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中学生のためのテストの段取り講座 その7 学校でお金の稼ぎ方を教えない理由

 その7 学校でお金の稼ぎ方を教えない理由

 それではさっそく、自立のための段取り講座をはじめましょう。
 でもこれもテストのための段取りとほとんど同じなんです。いや、もしかしたら、テストよりも簡単かもしれません。
 なぜなら、テストは結局、学校の勉強です。実はみなさんの人生とは全く関係がないんです。数学も理科ももちろん勉強すれば、どんどんテストの点数は上がりますが、現実の世界とはほとんど繋がりがありません。どれだけやっても、上手くなるのはテストの点数を取ることだけです。だから、もちろんいい高校には行けるかもしれません、いい大学には行けるかもしれません、そうすればもちろんいい会社には入れるかもしれません。しかし、それではいつまで経っても、現実の世界と繋がることはできません。ずっと学校のままです。つまり、子供のままです。つまり、先生がいる世界です。先生が段取りを組みます。時間割ですね。先生が作った時間割に従って、体を動かすだけです。高校もそうです。大学も結局はそうです。そのまま会社に入ると、今度は上司が時間割を作ります。むしろ、会社の方が、今、みなさんが通っている中学校よりも、さらに厳しい学校です。遅刻なんか許されません。病気で休むこともなかなか難しいんです。上司が決めた時間割は絶対で、さらに、みなさん一人一人にやらなくちゃいけないことまで決められるので、あなたが休むと、仕事が進まないと言われます。だから、休むことができないんです。
 本当は病気になれば休ませないといけませんよ。会社も一応、病気になったら休んでいいと口では言ってます。しかし、実際は違います。僕は10年間、いのっちの電話をやっていて、死にたくなった人からの電話を受けているのですが、電話をしてくる人の多くが、大人です。学校を卒業し、会社で働いている人たちです。彼らに僕は、死にたいのなら、まずは会社を休んで、ゆっくりした方がいいとアドバイスをしていました。しかし、彼らはみんな、会社を休むことができない、と言うのです。だから、休むことができない学校みたいなものなんですね。
 それなのに、なぜ大人はみんな会社に入ろうとするんでしょうか。こんなに大変なのに。
 僕は実は、それがなぜかわかっていません。なぜみんな大変なのに、会社に入って働こうとしているのか。
 みなさんはなぜだと思いますか? わかる人はいますか?
 そこで聞いてみると、みなさん当然のように「会社で働かないとお金が貰えないから」と言うんです。
 みなさんはなぜ中学校で勉強しているんですか? 考えたことありますか? 義務教育だから、やらないといけないからですか? 義務教育というのは、みなさんの義務って意味じゃないですよ。義務は大人にあります。子供たちに自由に勉強をさせる義務があるってことです。これは働かせる側から考える義務ってことです。子供も人間ですから、働き手の一人でもあるわけです現実には。だから、できるだけ早く働かせたい。働いてもらいたいわけですね。でも、中学を卒業する15歳までは働かせないで、いろんなことを自由に勉強する環境を作ってあげなさい、というルールなわけです。だからみなさんが小学校や中学校に行かなくちゃいけないってことではありません。中学校が嫌なら行かなければいいんです。みなさんは自由です。義務は一つもありません。すぐに働かせようとする大人に対するルールなわけです。
 しかし、みなさんはどうやってお金を稼ぐのか知りませんよね? 知っている人いますか? もしくはこれまでお金を稼いだ人はいますか? 
 現実の世界では、お金がないと生活していけないようになっています。学校に行っているみなさんでもその波は少しずつ感じているはずです。お父さん、お母さんが毎日働いているのを見てます。お金がないと、買いたいものも買えない現実も感じているはずです。欲しいものがあるけど、高くて、買って欲しいと親に言えない人もいるはずです。元々はこんな現実ではありませんでした。お金お金の世界ではなかったんです。家だって、そこらへんにあるもので、トンカチと釘で適当に作ることもできました。ずいぶん前のことですけどね。地面があれば、そこを耕して、種でもまいておけば野菜だって収穫できたわけです。水も湧水のありかを知っていれば、いくらでも飲めた。
 でも今の現実は違います。家賃を払わないと暮らせない。水も水道からしか飲めない。公園の水を生活に使う人なんてほとんどいないでしょ? 電気代を払わないとテレビも見れない。電気だって、車の中に入っているバッテリーを使って、ソーラーパネルで発電した電気を蓄電しておけば、電気代なんか払わなくても、テレビだって見れるんですよ。車がそうでしょ。車でテレビやラジオや音楽が聴ける。あれはバッテリーを使っているんです。しかし、そんなこと誰もしません。もしかしたらお父さんやお母さんもバッテリーで電化製品が使えることをすっかり忘れているかもしれません。そんなわけで、今は生活のすべてにお金がかかる世界になっています。本当に細かいところまで、どこまでもお金がかかる世界になっています。なってしまっています。あらゆる地面が誰かのものになっているので、勝手に種をまくこともできません。畑で野菜を育てたことがある人はいますか? 多くの大人たちが自分たちで食料を作れることも忘れてしまっています。
 生活の全てにお金がかかる世界。だから、お金を稼がないと暮らしていけないわけです。だから、お父さんお母さんたちはいつまでも働き続けているんです。
