ですが、他には、RDBは絶対知っておかないといかんと思います。データ設計できないですから。簡単なSQLコマンドは覚えて自分で打てるようにしましょう。

私はあまり、経理系システムはやらないのですが、SAP系やっている人って、SESのフリーエンジニアみたいな人でも、月120万円以上もらってるみたいですよ。SAP社員になってもいいと思いますが。

あと、ネットワーク&セキュリティも、まあまあいいと思います。さっきの企業の中に、トレンドマイクロさんの例があって、900万円以上だったから、いいかもですね。

会計は必須です。自分の部門の予算・費用計算できないと、そもそも、マネージャになれないです。たぶん、係長くらいのときに、課長や部長が、予算作成仕事を与えて、だんだんスキル継承させるようにするとは思いますが、日商簿記3級はわりと2-3か月で資格取れるので、やっておくといいと思います。

私の知っているマネージャさんは、大学からピュアな理系みたいですが、簿記3級 32歳くらいまでには取っていたようです。

いい営業さんも経理の基礎知識はあって、顧客のBS,PLは毎年見てチェックしています。赤字の企業には、あまり営業工数をかけないとか、いろいろ考えて、効率的にやってるんだと思います。時間は決まっているので、効率はよく考えているように思いました。8時くらいまでは残業するけど、それ以上はすぱっと割り切って帰る人は多かったように思います。全部やれなければ、1日締め切りを伸ばしてもらって、明日提出すればいいだけです。官公庁の大型案件などでないかぎり、たぶん大丈夫でしょう。
要は、「1日伸ばしてもお客から嫌われないだけの実力と交渉力があること」が大切で、「ああー、遅れそう」などとうじうじ言う人は体を壊すのです。そういう人は、自殺するとまずいので、5-600万円止まりでゆったりしてマイペースな仕事でもいい会社に勤務するのがいいと思います。

1000万円プレイヤーは平日とても多忙です。土日は自己啓発セミナーを聞いたり、勉強したり、遊ぶときは遊ぶのでそれも忙しいです。
(たぶん、怠け者の相手とはあまり話もあわないので、結婚しても離婚になりやすいと思いますね。)

要は自分の向き不向きと、時世などの組み合わせですね。
自分の事なので、自分の最適解は自分でみつけるべきです。

AI,脳科学、生物学、心理学など幅広く研究しております。 貴重なサポートは、文献の購入などにあてさせていただきます。 これからも、科学的事実を皆様に役立つようにシェアしていきたいと思います。 ありがとうございます!!