見出し画像

【2020ドラフト会議】なぜに田澤純一選手は指名されなかったのか?をちょっとだけ考える。

皆様、ご無沙汰しております。

毎日noteから週間noteくらいになり、更には、たまにnoteになりました。

継続って難しいですね。

継続は力なり。というか継続こそが力なり。だと思っているのですがなかなかできない。

私のnoteの挫折話しは置いておきまして、今日は、2020年ドラフト会議の指名漏れした田澤純一選手のお話を少々。

そもそもなんでドラフト対象選手なんだよ(笑)って話しもありますが、色々なことが関係してそうですよね。

まず、田澤純一選手の物語の振り返りです。

田澤純一(たざわ じゅんいち)
1986年6月6日生まれ(34歳)
横浜商科大学高等学校‐新日本石油‐ボストン・レッドソックス(MLB)‐マイアミ・マーリンズ‐デトロイト・タイガース‐ロサンゼルス・エンゼルス‐シカゴ・カブス‐シンシナティ・レッズ

MLBだけでも6球団を渡り歩く。

この経験だけでも価値がありそうな気がしますが。経験値で無形資産となるので価値の計算は難しいですが「経験はお金では買えない」とはよく言うので価値はありそうですよね。

落合博満さんも同じことを言っております。

チームには新陳代謝が欠かせず、その中ですべての選手に等しくチャンスを与えるのは不可能だ。それでも、厳しい勝負を制するために必要なのは経験値であり、それを考慮した上でチームを編成するべきだと落合は説く。
「表現はよくないけど、スーパールーキーは金で買える。でも、経験は決して金では買えない」

ですが田澤純一選手には切っても切れない出来事があります。

それは「田澤問題」です。

2008年9月11日、記者会見でメジャーリーグ挑戦の意思を表明。同時に日本プロ野球(NPB)の12球団宛にドラフト指名を見送るよう求める文書を送付した。日本球団からのドラフト上位指名が確実視される選手が日本球界入りを拒否しメジャーリーグ挑戦を表明したことは「田澤問題」として日本プロ野球のドラフト制度に問題を提起した。

従来、NPB/MLB間には、互いの国のドラフト候補選手とは交渉しないという紳士協定があったが、田澤のようにアマチュア選手本人がメジャー挑戦を希望しているにも関わらず、これを阻害することは職業選択の自由に反するため、この例外となった。一方で、日本球界側からは田澤に続いて有力アマチュア選手が直接メジャーリーグに行く様になることで、ドラフト制度の崩壊を懸念する声も挙がった。

この結果、日本のプロ野球のドラフト指名を拒否して、海外のプロ野球球団と契約した選手は、海外球団を退団した後も一定期間(大卒・社会人は2年間、高卒選手は3年間)は、NPB所属球団と契約できないとする12球団の申し合わせ事項(いわゆる田沢ルール)が設けられた。

ウィキペディア参照

当時は、相当騒がれました。なんせドラフト1位を確実視されていたので。(しかも前年もドラフト1位候補でENEOSに残留)

実は、MLB初年度から弊社の契約選手でもありました。ですので田澤純一選手への思い入れのバイアスは相当あります。(ですので内容も田澤派の内容ですw)

「田澤問題」「田澤ルール」当時から議論が絶えなかったですが、12年の時を経て、この田澤ルールが撤廃されました。

2020年9月7日、NPBが臨時代表者会議で申し合わせ事項の廃止と、それに代わる新たなルールも作らないことを決定した。これにより、10月26日に予定されているドラフト会議で、田澤も指名対象となった。しかし、どの球団も田澤を指名しなかった。

ウィキペディア参照

ルールが撤廃されて、ドラフト会議の指名対象選手になったものの、指名されず。

野球ファンからしたら「???」的な感じで拍子抜けだったと思います。

冷静な視点で見ると独立リーグで防御率が3点台後半だったこと。

球速が140km台後半ではあるものの奪三振が少なかったこと。

防御率に関しては、NPBの守備力をもってすれば捕れる打球なども多いだろうことから、あまり参考にならないと思います。イニングも16イニングしか投げていないわけで。ただ奪三振に関しては、ストライクゾーンがNPBよりも若干広い独立リーグでは、物足りなさもあると思います。ですが松坂大輔選手もそうですが歳を重ねてのピッチングスタイルの変化はあると思うので奪三振も実はそこまで参考にならないのでは。

では、何を参考にするか。

単純な実力と人気なのかなと。

NPBもビジネスなので①チームとしての勝つための戦力、と➁商業的な戦力の2つがあると思います。(経験値の無形資産は、選手のスキルアップに使われ結果としてチームが勝つために還元されるので、前者の①の勝つための戦力に含まれる)

そうなると経験値の無形資産として、①だけでも獲得する価値もありそう。

➁は、社会人のトップ選手ではあったもののアマチュア界でのスターでは無かったためにちょっと物足りなさはあるかも知れません。集客やグッズが売れるのか?

➁に関しては、ちょっと乱暴ですがGoogleトレンドの検索数で今回のドラフト1位選手と比較してみます。

過去90日間での比較

田澤ルール撤廃日のボリュームが大きいために平均値を押し上げていますが直前の話題もドラフト1位の選手達に比べても田澤選手の方が上になります。

画像2

過去5年間

ここでは、MLBで活躍していた田澤選手が圧勝です。

画像1

つまりは、今回のドラフトでは話題性としては、間違いなく田澤純一選手が一番であったと言えるでしょう。

となると、①も②も悪くない。

なぜに指名されなかったのか。

仕返しかはどうかはちょっと難しいですが、笠原将生さんが勘ぐっているのは、ゼロではない気がします。

が、これはアンタッチャブルな世界かも知れません。

ここに入り込むと、、、

個人的には、NPBで投げる田澤純一選手が本当に観たかったです。

残念。

でもこれからの田澤純一選手を陰ながら応援させて頂きます。

画像3

写真:2013年、BOSTONで。

『Never too late-人生に遅すぎることはない-』

日々精進

最後に。(大切です、毎回言います)
noteを読んだよという方が周りに増えてきたのですが、気がつけばハート(スキ)とかが増えません...モチベーションに繋がるので、ウェブで読んでる方は右下、左下にある♡をタップ、アプリで読んでる方は「♡スキ」と最後にあるので同じくタップお願いします。

読了ありがとうございました。

note継続途切れました/268記事目

日々感じたことの発信
https://twitter.com/kyohei1982

Under Armourや訪れた場所のPicが中心
https://www.instagram.com/kyohei_matsuzaka_1982






宜しければサポートをお願い致します。頂いたサポートは、やはり、僕は野球に育ててもらったので野球界への還元を行いたいと思います。今は、漠然としていますが「何をしたか」は必ずnoteで報告させて頂きます。何卒宜しくお願い致します。