 僕はそんな世界がいいとは少しも思いません。そうではなく、生活の全てにお金がかかる世界、これこそ、戦争ではないかとすら思ってます。無駄なことができなくなっている。適当にぼうっとすることができなくなっている。いい加減なことが許されなくなっている。どこかしらみんながみんなを監視してしまっている。これが生活の全てにお金がかかる世界の姿です。とてもじゃないですが、いいとは思いませんし、変えていく必要があります。しかし、この勢い、これは世界的に同時に起きていることなので、なかなか変えることができません。
 そこでどうするか。それを僕はいつも考えているつもりです。今回の段取り講座も、そのための僕なりの抵抗を、みなさんにお伝えするためにやっているのです。
 世界は良い方向に向かっているどころか、どんどん細かいところにまで、お金がかかるようになっています。これからもその勢いはどんどん加速していくでしょう。これが今の資本主義と呼ばれている世界のお金の回り方です。資本主義どころか、戦争主義ではないかと僕は思っているくらいですが。。。
 しかも、これだけお金がないとやっていけない世界にもかかわらず、学校ではお金について一つも授業がありません。
 お金について、何にも誰も教えてくれないんです。
 これには理由があります。
 学校を作っているのは、日本という国なんですが、国はお金のことをみなさんにあんまり知って欲しくないんです。
 国というものは、みなさん、歴史の勉強をしているでしょうから、租とか、知っているでしょ? あれですよあれ。国は、いつも税金が欲しいんですね。つまり、お金ですね。国はお金が欲しいんです。国はいつもお金を欲しがってきましたよね。みなさんも歴史のテストで勉強してます。その昔はお金じゃなくて、お米とか絹製品とかなんかありましたよね。それを納めないといけない。班田収授法とかなんとかかんとか覚えなくちゃいけないこといろいろありましたよね。国はどうにか、税金を取りやすように、ルールをどんどん作ってきたわけです。なぜか?
 なぜなら、みんな好き勝手に生きてたからですね。適当にそこら辺の土地に種まいて、海では釣りをして、野山では獣たちを捕まえて、お酒も自分で作って、好き勝手に飲み食いしていたわけです。そんなわけにはいかない、私はお金が欲しいんだ、と国は、これまた勝手な真似をして、新しく法を作っては、人々からどうにかして、税金を巻き上げようとしてきた歴史を、なぜかみなさんは暗記してテストで答えているわけです。おかしな話です。でも、まあ、いいでしょう。歴史を学ぶことで、いかに私たちが馬鹿なことをしてきたのかを知ればいいんです。本当に馬鹿な歴史です。ただ税金をどうやって巻き上げるかヒストリーばかりです。そう思いませんか? 僕はいつもそんなふうに思ってました! 中学生のとき!
 国は好き勝手に生きられると、税金を巻き上げられないことを知っているわけですね! だから土地の所有者を確定するために法律を作るわけです。この土地は誰々のもの。だから、この人からどれだけの年貢をおさめてもらうと決めるわけです。だから、山の中の洞窟なんかに住まれたら、わけわからなくなるじゃないですか。だから、町みたいなものを作って、その中で生活してもらうことを考えたんですね。適当に暮らすとまずいのは、人々ではなく、国だったわけです。だから士農工商とか、職業もしっかり、分別して、それぞれにわかりやすく、住む場所も決めといて、食料を作る場所も決めといて、わかっているので、簡単に、税を奪い取ることができる! これはなんて素晴らしいやりかただ! と国は興奮して、どんどん都市を作っていったわけです。その成れの果てが、このグローバリズム資本主義がいたるところにまで蔓延し、生活のすべてあらゆる細かいところにまでお金、税がかかる、私たちが暮らす素敵な21世紀の戦争主義の日本になっていったわけです。そんなとんでもないところに生まれてきたのが、みなさんなわけです。それでも僕はみなさんの誕生を祝いたい。しかし、現実は死にたい人が多く、年間2万人以上の自殺者がいます。広島の原爆で亡くなった方は14万人ほどと言われてますが、そう考えると、7年に一度、日本には原爆が落ちているように僕には思えます。とんでもないこととは思いませんか? 僕がなぜ電話番号を公開しているか? 素直なみなさんなら、きっと理解してくれると思います。でも僕はみなさんの誕生を祝いたいんです。
 だからこそ、しっかり現実の勉強が必要だと思います。
 なぜ年間2万人の自殺者がいるのか、少しわかってきましたか? 
 そうです。生活の全てにお金がかかるからです。そんな世界が嫌なんです。人間は本当は。お金がないと暮らせない世界になってますから、どうやっても、働かないといけないわけです。もちろん、働かずに暮らす、という道も実はあるんですよ。生活保護、というルールがありまして、それはお金がないからといって生きれない、それじゃ人間の人権が無視されることになる、というわけで国もさすがにあんまり無茶苦茶なことやって、人々を苦しめると反乱が起きる、起きてきましたよね? 反乱。日本でも。島原の乱とかご存知ですか? もう習いましたか? あれも税を重くしてましたね。今では、誰も反乱しませんよね? 武器とか持ってませんよね? 武器持ってたら捕まってしまいますもんね。だから誰も、熊本の乱とか起こせません。デモをすることはありますが、誰も武器は持ってません。あんまりひどいデモになったら、国はどうするか知ってますか? 香港とかでやっていたように警察や軍隊が人々に銃口を向けます。素手vs武器の戦いです。そんな戦争、歴史で習ったことありますか? ないですよね。というわけで、反乱できないようになってますね。今の日本では。歴史の教科書の延長で考えると、結構、大変なそうな国のような気がしてきませんか?
 300年後の中学生は、この現在の現実を教科書で勉強するのかもしれません。

