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プレ皇室研究: さすがに井手先生もわかってない点があるぞ。

この本は、原田大六先生の弟子?であった、井手先生が90歳をすぎて書かれたものであり、大変面白いことが書かれている。

北部九州の、三種の神器が出てくる遺跡は、皇室の先祖なのだという話だ。
実際、それで話をつなげると実に一番理屈があっているのだ。
そして、インチキでないのは、平原遺跡にはちゃんと副葬品で、皇室特有の三種の神器がでてくるのだ。
そして、この糸島市周辺で、他にも三種の神器が出てきている。

前にも書いたが、勾玉だけは日本固有の文化で、中国にはない。中国には、剣+鏡の2種の神器文化しかないのだ。

だが、井手先生の推論で唐突に結び付けられているのがある。

伊都国は、「魏志倭人伝」では邪馬台国の属国であるので、突然脈絡なく、「卑弥呼は天皇家と関係ある」とかいいだすのだ。
伊都国と太陽信仰だけで、「一緒だ」っていわれたら、それはよく間違う素人を一緒になってしまう。

邪馬台国の様子はあきらかに「縄文人」だ。もちろん、卑弥呼と弟だけが、外国人の可能性はあるが、邪馬台国の人民は縄文人なのだ。

また、「皇室はそのまま日本人なのだ」とこれも唐突に言われる。
いや、日本のDNAってだいたい、縄文人+(韓国 または 中国南部 または 越人 または オホーツク(これはアイヌ限定))が、主たるDNAなのだ。
そして、皇室の顔立ちを見るとすぐわかるが、渡来人で北方系である。瞼が一重で、平らな顔だし、あまり毛深くもない(毛深いのは縄文人の人だ)。
純粋縄文人だと、たとえば、眉も濃くて、二重ではっきりした顔立ちになるのだ。皇室の誰1人として、そんな顔の人はいない。
あきらかに、弥生人顔なのだ。

いまどきは、考古学は生物学で考えないといけないのだ。
まあ、一番簡単なのは、皇室の人にDNA鑑定してもらうと、何割が縄文人で、何割が中国系で何割が韓国系・・・ってかんじになるはずなのだ。
まあ、やってくれないよなあ・・・・。

現代的な分析技術を知らないと、やっぱり原田先生のご指導を受けた井手先生であっても、そういうハイテクがわからないのだ。
そうすると、つい自分の思い込みで突っ走ってしまうのかもしれない。


あはは、こんなのやってたよー。
インチキっぽいテーマばっかりだけど、ちょっと面白いwwww
おおおー、門田先生、テーマ外でもよくご存じだ。
須田さん、竹田先生、門田先生は、論理的で素晴らしい。


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