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幅員がやけに広く 真っ直ぐなだけの 目抜き通りでは 誰もが行き違うから 反対車線の裏通り 待…
見えない世界のアナウンス 音を重ねて物質化 花弁が舞ったら蝶になる 音を揺らして変革期 真…
台風が千切った雨雲 通り雨は人の群れ 点在するエアボケット 俺は何をしているのか 空を見上…
おはよう 元気だった？ この間は何だか楽しかったね いつかまた一緒に遊ぼうね ご飯食べたり …
一介の学徒である私が 万歳三唱で鼓舞され 否応なしに趣く先には 一体喜ぶべき事など 誰があろ…
太陽コロナのアマテラス 空に落ちたら吸い込まれ 津々浦々に馳せ参じ 人の心の垣根さえ 軽々飛…
痛むのは 胸の左か雨音か 行き倒れ 旅を忘れた旅人か 慰めは 手には取れない月光か 声を聴く 口を塞いだ独白か 熱いのは 首の裏側蜘蛛の巣か 静寂に 残した足音消えないか 傷むのは 結局何処だか何時の日か
おててふきふき おかおふきふき 手拭いぶんぶん つくえふきふき おまどふきふき 手拭いふん…
二足歩行の宙ぶらりん 話す言葉は覚えたが お気持ちばかりが先走り 歩きもしないで追い求め 心…