 2022年当時の人々は、生活のあらゆる全てにおいてお金がかかってしまうという生活に喘ぎ苦しんでいた。年間2万人以上の人々が自殺していた(そんな社会はこれまでの歴史にはありませんでした)。武器は全て没収され、所持するだけで逮捕された。次第に反乱する事すら忘れてしまった。地面に勝手に種をまくことも禁止され、お金がないと寝ることもできない環境の中、学校を卒業したあとは全ての人間が働くことを強要されていた。

 教科書に書かれるとしたらこんな感じかもしれません。だからといって、毎日毎日不幸だと感じるわけじゃないですよね。僕もそこまで不幸だとは思っていません。歴史の教科書に書いたら、なんだか大変だなと思いますが、それでも、現実の世界はそれなりに楽しみもあるもんです。そういう観点で、歴史を学ぶといいかもしれませんね。平安の末期だってきっと楽しいこともたくさんあったはずです。
 でも現在は、結構、とんでもない世界ではあります。しかし、みなさんはまだギリギリ守られている。チャンスです。生き延びる術を学んで、楽しく愉快に生きていきましょう。
 笑うことを忘れたらおしまいです。なんでも生真面目に考えすぎないように。大丈夫です。歴史の教科書見てるとわかるように、国は、結構間抜けでもあります。
 
