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マーケティング - KPI

KPI、中々聞き慣れない言葉だと主ます。KPIとは重要達成度指標のことです。うん。感じが並びすぎて分かりづらいw簡単に言えば、目標を達成するための指標です。

例えば、売上を100万円にしたい。成約率は5%だとします。単価が10万円にしときましょうかね。

この場合、集客の目標は200人になりますよね。10人の方に商品を購入してもらえれば、目標は達成です。ただ、本当のセールスの場合はもっと複雑になります。

そんなことも含めて。


間違いやすいKPI設定

例えば、X(旧Twitter)で商品を売りたいと考えている企業がいます。色んな活動を通して、フォロワー数が増えました。ただ、商品はあまり売れていません。これはKPIをフォロワー数に設定しているからねんですね。

もちろん、フォロワー数を増やすことが目的なら良いんです。でも、企業は商品を売りたいわけで。フォロワー数を増やすことではありません。

そうなると、KPIを設定するのは「リンクのクリック数」になります。ここを勘違いしていると、どこが間違っているのか分かりません。課題が分からないとソリューションも出来ないと言うことになります。

AdSenseで考えてみましょう。

1万円 = 100円 ✕ CTR(クリック率)5% ✕ 2,000PV

1万円稼ぐには、ざっとこんな感じです。クリック単価の100円はどうしようもないとして、CTRとPV数は何とか出来そうですよね。どちらにKPIを設定するのか?それとも両方に設定するのか?

最適化をするなら、両方を設定して検証する方がいいでしょう。自分ではどうしようも出来ない、外部要因もあります。でも、頑張れば操作出来る部分もあるということです。


分解してKPIを設定する

さらに詳しく言うと、KGI(経営目標達成指標)という指標があります。企業などでは、最終的な目標を達成するための指標です。加えて、分解したKPIを掛け合せて目標を達成します。

簡単にイメージすると、こうなります。

まず、KGIを設定する。そして、それに関わるKPIを設定していく。それぞれのKPIが達成すれば、自然とKGIも達成します。


さいごに

今回はKPIと言う言葉で、分解して目標を設定すると言うことをお話しました。ただ、これはKPIに限らず出来るだけ分解はした方がいいです。致命的な課題になりにくいし、どこが課題か分かりやすいからです。

そして、どこを目標にしているのか?これがブレないようにしましょう。本来と違う目標になることで、全体がわかりにくくなります。

フォロワー数なのか、リンクのクリック数なのか。フォロワー数が増えるのは喜ばしいことですが、売上を考えたときには違った結果が返ってきます。「フォロワー数が増えてるのに何で?」となります。

目標1つで結果が違います。しっかり考えた方がいいですね!

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