吹原さん

ポップンマッシュルームチキン野郎の吹原さんが旅に出てから１年が経ちました。

この１年はコロナ禍だったこともあり、変な１年でした。ここから先の１年はどうなるでしょう。自分はどうするでしょう。そもそも普通の１年て、どんな１年でしょう。なんか梅雨入るの早いし……自分は低気圧で頭痛くなったりはしないけど、湿度に気が滅入って体が重くなります。

吹原さんは２回、ご一緒させてもらいました。２０１９年の１月と、１２月。それぞれ二本立て公演だったので、作品としては４つです。

出演した芝居で忘れられるものなぞひとつもないけど(そういう感じしないってよく言われるけど、ほんと)、ポップンに出演した時のことも、忘れられません。

稽古場でゲラゲラ笑っている時も厳しい顔の時も険しい顔の時も、いつも明るいエネルギー放ってる人でした。売れる人ってやっぱりすごいなと思える人でした。

これやったらウケるかなー？どうかなー？と芝居のアイデアをみんなで揉んでいる時、「やろうやろう！やってみよう！やってみなきゃわかんない！演劇は社会実験だから！ガハハハ！」

と笑っている姿が、すごく印象に残っています。あんな場所にいられたのは、自分にとって大きかったし、登喜子さんと吹原さんには、感謝ばかりです。