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プレ皇室研究: 三貴子の母は誰?

イザナミイザナギ夫婦の、イザナミ奥さんが死んでしまったのですが、黄泉の国の帰りに、眼と鼻を川で洗ったら、おやまあ、イザナギお父さん、子供が生まれましたーwww

うわー、男性1人で子供できるなんて、すげー。
その場合、イザナギのDNA 1パターンだから、男しか生まれないのに、なぜ、天照が女性で生まれるんだろうwww
しかも、三つ子だよ三つ子。すげー。お母さん、大変だよ。
あ、三つ子だから、お母さんのほうが死んでしまって、母親の名前を書けなかったのかなあ???

いや、「古事記」「日本書記」編纂をした時代が、持統天皇だったので、忖度したので、女性が天照になったっていう話があります。
実際、他の書物だと(残念ながら、ホツマは偽書として全否定ですが)、天照は男性だったという話があります。
おまけに、男性の天照のお嫁さんは、瀬織津姫だという説があるらしくて、ははあー、女性にしてしまったから、お嫁さんがいらなくて余ったんだーって思いました。

それで、イザナギの子供、三貴子の母親は誰かというと、たぶん隠さないとまずい女性だと思うんですわ。

たとえば、ものすごく身分が低くて、高天原一族じゃないとかさー。一般的には、メイドさんとかが産んだ子供は、なんかよそに養子に出したりするよね。
あと、タブー的にやばい女性です。
それは、イザナギから見たら、「娘」ってことです。

古代エジプトじゃあ、娘と形式上結婚した王様とかいますからねえ。
だいたいギリシア神話だって、ゼウスと奥さんのヘラって、姉弟だったんだよなあ。だって、神話だから人口少ないんだもん。全員親子兄弟姉妹で、だんだん次の世代になってやっと、イトコ叔父甥姪なんてのがでてくるー。


ちょうどよく、イザナギイザナミの子供のリストを作っている人がいたので、リンクします。
はー、こんなに産んだら、骨ボロボロになるっすー。
→ 中世やルネッサンス時代の王女様で、子だくさんがいいからっていわれて、10人くらい子供を産んで、歯も骨もぼろぼろで40歳50歳で死んだ王妃とかいるもんなあ・・・。


でも、この中で最初の方に産んだ女神が、三貴子の母親じゃないかなあ???

上記のリンク先から、初期の女性をみつけてみましょう。
赤くかこったのが女神なので、4人もいるんだよなあ。
でも性別不詳っていうのも怪しいなあ・・・。



わからんけど、八百万の神様の中で、妙に大切にされている女神がいるんだよなあ・・・。
オオゲツヒメじゃないかな。

伊勢神宮で、内宮外宮で天照とセットで祭られている食事の神様です(食べ物の神様は複数いるので、別人説もあります)。
ええ、口からはいたり、〇で出したものを食物に変えちゃう女神様なんですけど・・・。ツキヨミに殺されてしまうんだな(苦笑)。やべえええー。

母子でセットで祭りたかったんじゃないかなあ?
でも「母親です」っていえない、やばい関係の女神・・・。



どうかなあ???

2番手だと、水の女神とかかなあ。
いやいや、案外とじみな神様で、名前がめったに出てこないようになってるとかかなあ???


しかし、一番最初の子供が身体障碍者で、川に捨てたからって、堂々とそのまま書く「古事記」「日本書紀」ってすげー(苦笑)。
恥がない世界だよなあ・・・。古代っておおらかだな。今だとおもっきり障碍者差別だっていわれるよ。でもまあ、厳しい世界だから、自分で育たない子供はどんどこ死んじゃうのだ。ああ、かわいそう・・・。お母さんも、出産のときに死ぬ人はかなりいたようだし。恐ろしい。
現代に生まれてよかったです。病院があるもんね。


それから、原田大六先生の本を読んだら、イザナギイザナミについて興味深いことが書いてありました。
「イサナ」なんだって。
イサナって、なんと鯨のことだって!!
鯨の男性と鯨の女性が、イザナギイザナミの名前の由来だそうだ。

つまり、鯨みたいなでっかい巨人の男女が、ぬ矛をぐりぐりかき回して・・・まあ、海の中でぐるぐる泳いだりして、島を作った、島を発見したってことになるのだ。
ちょっと面白い。



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