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【2024年1月最新版】マカオ入境指南


2024年の初エントリーは旅行ネタです

皆さまあけましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いします。
仕事と全然関係ない話で今年最初のエントリーになりますが、年明けはマカオ→香港と滞在しておりまして、マカオの行き方の最新版を記そうかなと思いました。港珠澳大橋が出来てから、船旅が苦手だった方にとっても行きやすいデスティテーションになりました。同じようなことが書いてあるブログ等いくつかあるかと思いますが、日本語で読めるガイドがそんなに豊富ではないかなと思うので、自分の備忘も兼ねて書いておきます。

ざっくり行程と前提情報

今回は、「日本から航空機で香港国際空港に到着し、香港を経ずに直接マカオに向かう場合」の情報になります。その場合、ざっくり以下のような手順を踏みます。

  • 香港国際空港到着、降機

  • 乗り継ぎの澳門行きバスチケットを買い、バス乗り場に向かう

  • バスに乗り、港珠澳大橋を渡る

  • バスを降り、澳門のイミグレーションを通過

また、このレポートの前提情報として、以下があります。

  • 2024年1月2日の情報です。

  • 香港国際空港までは香港エクスプレスを利用しました。

  • 飛行機の預託手荷物はありませんでした(←これがデカそう)

それでは、マカオ入りまでを順を追ってご説明します。少しでも多くの方の旅の参考になれば幸いです。

香港国際空港にて①降機〜バスチケット売り場

今回は福岡空港から香港エクスプレスを利用して出かけました。UO601便は定刻15:50着ですが、15分ほど早着しました。到着はT1 Midfield Concourseとされている離れ小島の方で、地下の新交通みたいなのでT1本館に移動します。途中、T1の西側にある途中駅にも停まりますが、ここはスルーして終点の東側まで乗車します。
新交通を降りてエスカレーターで上に上がると、ターミナル1の到着フロアなわけですが、ここで澳門(または珠海)に行く場合は、「入境 Immigration 」ではなく「内地/澳門 Mainland/Macao」という標識に従います。黄色いバスと黄緑のフェリーのアイコンが目印です。
標識に従うと、T1のLevel5にあるフェリーチケットのカウンターに到着します。バスのチケットカウンターは、フェリー会社に隠れるようにして奥まったところにありますので、見落とさないようにしましょう。
今回利用したのはOne Bus(港澳一號)社。

しかも2024年1月は外国人旅客向けにバスチケットの無料キャンペーンをやっており、カウンターで無料でチケットを発券してもらいました。通常はここでHK$280での購入となるようです。
バスのチケットを購入する際は、搭乗券とパスポートの提示を求められます。そして、預託手荷物はあるか?と聞かれるので、今回はないと答えました。
この日はチケット購入時に15:50頃でしたが、今からなら16:30のバスに乗れるよ、と係員さん。結論、なかなか攻めたなという印象ですが、1人でサクサク動ける人にとってはありがたいです。逆に子供連れの家族などだともう少しゆとりが必要かもしれません。

香港国際空港にて②バスチケット売り場〜バス乗り場

バスのチケットを購入すると、係員さんがノートに日本語で書かれた「香港には入国しないでください」というメモを丁寧に示してくれました。間違ってイミグレに向かってしまう方が一定数いるのでしょう。
チケットを購入後、カウンターの裏手にある下りエスカレーターで、再度新交通の乗り場に向かいます。これはバス/フェリーが発着するSkypier行きです。

Skypier行きの新交通乗り場

新交通に乗って数分で到着します。上りエスカレーターに乗ると、船着き場が目の前に見えますが、バス乗り場はずっと右手奥になりますので進みましょう。

手前がフェリー乗り場、奥がバス乗り場

バスのチケットには16:30の発車に対して16:15までに待合室にいるようにとの記載があるのですが、この時点で16:07くらいでした。これが先に、結構攻めるなと書いた理由です。新交通の待ち時間もあり、サクサクロスなく進んでこれくらいでしたので、ゆとりが欲しい方にとってはちょっと焦るかもしれません。
バスの待合所に着きましたが、改札は準備ができたタイミングで係員から声がかかります。この日は結局16:20過ぎくらいに改札が始まり、バスは3分ほど遅れて16:33頃に動き出しました。

港珠澳大橋を渡りマカオ入境

香港国際空港を後にし、バスで長い長い港珠澳大橋を進みます。途中にうみほたるのような島→トンネルもあり、水上の旅はなかなかに楽しいものです。
橋を渡り終え、マカオ側のイミグレ施設に到着します。One Busのバスはここまで。車を降りると特に誘導もなくイミグレに向かうのですが、「抵澳」と書かれたゲートを目指しましょう。

とにかく巨大なマカオ入境施設

エスカレーターで上のフロアに移動すると、夥しい数のカウンターが並んだ入境審査エリアに入ります。Visitor向けのカウンターは、自動カウンターに登録してある人とそうでない人で並ぶレーンが違うので注意が必要です(パッと見分かりづらい)。香港に入境せずにマカオを目指す場合、日本を出てからここが最初のイミグレになります。これで、晴れてマカオ入り完了です!
余談ですがマカオのVISAはレシートのようなものを渡されて、うっかり落とすと大変なことになります。すぐにパスポートに貼れるように、3cmくらいにカットした両面テープを持参したいですね(いつも忘れます)。

注意点と、今回わかっていないこと

以上のような流れで、香港国際空港到着から香港を経ずにマカオに入れるわけですが、改めて大事なポイントは

  • 港珠澳大橋のマカオ入り口までイミグレは通らない(香港に入らない)

  • 受託荷物がなければ、航空機の到着の1時間後のバスなら十分乗れそう。

  • 航空機で受託荷物がある場合、バスのチケットカウンターでバゲージタグを渡し、バス乗り場のベルトコンベアーで再度受け取るという流れになるようです。ここは実際に体験していないのですが、明らかに人間が移動するだけより時間がかかると思われます。バスの発券時に係員さんが程よい時間を見てくれるのでしょうか。

といったところかと思います。

マカオ入境後は、ホテルのシャトルバスサービスや、路線バスの場合は101X/102Xでそれぞれの目的地に向かいましょう。とにかく施設が大きいので、自分のいく先がどこなのか探すのが若干苦労するかもしれません。宿泊先のホテルのシャトルバスサービスなど、事前に予習されておくことをお勧めします。マカオに入ると急にポルトガル語が増えて、無駄に混乱してしまいます。

それではみなさま良い旅を🎵

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