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自閉症の遺伝と、有病率の増加について

この動画、なかなか興味深いです。

まあ、ほとんど遺伝かなと思います。
けっこう、従兄弟だとか、親、兄弟とかに自閉症がいる人は、「うちも家系の気がします」とよく言っているので、そうかなと思います。
コメントで、当人が自閉症の方が、「うちの親族もそうだ」といっておられます。悲しいだろうなあ・・・。きつい。

遺伝率としては、50%以上だということらしいです。なるほど。
そういえば、一見普通に見える夫婦でも、子どもの2人のうち、2人とも自閉症だったり、片方が自閉症のところが多いです。
妊娠中にわからないので、大変です。妊娠中にわかれば、かわいそうですが、中絶もありかなと思います。親子で望んで苦労することはないです。


不幸にもご本人が自閉症に生まれてしまったら、自分の特性をよく理解して、個性を生かせる職業につく、無理な生活をしない・・・などが大切だと思います。「人並」を悩むのはよろしくなく、「これをしたら、幸せ」という判断を取るのがいいかなと思います。
SMAPの「1つ1つの花」という歌の歌詞の通りです。
黄色い花でも、赤い花でもいいし、大輪の花でもいいし、小花でもいいのです。


自閉症の人は結婚したければ、自閉症の人と結婚して、お互いの特徴を理解しあい、助け合って生きていくのもいいかなと思います。幸不幸が双方が同じ視点で理解しやすいからです。
(子供は確実に自閉症になってしまうので・・・判断は難しいですが。)

健常者と結婚すると、相手が困ってカッサンドラ症候群になる可能性がありますし、離婚しやすいです。
(この漫画、絵がかわいくて、でも夫がアスペルガーらしいのですが、すれ違いの事例がすごく丁寧に描かれています。自閉症はアスペルガーとは違いますが、ちょっと似ているところがありますし、類似の障害です。)


一部はネットでも読めます。


おおー、なかなか面白いコメントが外国人の方からあった。

スルフォラフォンを与えると軽減するそうです。ファイトケミカルだって。


有病率が昔と比べてあがっているという点については、診断基準が変わったせいだとか、昔は見過ごされていたのが(要するに昔は無知だったのだ)、今はわかってしまうようになった点が挙げられます。

また、アメリカなどは化学物質に妊婦さんがさらされやすいので、それもあるかなと思います。とにかく、脳の発達が遅れるようなことが多いです。

次に、先進国だとすぐスマホやタブレットを見せまくって、健常な赤ん坊でさえ、発達障害にしてしまう傾向があります。これは、非常によろしくないです。健康に生まれた子供が、親の養育の手抜きのせいで、自閉症になってしまうのですから、虐待です。自覚がないのが、非常にやばい。

データで確認したいので、先進国のようにスマホやタブレットが赤ちゃんでも見てしまうような環境なのか、発展途上国でそんな設備があまりない国との比較も知りたいところです。
でも、最近、アフリカでさえスマホは買えるからなあ・・・。

あと、晩婚化で、精子、卵子の劣化傾向もあります。
なるほど、昔みたいに、20歳くらいで産んでもらうし、夫も若いほうがよかったのでしょう・・・。
高齢出産、高齢の父親、ちょっとしんどいかも?
高齢出産支援は、すべきか、もうあきらめてもらうかは、なかなか難しいところです。女性の議員さんで不妊症対応で子供を産んだけど、重度の知的障害の子供の方がいましたよね。軽度なら、まあ、いろんな訓練で自立して生きていけるので大丈夫と思いますが、重度知的障害だともう、体が大きくなると、親は世話しきれません。いや、プロの療育士の方も持て余してしまって、養護センターをたらいまわしされてしまいます。しんどい・・・。

日本政府がもっとちゃんと研究して、正しく啓もうすべきだったのだ。

え、日本と韓国似てるが、欧米とはちょっと違う! グラフを引用します。
(2012年とちょっと古いですが・・・。)



うーん・・・デンマークとオーストラリアがどっちも少ないのって・・・??? なんでだろう???
失礼だが、医療面がレベル低いのかな??? うーん・・・。
田舎でのびのび暮らすと、自閉症になりにくいのかな?
いやまて、それならアメリカだって田舎は多いぞ。

これはとても微妙です。
なんか、中南米とか、中近東とかのデータを出してもらいたい。
比較しにくいですね。

というわけで、なかなかわからないのでありました。

治療法があればいいのに。

AI,脳科学、生物学、心理学など幅広く研究しております。 貴重なサポートは、文献の購入などにあてさせていただきます。 これからも、科学的事実を皆様に役立つようにシェアしていきたいと思います。 ありがとうございます!!