[専門家が分かりやすく解説]協会を立ち上げる方法
1.協会を立ち上げる方法
「協会の設立の仕方は?」「協会を立ち上げるには?」といった質問を多くいただきます。
協会を設立するには、どんな準備がどのくらい必要で、どのような手順ですすめていけば良いのでしょうか?
協会設立の専門家が分かりやすく解説します。
2.個人では、無理?
どんな事業を始める場合でも、その運営を、法人(株式会社など)で行うか、個人事業で行うか、選択するのが一般的です。
「協会」という形態で事業を行っていこうとしたとき、ここでふと一つの疑問がわいてきます。
▶協会は、個人事業主として運営できるのか?
結論から言うと、もちろん個人事業でも可能です。
とはいえ、協会というからには、『会=人の集まり』ですから会員が必要ですし、会員が集まっていない設立者一人だけの協会ですと、あまり見栄えはよくありません。
会員が集まり、そんな会員が会費を定期的に支払ってくれることで運営は安定します。
また、会員が多く集まることで企業からも魅力的な協会であると見られ、スポンサー(協賛)会員や賛助会員として、賛助してくれることにも繋がります。
協会は、団体であることを前提として、そのメリットがあり協会としての意義を成します。
3.法人でないと無理?
次に、立ち上げる協会は団体であるとして、
▶法人でないと協会は運営できないのか?
「一般社団法人〇〇協会」という協会をよく目にしますが、必ずしも法人でないといけないということはなく、任意団体でも協会は運営可能です。
任意団体というのは、法人格を有していない団体です。分かりやすいところでいうと、サークルやオンラインサロンなどのコミュニティがこれにあたります。
4.設立方法は大きく2つ
協会を立ち上げる方法は、大きく分けて2つです。
①法人として立ち上げる
②任意団体として立ち上げる
方法の違いはあっても、①②ともに「協会」という団体ですので、賛同してくれる会員を集め、健全な経営状態で運営を続けていけるような協会を立ち上げるには、準備と正しい手順が必要になります。
ただの身内だけの集まりになってしまい、自己満足で終わってしまう協会も多くあります。
肩書やブランディングに使用するために「立ち上げること」自体が目的である場合は、もちろんそれでも問題ありません。
その一方で、会員数を増大させることに成功し、会費や受講料など安定した収益を得続けている協会もあります。また、そういった協会は、企業からも“その分野に特化した団体”“その分野のコアなファン層を抱え込んだ団体”というように魅力的な団体にみえ、賛助会員やスポンサーとして賛助してくれる企業を味方につけることもできています。
この違いは、協会の仕組みづくり、コンテンツづくり、そして、しっかりした規約をもとに、ちゃんと運営できているかどうか?
このようなことが大変重要であるといえます。
当事務所はお客様の運営されたい団体、協会について、しっかりヒヤリングさせていただき、その上でお客様に必要な規約のご提案を丁寧にさせていただきます。お気軽にご相談ください。
【ご相談は無料です。お気軽にご相談ください。】
■協会の立ち上げを考えている
■協会の立ち上げについて経験豊富な専門家に相談したい
■トラブルを回避できて、円滑に運営できるための規約がほしい
■協会を立ち上げたが、実はまだ規約がない
このような方は当事務所までどうぞお気軽にご相談ください。
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