 さて、今までのところをおさらいしましょう。
 歴史の教科書を眺めるに、とにかく国が生まれた時から、国は必死に税を集めようとしてきました。そのためにあらゆる法律が生まれたわけです。法律を作るくらいですから、むちゃくちゃ必死です。それもそのはず元々人間は好き勝手に生きる生き物ですから、ちゃんと締め付けないと、税なんておかしなものを払うわけがないんです。だから、土地の所有者をはっきりさせたり、どれくらいの土地をその人が持っているのかをはっきりさせたり、職業をはっきりさせたりしてきたわけです。どうにかしてスムーズに税を徴収できるように国は必死だったとわかります。
 もちろん、このやり方は現代でも同じです。なぜなら、今もみなさんは国に属しているからです。日本人ですよね、みなさん。
 ですから、みなさんは住所がはっきりしているわけです。住所は何も手紙がちゃんと届くようにするためではありません。歴史を見るに、住所は、ちゃんとその人がそこで働いているかを確認するためにあるのです。つまり税金をきちんと徴収できるようにするためにみなさんは住所を与えられてます。だからお金がない人は住む場所がなくなるのです。持ち家を持っている人であれば、その土地がどれくらいの面積を持っているか、ちゃんと国は知ってます。それに応じて、また税金を払わなくちゃいけないのです。これも全て歴史の通り、とにかく、好き勝手に山の中、川べりで暮らしてもらっては困るからです。みんな言うこと聞いて、ちゃんと税金払ってね!ってことです。当たり前のことになりすぎて、誰も文句を言う人はいません。みんな、生き生きと家を買ったりしているんです。馬鹿みたいな話ですが、今現代に起きている本当の話です。
 では、そこまでお金が大事なのに、なぜ、学校では、お金の稼ぎ方を教えず、みんないい大学に行って、いい会社に入れとしか大人は言わないのか。
 もちろん、多くの大人がそれ以外の道を知らないからでもあります。しかし、理由はそれだけではありません。

 勘のいい人ならもうわかったかもしれません。
 なぜお金の稼ぎ方を学校では教えないのか?
 理由は簡単です。お金の稼ぎ方をいろいろと教えると、みなさんは柔軟な思考の持ち主ですので、子供ってみんな柔軟なんです、だから、いろんな稼ぎ方を見つけちゃうからです。
 それだと国が困るからです。国は、お金は稼いで欲しいんですが、税金が欲しいので、それは当然ですが、税金を徴収しやすいように稼いで欲しいからです。
 一番、税金を徴収しやすい、お金の稼ぎ方が、会社で働くってことです。会社で働いた場合、給料を払う時に、自動的に税金が徴収されてしまっています。会社がみなさんのお父さんお母さんの財布に入る前に、勝手に税金を抜いちゃうんですね。これだと、国は手がかからないわけです。一番簡単に徴収できる方法。それが会社から税金を抜くってことです。
 
