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邪馬台国研究: 卑弥呼の鏡をもらった下級首長はいるかどうか?

この人は、九州の高価な出土品だけを集めてリストにしている。
大変面白い。
私が見る限り、弥生時代は、伊都国、奴国、せいぜい宇美国とかだ。


卑弥呼は188-247年または248年の人なので、だいたい活動時期は3世紀前半だ。後継者の台与を3世紀後半と考えて、じゃあ、卑弥呼の鏡が出ているというか、部下に中国鏡をばらまいていたら、1,2枚ずつもらっていて、かつ地域はわりと密集しているはずなのだ。
(大和王権の鏡配布システムだと、だいたい放射状に配られていて、下級首長が鏡をもらっているのがわかるんだそうだ。)

つまり、古代鏡を1,2枚ずつもらっている下級首長の遺跡を地図でプロットすると、おおむね、その真ん中あたりに卑弥呼の邪馬台国があってもいいんじゃないかなってことだ。

まさか、変わった人で、真横にずらーっと1枚ずつ配るってのは、なかなか考えにくい。まあ、たまたま瀬戸内海の場合は別だが。あとは、山陰地方は横並びに配るかもしれない。寒くて船移動だろうから。

まあ、詳しい方がいたら、一度やってみてごらんになるとよい。


あれ? 三角縁神獣鏡って、国産だって話だったじゃん? デザインでありえないって。(魏が敵国のデザインの鏡をあげるわけないだろって話だった。)
いつのまにやら、中国産のが出ているらしい。なんてこったい。
情報アップデートしないとだめかも。



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