レストランがインバウンドを狙うなら、すき焼きコースメニューをてこ入れするとよい。
昨今は、外国人が日本の和食を求めてやってきます。
前はわりと、「お城、忍者、芸者、富士山」とかだったのですが、それに「アニメ、漫画、フィギュア、秋葉原ゲーム」などが加わりました。
しかし、最近は「日本食」狙いで「食べ物だけのために、毎年来てもいいよ」というくらい、やや富裕層には日本旅行が大人気です。
そして、彼らはだいたい「寿司、天ぷら、ラーメン」が有名だったのですが、そこに最近は、「お好み焼き、たこ焼き、カレー」が追加されました。
しかし、寿司と天ぷら以外は、だいたい単価としては千円前後です。
ラーメン、カレーだけだと、800円から1500円くらいまでしか、客単価あげられないのです。
(ちなみに、インスタントラーメンは世界で、80円くらいの値段で売られているようです。)
さて、結構前からある程度上の人には、知られていて、あきらかに欧米人・外国人受けがする料理に、しゃぶしゃぶとすき焼きがあります。
これらは、日本では3千円ー1万円くらいです。
つまり、千円前後の客単価のラーメン、カレーよりも、1回1人あたりの客単価をいっきに、3-10倍にあげることができます。
日本通の外国人はよく調べておいて、上野や銀座の、すき焼き店の老舗などを狙っているようです。
ですので、もし皆さんの中で、レストラン系のビジネスをしておられるのでしたら、海外広告をそこそこがんばって出して、Youtuberなどに試食などして、広めてもらうと、カレーやラーメンより、いっきに何倍も売り上げをあげられるのです。
しかも、すき焼きは卵たれにつけて食べますが、海外では衛生面で遅れているので、生卵は食べることができません。
ですから「日本でだけ食べられる料理」としては、すき焼きは牛肉好きな欧米人には、特にうれしい料理なのです。
1-2週間日本に滞在していたら、1日くらい「贅沢に」したい外国人はいますから、チャンスはあると思います。
しゃぶしゃぶは、ゴマダレは海外ではあまりないので、少しダイエットしたい外国人には「ヘルシーだから大丈夫」とPRすることができます。
ゴマには、抗酸化作用があり、老化しにくい効果があります。
ヴィーガンについてはしょうがないので、別に「野菜なべ」として出してあげて、湯豆腐や野菜と豆腐を楽しむ料理にしてあげるといいと思います。
この場合は、まあ寄せ鍋風にして、ごまだれ、酢醤油たれ、辛い味、味噌味のたれなどをつけてあげるとよいでしょう。
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