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「三流」 長嶋一茂

皆さん、こんにちは。

今は、新幹線で移動中です。

とある場所に向かっております。

そんな中、携帯でピコピコし、Amazonに飛び、ひょんなことから2001年に読んだ本に辿りつきました。

それが

「三流」長嶋一茂

です。

2001年なので兄がプロ3年目で私が大学1年生の時です。

私的には、それなりに「松坂大輔の弟」を受け入れていたつもりでしたがこの本をとったということは、今思うと全然受け入れられていなかったのだと思います。

様々な話は下記の有料マガジンからご確認頂ければと思います。

具体的には、この連載12です。

都立篠崎高校という弱小高校から当時大学で3本の指に入るほどの強豪、法政大学野球部に入部。

当時の監督の山中正竹さんは、当時の主将に

まず法政大学野球部に入ってくるような高校出身ではないこと

松坂大輔の弟であること

この2点から「丁寧に接してやってほしい」と伝えてくれたそうです。

そんな対応をいただき、私は、主将の部屋子として、隣の部屋で1年間過ごさせて頂きました。

強豪校の経験はなかったですが強豪チームの経験はあったので礼儀作法などはそれなりにできるであろう。と思っていましたが、野球部の初日に同級生に注意されました。原因は、点呼の際の返事です。

学生コーチ「〇〇」

〇〇「はい‼️」

学生コーチ「松坂」

松坂「ういっす」

私は、この点呼終了後に〇〇など同級生に「恭平、あれはヤバいって」と注意され翌日からは

学生コーチ「松坂」

松坂「はい‼️」

となりました。

こんなことができていなかったほどなので弱小高校と超名門野球部には様々な差があり、全てに疲れていたのを覚えております。

上級生がいない日に上半身裸でバッティング練習をしていたこともありました。

それを上級生に見られ、翌朝の集合時に

「昨日裸でバッティングしてたやついたぞ」

と全員の前で言われ

私は「終わった」っと思いました。

しかし、主将は、

「ごめん🙏俺の部屋子や」

と穏便に済ませて頂いたのを今でも覚えております。

それでもチョイチョイやらかす松坂恭平。

集合

当時の法政大学野球部には

「集合」

なるものがありました。

この「集合」とは、上級生が下級生への愛の鉄拳制裁のイベントを指します。

私ども1年生は、このイベントに怯えながら過ごしておりました。(じゃあ、裸でバッティングとかするなよw)

私のほかにもう1人、感覚がズレている町田直也という土佐高校出身の同級生がおりまして、町田は、土佐高校でキャプテンだった人物なので礼儀作法は完璧でした。

しかし、変でした。

私どものオフ(練習休み)は、月曜日が多かったのですがギリギリまでわからないのです。(監督から落ちてきて、主将などが最終判断をする)

そこで町田は、当時の彼女との約束を確定したいために流石に監督には聞けないので、主将の部屋を訪れます。

コンコン!(ドア遠叩く音)

町田「1年の町田です!お伺いいたいことがあります!失礼します!」

主将「なんや?」

町田「あのぉ、明日はオフでしょうか?」

主将「...帰れ」

町田「は、はい」

私は、部屋子なので隣の部屋におりましたが「終わった」と思いました。

それから2週間後、ついにそのイベントは開催されました。

イベント直後に、私は、寮の屋上に行き「俺、寮まで入って何しに来たんだろう」と涙目で黄昏ていたことを今でも覚えております。

三流

はい。そこで三流と何が関係あるのか?

というところですが、「松坂大輔の弟」、弱小高校から超名門の「カルチャーショック」から私は、なんとも言えない気持ちになっており、そこで本屋で出会ったのがこの三流なわけです。

この三流。

長嶋一茂さんの人生が描かれており、長嶋茂雄を父に持つ長嶋一茂。松坂大輔を兄に持つ松坂恭平。

ちょっとレベルが違って、「俺、全然マシじゃん」とすごく勇気をもらいました。

今は病気が治ったかどうかはわかりませんが、まぁまぁ、壮絶というかすごいです。

普段、破天荒な感じで天然キャラ全開の長嶋一茂さん。

裏では色々あります。

そりゃ、あるよな。偉大すぎるもん。普通のメンタルじゃもたないよ。

ご興味がある方は、Amazonで買ったり、Amazonのレビューみたりしてみてください。

ということで今日は、長嶋一茂さんの三流にまつわる私の想いでした(笑)

長嶋一茂さんで「三流」。俺は何流だー(笑)

最後に。(大切です、毎回言います)
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読了ありがとうございました。


松坂恭平





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