 では逆に税金を徴収しにくい方法について考えてみましょう。
 僕は画家もやってます。僕が家で絵を描きます。それを、絵を買いたい人が直接家に買いに来るとします。
 そうすると、僕は、絵をその人に渡します。絵を買いたい人はその絵と引き換えに、現金を払います。例えば、僕の今、パステルで描いた絵があるのですが、ポストカードくらいの大きさですが、一枚165000円します。僕が勝手につけた値段です。市場のことは何も考えてません。僕が一枚描くのに、これくらいもらえたら嬉しいなと思う値段を自分で勝手につけました。僕はどこにも属していません。僕は自分で会社をやっています。しかし、一人の画家でもあります。絵を引き換えに現金165000円を現金でもらいました。領収書は要りますか?と聞くと、要らないと答えました。絵を買う人も、それは仕事ではなく、自分の楽しみで買ってますので、領収書を切ったとしても、経費になりませんので、領収書はいらないと言ったわけです。
 そうすると、僕は現金をもらいましたが、形として、そこで売買が成立したと、証明するものがありません。
 そこで、僕はこの165000円を売り上げには換算せず、そのまま自分の懐に入れてしまったとします。
 そうすると、普通の取引だと、165000円に対して税金がかかって、僕はそれを国に払わないといけないのですが、その絵の取引は、なんというか、曖昧で、そのまま売り上げにはみなさずに税金も払わないで済むんです。バレなければ。これを脱税と言います。もちろん、脱税は犯罪です。しかし、こんなに簡単にできてしまうんですね。もちろん、僕は自分で会社を経営してますので、こんなことしないですよ。ちゃんと絵が売れたら、現金でもらったとしても、売り上げとして計上します。銀行にそのお金を振り込めば、数字が形として残りますから、国は安心するんですね。その金額に応じて、税金を徴収できますから。でも、脱税も実は超簡単にできます。
 こんなこと、会社で働いていてはできません。
 でも、歴史を見る限り、税金取りすぎなんですよね、国って。だから、どうにかして、みんな誤魔化してきたんです。それが歴史です。だから、どんどん厳しい法律ができていったんです。これも歴史です。少し脱税するくらいがちょうどいいはずなんです。歴史の教科書を見る限りは。しかし、国は許さないんです。昔からそのいたちごっこが繰り返されたんですね。国がはじまった時なんか会社なんか一つもなかったんです。みんなそれぞれ好き勝手に好きに働いたわけです。その後、土地をたくさん持っている人が現れたでしょ。そして、農民に働かせたでしょ。そんな感じで始まったわけですよ。だから、国としては、とにかく会社で働いてもらいたいんです! わかりやすいから! 簡単に税金取れるから! 理由はもはやそれだけです。それ以外にお金の稼ぎ方を教えない理由はありません。でも本当は、もっと稼いでもらったほうがいいわけです。会社のお給料って本当に馬鹿みたいに安いんですよ。そんな税金よりも、どんどんしっかり自分で会社を作って働いてもらう方が、国力は上がるはずです。とも思うんですが、別に、お金は国は自分で印刷してますから、必要なお金は実はただ印刷すればいいんですね。だから、本当の本当は、みなさんから税金を徴収する意味もないんですが。。。とにかく、生活が厳しい、みたいな感じに、しておくのが、管理する上で、一番楽だと国が思っている可能性が高いです。やり方、あんまりうまくないと思うんですが、それでも日本はなんとかいい感じの国として、国際社会でもなんとか、ですが、やりくりしているわけです。
 そんなわけで、みなさんのお父さんお母さんたちは、どんどん会社で働いているわけです。ちょっと大変そうだとは思いませんか?
 でもそれが国の段取りなわけです。国が学校の先生です。みんな時間割通りに働き、そして、言われるがままに、給食費、雑費を払っている、みたいな感じです。
 
 僕はこれじゃいかんなと思っているんです。もっと、人々が室町時代のように、飛鳥時代のように、それこそ旧石器時代の時のように、ま、難しいことは難しいのはわかっていますが、できるだけ、好き勝手に、自分の思うままに、働き、お金を稼ぎ、生きていけたらと願っているんです。だからこそ、自分で、その、実践をやっているつもりです。
 僕は会社で働いたことがありません。バイトはしたことがあります。だから、正社員みたいな、経験がないってことです。
 作家、画家、音楽家、いのっちの電話相談員、畑で農業、釣りもします、とにかく、稼ぎ方が明らかではない、不明瞭な曖昧な人間なんです。
 どうしてそういう人生を歩んでいるのか、もうわかってきましたか? 
 そうです。わかりやすく働けという国に抵抗しているんです。歴史の教科書、中学生の時によく読んでましたから。とにかく好き勝手に生きよう、どうすればいいんだ、あ、そっか、まずは、この段取りを奪われてしまっている、お金の稼ぎ方についての段取りを覚えなくては。そう感じ、それを実践しているつもりです。
 昨年は、コロナで経済はぼろぼろでございました。しかし、僕の会社は過去最高益でした。理由は、世界と連動してないからです。つまり自立しているからです。と僕は思ってます。
 
 さて、それではみなさんはどんな自立の方法があるのか。そのための段取りとはなんなのか。少し具体的に次は考えてみることにしましょう。
 今回は少し長くなりましたが、もう休憩にしましょう。
 家に帰って、歴史の教科書もう一回読んで見てください。馬鹿みたいに、税金のことばかり書いてあることに気づくはずです笑。

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