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おおざっぱなコラム まとめ~考古学編~

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#伊都国

プレ皇室研究: もう一度、おさらい。三雲南小路遺跡と須玖岡本遺跡

こっちは、奴国の王様の墓なの。 でっかい、岩があったが、その下に甕棺があったの。 「1899年(明治32年)、土地所有者の吉村源次郎は家屋の新築のために脇にある「長3.60メートル、幅2.0メートル、厚30.3センチメートルの横石」とその側方に立つ、「高1.20メートル、幅1.50メートル、厚40センチメートルの立石」の2つの巨石が邪魔になるので動かして、下を掘ったところ、「合口甕棺」があり、その内外から種々の遺物が出土した。その場所から約14メートル北東に煉瓦囲いの地下室

他人の弥生時代考察

これ、1時間以上の長い動画なのだが、なかなか面白かった。 あまり知らない遺跡がでてきたので、後で調べよう。 中国の考察もあって、なかなかよい。 こんなに調べてあるのに、なんで、邪馬台国畿内説になるのかが謎ですわ。 まあ、後編があるかもしれないので、待つことにします。 この人いわく、奴区は伊都国の同盟国みたいなかんじだって。 うーん、なるほど。 これも面白かった。 纏向って、大王が作った町じゃなくて、別の豪族が作って、後から皇室が利用したのはありかも??? たしかに、

プレ皇室研究: 奴国問題

これまでは、奴国は、ニニギが伊都国に天孫降臨という名の、引っ越しをする前の国で、かつ、伊都国の兄弟国で、たとえば奴国の1人は、海幸彦かなと思っていました。 なにしろ、海洋貿易をしているし、中国や韓国と交流しているし、ついでに三種の神器も出土しているからです。 しかし、1つ、変なことに気づきました。 これ、周辺地図です。 古い神社がないんだ!!  おかしい!! 神功皇后くらいまでしか遡れない!! ということは、奴国は皇室とは違う、ぜんぜん別の一族が王族だったのか!??

プレ皇室研究: 未発掘の王墓は?

原田大六先生が、 「他の王墓もあるはずだ」(そのうち発掘したい) と本に書いてあって、結局お亡くなりになって未完なのであるが、もう一度、資料を読み直したら、なんだ、糸島市教育委員会とかはどうやら、あてがあるらしい。 「遺跡範囲は南北1500メートル×東西750メートル、居住域と墓域を合わせて約60ヘクタールの規模を持ち、伊都国の中心地と考えられる拠点集落で、以下の3地区に区分されている[2]。 南小路地区(三雲南小路遺跡):伊都国王の墓(一辺30メートルの大型弥生墳丘墓)

プレ皇室研究: 神武天皇の活動

この人が旅行して、神武天皇関係の神社や遺跡などを回ります。 これが1つ面白かったです。 「⑯高祖神社(飯塚市高田)――もと高田神宮皇祖廟 ○高祖神社社伝 「天皇は高田に進み、八田彦の伴った田中熊別に迎えられ、根智山の打猿を討伐するため、高田の丘から田中熊別と椎根津彦に命令を下された。この地に神武天皇と玉依姫を祭ったのが高祖神社である」 ○高田神宮皇祖廟社伝 「玉依姫尊と神武天皇を祭る、大山祇命の裔の田中熊別が天皇を出迎えた」 「熊別は椎根津彦とともに賊を平定する決意を述べ

プレ皇室研究: 伊都国を日向とわかっている人のWebページを集めてみた

他の人、特に現地の人などが面白いことを言っていますので、集めてみました。 よかった。わかっている人はわかっていて。 「事実、伊都国や糸島半島の神社には、記紀神話にまつわる神々を祀る神社は多い。ウガヤフキアエズは芥屋の太祖神社や産宮神社(波多江)に、ヤマサチは高祖神社といった具合だ。さらに萱島さんは続ける。「伊都国の伊都は、呉音でイツと読みます。伊都をイツと読むと、記紀には伊都(イツ)が数多く登場します。伊都国と記紀神話の関係性は強いのです」。」 「天孫降臨よりもはるか昔、

プレ皇室研究: 海幸彦とは?

山幸彦は、「古事記」で海の宮殿にいって、豊玉姫をお嫁さんにして、ウガヤフキアエズを産んでもらうのであるが、その兄が2人いて、ちょっと見てみましょう。 この調子だと、もしかしたら奴国の王様かもしれないのだ。 まあ、いたって普通にお兄さんで、ちょっと弟いじめをしているのだ。 海幸彦っていうから、漁師だ。弟は猟師をしていて、主に山の中に住んでいたようだ。兄さんは、漁師だから、海に釣りにいったりして、釣り針を貸したら、なくされたのだ。 ちょっと怒り方がひどいのですが、生活の手段で

プレ皇室研究: 金印をもらったのは誰なのか? (追記あり)

さて、以前に原田大六先生の研究をもとにして、私なりの研究をした結果は、 伊都国は、皇室の祖先の国。平原遺跡の被葬者は、玉依姫、つまり神武天皇の母親。伊都国の女王。 (その後、どうも夫のウガヤフキアエズ王は、早めに死んだので、玉依姫が未亡人としてがんばっていたようだ。) 九州北部の、糸島周辺は「三種の神器」の宝庫であり、ちゃんと出土している。 さて、では、隣の奴国の王も、どうやら、皇室の先祖ぽいいのだ。なぜなら、奴国の王様の墓からも、三種の神器が出土している。 ひえー。 こ

研究発表: 皇室の先祖は伊都国の王・女王だった!!

1. はじめに  これから、IQ138(でもギフテッドではない) で年寄、元プロ漫画家(歴史ものが好き)で、脳科学者で、BIアナリストで、AI技術者、ビジネスコンサルタントの私が、私以外には、ごく数人しか知っていないかもしれない大変重大な歴史的発見を解説します。  1か月ほど前に、佐賀県で古代の墓が発見されました。しかも、神社があったところでまったく手つかずだった土地の発掘なので、1週間ほど日本中が一瞬考古学ブームにわきました。結局は、鏡も勾玉も何も出ず、朱が塗られていた

プレ皇室研究: おおー!! 先行研究があったぞ!! 原田大六先生の弟子?後輩?だ!! やはり伊都国は皇室のルーツだ!!

さっき、このネタを書きました。 なんで、先行研究とかないんだよーーーー!!!?? と思ったら、わー、やっとみつけました!! こういう、研究者がいました。少ないですが、2冊本を出されています。 「1933年 福岡県生まれ。1965年 平原弥生遺跡の調査を行なう原田大六氏と出会い、考古学を学ぶ。原田大六氏が亡くなったのち、平原弥生古墳調査報告書編集委員として『平原弥生古墳―大日〓貴の墓』(原田大六著)の制作に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです

プレ皇室研究: 天皇家の祖先は伊都国王だった!(たぶんw)

前に原田大六先生と平原遺跡について説明しました。 原田先生によると、平原遺跡は玉依姫の墓と推測されていて、古代の太陽信仰の女王の墓と推測されます。 しかも、三種の神器も出ていて、国宝になった鏡は、まさに八咫鏡といえるものでしょう。 三種の神器を持っていて、かつ、太陽神信仰で女性(女王または巫女)というのは、卑弥呼ではなくて、文化系統でいうと天照大神(またはその娘関係)であるってことです。 そして、それが伊都国内であり、伊都国の女王となると、まさに灯台下暗しですが、天照大