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日本も劣化したのか? 「差別」と「区別」と被害者面。

よく、なにか悪いことをした人が、ぬけぬけと「差別だー」というのですが、普通の常識であれば、それって普通の「批判」だとか、社会的罰則であるとかなだけです。
しかしまあ、ぬけぬけと被害者面して「差別だー」とわめきます。

「差別だ」といえば、何かかばってもらえるとか、許してもらえるかというとそういうことはないです。

モデル図にするとわかりやすいので、ちょっとモデル図にしてみました。

上の人はなにか、悪いこと、犯罪なのか、公共の場でのマナーの悪いことをしたのかなにかです。残念ながら、当人ではなく、たとえば親兄弟、会社の関係者、あるいは特定の国など、ちょっと広くみられるケースもあります。
こういう人が、攻められるとすぐ「差別だー」といいますが、相手は単純にその悪事を指摘、批判、叱責、抗議などをしただけです。
最初から悪いことをしなければいいのです。

一方、なんの悪い行為をしていない人に対して、悪口、いじわる、損失になる行為をしたら、これは差別です。当人は何もしていないからです。

たとえば、私は初めてフランスにいったときに、カフェでなんだかよくないシートに通されました。ああ、これって黄色人差別だなと思いました。だって、私はちゃんとした服装もしているし、ぎゃーすか騒いでもいないし、お金もちゃんと持っているからです。
35年ほど前は、ヨーロッパの白人たちは、有色人種に対していわれのない差別をよくしていました。まあ、今もやる人はやると思いますが。
(日本人が優秀な成績をおさめるので、腹立つからいじめるケースもあります。たとえば、国際的大会などで、翌年からルール改訂があったりします。)

ただ、なんというか、日本人の海外旅行者はマナーも悪くなく(まあ、たまに失礼なおっさんはいましたが)、金払いもよく、チップもはずんでいましたので(まあある意味、Japan As No.1になりかけでGDPが世界No2でしたので、フランスやイギリスの人々は、「やべ、金持ち日本に丁寧にしておかないと、収入が減るかも?」と思ったらしく)だんだんある程度丁寧になっていきました(笑) まあ、5年ほど、農協のおじちゃんおばちゃんツァーたちは(まあ正直金ももっていたしwww)、ガイドさんが注意しましたし、おとぼけなだけで、金回りはよく、頭のいい日本人は教えられた程度の Thank youくらいは言って、ヨーロッパ人の店員さんたちに、丁寧にしましたwww

でまあ、デフレ不景気になってはいたものの、少なくとも英仏独よりは金持ちなので、ヨーロッパ人は日本人に差別することは非常に減りました。ノーベル賞なども取ったし、SONYなんかの大手製品がどんどこ世界中に輸出されたので、「あんなちゃんとした製品を日本人は作るのか」とちょっと認めてくれたのかなと思います。
(まあ、戦争直後の昭和30年くらいは、「安かろう悪かろう」日本製は多くあったのですが・・・。)

まあ、まじめな日本人は、だいたいは外国に出ても嫌われません。無知な日本人であっても、ガイドさんや旅行会社が一応、「海外渡航のしおり」などをくれたり、旅行本などが、日本人を教育してくれたからです。

ところが、じゃあ、次に中国人がお金持ちになって海外旅行にいくようになると、日本人ほどおとなしくはしていません。レストランや観光地にいって、べらべらと大声でわめくし、ビュッフェでは食事を争って取り合うとか、お手洗いを汚く使う(水洗なのに流さないです。なぜなら中国のニーハオトイレは水流が弱く、そばにあるごみ箱にトイレットペーパーを捨てます。臭いです)などです。
「金払ってるんだから、いいじゃん」みたいな顔もします。
つまり、モデルの絵で言うと、上側の悪いことをしているわけです。


店員さんによっては、文句をいうし、注意すると思いますが、それを聞いて「中国人差別だー」とわめきます。そういえば、先日、日本でも中国人が暴れました。個々のお店は誰をお客にするかどうかは、店の勝手です。ドレスコードが悪いと入室拒否の場所は、世界中どこにでもあります。
(もちろん礼儀正しい、ちゃんとした中国人もいますが、そのまっとうな中国人がたったの5%しかいなくて、9割以上が悪いマナーの中国人だったとしたら、外国人の店員さんたちは、何を判断するのかわかりません。本当に悪い中国人がきたら、店内で暴れるかもしれないし、他のお客に迷惑をかけるかもしれないからです。要は、リスク管理です。本来であれば、まともな中国人が、悪い中国人に躾をして、悪い中国人を毎年、少なくするようにしてくれたらいいのですが、現実には逆のことが多いです。放置して、のさばることが多いです。)

「差別だー」といえば、なにか許されるとか、自己中心的なお願いをきいてもらえるとか思っているようです。

他に日本人でも、どこぞの議員の女性が、交通違反したくせに「差別だー」とわめいていましたが、そういえば、違反を取り消してもらえると思っていたのか、ただ被害者面すれば、ごまかせると思っていたのか、いいまくりで、いつまでも辞任しませんでした。

しかし、心の弱い人が、差別を理解していない、ただの被害妄想系の人、あと妄想性パーソナリティ障害の人などは、この違いをまったく理解できず、わめき続けます。
まったく理解しがたいことですが、自分の悪い点を反省しろよってことです。こういう人々は、根っから他責的です。謝ったら死ぬと思っているのかもしれません。

まだら脳障害のパヨクも多いので、なんだか、「えらそうに差別だーってわめけば、一般人のほうがひっこむ」と思っている風潮もあります。
困ったものです。
どこで、だれが教育する、あるいは、妄想性パーソナリティ障害のような人の場合は、どのタイミングで治療をすればいいのでしょうか?


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