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古代 イスラエルの十支族は、「本当は」どこにいったか?

よく、インチキ古代情報で、「日本に来たのだー。徳島に来たのだー」という話が、いわれますが、まったく非科学的です。
科学的に否定しても、何度も何度も湧いてでるので、この集団記憶障害といった珍現象も出ています。
教えてやっても、すぐ忘れるのです。果ては、屁理屈を言い出して、「僕はやっぱり絶対、古代ユダヤ人が徳島に来たと思います」としつこくいっている人もいました。いや、0人じゃないかもしれないけど、1-2人来たって、それで野垂れ死にしたら、「イスラエル人は、日本の先祖」じゃないんですな。500家族とかで来て、日本に定住して、子孫が1万人とかにならないと意味がないんです。「先祖」と言えません。


もうそれはすでに解決したので、この日ユ同祖論がだめだめというのを読んでいただければいいです。

では、本当は、彼らはどこにいったかというと、この図の赤くかこった国に移住したのです。真ん中がイスラエルであるが、ここから、アフガニスタン、インド、エチオピア、ナイジェリアに行ったのです。

イスラエル→エジプト→スーダン→エチオピア っていうルートですね。
ほかには、ナイジェリアです。
東側は、イラク方向にいって、アフガニスタンとインドに行きついています。
途中で立ち止まって定住したケースもあるかもしれないですが、一応、イスラエルが公式に認めているのは、この4か国ですね。



 ほとんどは中東周辺国に移住しただけです。たとえば、下記のサイトで現状を知ることができます。下記のサイトから、サマライズして表にします。

Amishavの公式ページ(英語版)
http://www.shavei.org/?lang=en

一目見てもらうとわかりますが、迫害で逃げるのにちょうどいい場所ばかりです。近すぎても追跡されますし、遠いとそこまで行きつけずに、死んでしまいます。そして、すべて陸続きです。追手があきらめるような砂漠があり、逃亡先にはそれなりの住みやすい緑地帯や逃げ込みやすい町があります。
 右上の日本(右上の緑の四角)と比べてみていただくと、ぜんぜん近く、かつ遠すぎない距離であることがわかりますね。

この4箇所が十支族の末裔が色濃く残る地域としてほぼ確実となりつつあります。
Amishavもそう書いていますし、イスラエルの国家認定受けて帰還法の対象となっている地域もあるのでほぼこれで決まりでしょう。

公式見解を否定するなら、勝手なインチキ理論ではなくて、ちゃんと科学的証拠を出さなければ、笑われてしまいます。

世界一平均IQの高い日本人が、アホなことをいうと、本当に国際的に恥なので、いいかげんにしてもらいたいものです。

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